前田工繊株式会社の第52期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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前田工繊株式会社(証券コード: 78210)の2023年12月期第2四半期の決算が発表されました。営業利益が過去最高を記録するなど、好調な業績を収めています。

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企業情報

企業名: 前田工繊株式会社
証券コード: 78210
決算期: 6月

前田工繊株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

前田工繊株式会社は、6月を決算期とする企業です。第2四半期決算は12月31日、通期決算は6月30日に行われます。

主な事業

前田工繊株式会社は、「ソーシャルインフラ事業」と「インダストリーインフラ事業」の2つの事業を展開しています。ソーシャルインフラ事業では、公共工事向けの製品や不織布製品を製造・販売しています。インダストリーインフラ事業では、自動車用鍛造ホイールやワイピングクロスなどの産業資材を手がけています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第2四半期の業績は売上高が28,441百万円(前年同期比16.2%増)、営業利益が5,661百万円(同41.7%増)と好調でした。特に営業利益は過去最高を記録しており、営業利益率は19.9%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

直近の業績推移を見ると、2023年6月期の売上高が50,204百万円、営業利益が8,690百万円と、いずれも過去最高を更新しました。2024年6月期は更なる成長を目指しており、売上高540億円、営業利益101億円を見込んでいます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末の四半期連結貸借対照表では、資産合計が76,072百万円となり、前期末から1,250百万円増加しました。また、負債合計が29,755百万円と1,636百万円減少し、純資産合計は46,316百万円と2,886百万円増加しました。

資産の部

流動資産は46,665百万円と前期末から4,307百万円増加しました。現金及び預金が3,695百万円増加したことなどが主な要因です。一方、固定資産は29,406百万円と3,057百万円減少しました。

負債の部

流動負債は23,527百万円と1,460百万円減少しました。短期借入金が減少したことなどが主な要因です。固定負債は6,227百万円と175百万円減少しました。

純資産の部

純資産合計は46,316百万円と2,886百万円増加しました。利益剰余金が3,335百万円増加したことが主な要因です。

ROAとROE

直近の実績を見ると、ROA(総資産経常利益率)は7.2%、ROE(自己資本利益率)は11.3%と、ともに良好な水準を維持しています。これは、経営の効率性が高く、株主への還元力も強いことを示しています。

キャッシュフロー

2023年12月期第2四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが4,981百万円の収入となり、前年同期に比べて大幅に改善しました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは1,036百万円の収入、財務活動によるキャッシュ・フローは2,264百万円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物は前期末比25.4%増の18,261百万円となりました。

配当の支払額

2023年6月期の年間配当金は28円(中間配当14円、期末配当14円)でした。2024年6月期は中間配当が20円、期末配当が未定となっています。配当性向は16.5%と、株主還元にも力を入れています。

今後の展望

前田工繊株式会社は、2024年6月期から2027年6月期までの新中期経営計画「グローバルビジョン∞『PART Ⅱ』」を策定しました。この計画では、2027年6月期に売上高700億円、営業利益120億円を目指しています。M&Aや海外事業の強化に加え、生産能力の増強にも注力し、持続的な成長を目指します。

編集部のまとめ

前田工繊株式会社は、ソーシャルインフラ事業とインダストリーインフラ事業の2つの事業を展開する企業です。2023年12月期第2四半期は過去最高の営業利益を記録するなど、好調な業績を収めています。今後も積極的なM&Aや海外展開を進め、中期経営計画の目標達成を目指します。

前田工繊株式会社の決算日や配当についてまとめました。

前田工繊株式会社は6月決算の企業で、第2四半期決算は12月31日、通期決算は6月30日に行われます。直近の配当実績は年間28円(中間14円、期末14円)で、2024年6月期の中間配当は20円と、株主還元も充実しています。

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