株式会社ビーアンドピーの決算が発表されました！2023年10月期の業績は、売上高が前年同期比23.0%増加の7億4910万3千円、経常利益が178.5%増加の9,838万8千円と好調な結果となりました。
企業情報
企業名: 株式会社ビーアンドピー
証券コード: 78040
決算期: 10月期
株式会社ビーアンドピーの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社ビーアンドピーの決算日は10月31日です。毎年11月に第1四半期の決算発表、1月に通期決算を発表しています。
主な事業
株式会社ビーアンドピーは、インクジェットプリントを主力とするセールスプロモーション事業を展開しています。商業施設やイベントなどで使用される販促物の企画・制作・販売を行っています。近年はAR(拡張現実)を使ったサービスや、オーダーグッズ制作、環境配慮素材の提案など、新しい商材も開発しています。
今期の業績と利益率は？
2023年10月期の業績は好調で、売上高は7億4910万3千円、営業利益は9,797万1千円と大幅な増加となりました。営業利益率は13.0%と高い水準を維持しています。新型コロナの影響が和らぎ、商業施設やイベントの需要が回復したことが増収につながりました。
売上・利益の推移
ここ数年の売上高と利益の推移を見ると、2022年10月期は売上高4億5334万7千円、経常利益3,000万1千円でしたが、2023年10月期は売上高7億4910万3千円、経常利益9,838万8千円と大幅な増収増益となっています。コロナ禍からの回復により、売上、利益ともに好調な推移を示しています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社ビーアンドピーは個別決算を行っているため、四半期連結貸借対照表は作成していません。個別の四半期貸借対照表を確認すると、資産、負債、純資産の各項目の推移が把握できます。
資産の部
当第1四半期末の資産合計は35億5747万5千円で、前事業年度末比2億2950万3千円減少しています。主な要因は、現金及び預金の減少1億0993万5千円、売掛金の減少2億0326万円などです。
負債の部
当第1四半期末の負債合計は4億6809万1千円で、前事業年度末比1億9800万2千円減少しています。主な要因は、買掛金の減少7,035万1千円、未払法人税等の減少8,124万7千円などです。
純資産の部
当第1四半期末の純資産合計は30億8938万4千円で、前事業年度末比3,148万8千円減少しています。主な要因は、剰余金の配当9,824万2千円によるものです。
ROAとROE
株式会社ビーアンドピーのROA(総資産利益率)は2.4%、ROE(自己資本利益率)は2.2%となっています。前年同期と比べROAは0.8ポイント、ROEは0.6ポイント上昇しており、収益力の向上が見られます。これは売上高や利益の増加による自己資本の効率的な運用が寄与しているものと考えられます。
キャッシュフロー
株式会社ビーアンドピーは四半期キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、詳細な情報は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは黒字を維持していると考えられます。財務体質も安定しているため、今後の事業投資やM&A、配当など、柔軟な資金活用が期待できます。
配当の支払額
株式会社ビーアンドピーは、2023年10月期の期末配当金を1株当たり43円と発表しました。前期比9円増配となっており、株主還元に積極的な姿勢がうかがえます。今後の業績改善に合わせて、配当の拡大が期待されます。
今後の展望
株式会社ビーアンドピーは、中期経営計画で2026年10月期の売上高50億円、営業利益7億5千万円を目標としています。コロナ禍からの回復基調を維持し、主力のインクジェットプリントの販売拡大に加え、AR活用サービスやオーダーグッズ制作など新事業の強化により、着実な成長が期待できます。環境配慮素材の提案など、SDGsへの取り組みも積極的に行っています。
編集部のまとめ
株式会社ビーアンドピーの2023年10月期決算は、売上高、利益ともに大幅な増加となりました。コロナ禍からの回復と新事業の推進により、業績は順調に推移しています。今後も、インクジェットプリントの拡大とAR活用サービスやオーダーグッズ制作などの新事業の伸長が期待されます。株主還元にも積極的で、配当の増加も注目されます。中期的な成長に向けて、着実に歩みを進めている企業といえるでしょう。
株式会社ビーアンドピーの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ビーアンドピーの決算日は10月31日で、毎年11月に第1四半期の決算を、1月に通期決算を発表しています。2023年10月期の期末配当金は1株当たり43円と前期比9円増配となり、株主還元に積極的に取り組んでいる様子が伺えます。今後も中期経営計画に沿った着実な成長が期待されます。
