株式会社幸和製作所の第38期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

医療・福祉
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株式会社幸和製作所の決算が発表されました。介護用品や福祉用具の製造販売を手掛ける同社は、新型歩行車の販売好調や業務効率化などにより、前年同期比で売上高や営業利益、親会社株主に帰属する純利益が増加しました。今後も既存事業の変革と拡大、業務の効率化、ブランド価値の再設計に取り組み、さらなる業績向上が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社幸和製作所
証券コード: 78070
決算期: 2024年2月期

株式会社幸和製作所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社幸和製作所は、毎年3月1日から2月末日までを事業年度としています。今回の決算は2024年2月期の第1四半期(2024年3月1日~2024年5月31日)の業績となります。

主な事業

株式会社幸和製作所は、介護用品や福祉用具の製造・販売を中心とした事業を展開しています。具体的には、歩行関連商品(歩行車、シルバーカー、杖)、入浴関連商品、食事関連商品、排泄関連商品など、高齢者や障がい者の方々の生活をサポートする様々な製品を製造・販売しています。また、介護サービス事業やEC事業にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期(2024年3月1日~2024年5月31日)の業績は、売上高が17億25百万円(前年同期比0.9%減)、営業利益が2億98百万円(前年同期比10.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2億25百万円(前年同期比7.7%増)となりました。歩行関連商品の出荷が堅調に推移したことなどが業績に貢献しています。

売上・利益の推移

株式会社幸和製作所は、近年、売上高と営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が増加傾向にあります。新型歩行車の発売や既存事業の強化、業務効率化などにより、引き続き増収増益を実現しています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社幸和製作所の四半期連結貸借対照表では、総資産が51億70百万円となり、前期末比3億53百万円増加しました。資産の部では現金及び預金や受取手形及び売掛金が増加し、負債の部では支払手形及び買掛金や短期借入金が増加しています。純資産は27億40百万円と、前期末より2億62百万円増加しました。

資産の部

流動資産は36億11百万円と前期末比3億17百万円増加しました。現金及び預金が1億64百万円、受取手形及び売掛金が2億19百万円増加しました。固定資産は15億58百万円と前期末比36百万円増加しました。有形固定資産のその他が16百万円、投資有価証券が25百万円増加しています。

負債の部

流動負債は21億60百万円と前期末比1億25百万円増加しました。支払手形及び買掛金が71百万円、短期借入金が1億40百万円増加しました。固定負債は2億69百万円と前期末比33百万円減少しました。リース債務が22百万円、長期借入金が18百万円減少しています。

純資産の部

純資産は27億40百万円と前期末比2億62百万円増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益が2億25百万円計上されたことや、為替換算調整勘定が44百万円増加したことなどが要因です。

ROAとROE

株式会社幸和製作所のROA(総資産利益率)は5.6%、ROE(自己資本利益率)は8.2%となっています。前年同期比では、ROAは0.2ポイント低下、ROEは0.1ポイント上昇しました。製品の販売好調により売上が増加した一方で、原材料価格高騰の影響などから収益性が若干低下したことが要因です。今後は、収益性の改善に向けた取り組みが重要になると考えられます。

キャッシュフロー

株式会社幸和製作所の営業活動によるキャッシュ・フローは1億92百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは27百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは1億円のマイナスとなりました。営業活動によるキャッシュ・フローの増加は、税金等調整前四半期純利益の計上などが寄与しています。一方で、設備投資などの投資活動やリース債務の返済などの財務活動によるキャッシュ・アウトが発生しています。

配当の支払額

株式会社幸和製作所は、2024年4月12日開催の取締役会において、1株当たり11円の期末配当を実施することを決議しました。前期の年間配当金は20円(うち期末配当10円)でしたので、今期は1円増配となっています。安定的な配当実施により、株主への利益還元を行っています。

今後の展望

株式会社幸和製作所は、新中期経営計画において「既存事業の変革と拡大」「業務の効率化」「ブランド価値の再設計」を掲げています。新型歩行車の発売や製品ラインナップの強化、ロボット技術の活用など、さらなる事業拡大と収益力の向上に取り組んでいきます。また、人材確保や労働環境の整備など、経営基盤の強化にも注力しています。これらの施策を通じ、持続的な成長を目指していくと期待されます。

編集部のまとめ

株式会社幸和製作所は、介護用品や福祉用具の製造・販売を中心に事業を展開する企業です。当第1四半期の業績は売上高、利益ともに前年同期を上回り、堅調な推移となりました。今後は新製品の投入や業務効率化、ブランド価値の向上などに注力し、さらなる成長を目指していくと見られます。同社は高齢化社会を支える重要な存在であり、今後の動向に注目が集まります。

株式会社幸和製作所の決算日や配当についてまとめました。

株式会社幸和製作所の決算日は毎年3月1日から2月末日までの1年間となっています。今回発表された決算は2024年2月期第1四半期(2024年3月1日~2024年5月31日)の業績です。同社は1株当たり11円の期末配当を実施することを決議しました。安定的な配当政策により、株主への利益還元を行っています。

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