株式会社アイフィスジャパンの第30期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

印刷・事務機器関連
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社アイフィスジャパンの2024年第1四半期の決算が発表されました。売上高1,406百万円経常利益196百万円親会社株主に帰属する四半期純利益131百万円と、前年同期と比べて減収減益となりましたが、堅調な企業業績を維持しています。売上高の減少の主因は、開示情報を活用したWebサービスの開発案件の減少があったものの、投資信託市場の好調を受けてファンドディスクロージャー事業が伸長したことなどがプラスに寄与しました。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社アイフィスジャパン
証券コード: E05512
決算期: 12月

株式会社アイフィスジャパンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アイフィスジャパンの決算日は12月31日となっています。そのため、今回の決算は2024年1月1日から3月31日までの第1四半期の業績報告となります。

主な事業

株式会社アイフィスジャパンは、投資情報事業ドキュメントソリューション事業ファンドディスクロージャー事業ITソリューション事業の4つの事業を展開しています。投資情報事業では、金融市場のデータを活用したWebサービスの提供や、EDINET経由の開示情報の検索サービスを行っています。ドキュメントソリューション事業では、生命保険関連の印刷・部流サービスを提供しています。ファンドディスクロージャー事業では、投資信託の金融ドキュメントの印刷・管理サービスを行っています。ITソリューション事業では、証券系やHRシステムなどの受託開発を手がけています。

今期の業績と利益率は?

当期の業績は、売上高1,406百万円営業利益195百万円経常利益196百万円四半期純利益131百万円となりました。売上高は前年同期比10.1%減、営業利益は同28.3%減、経常利益は同28.1%減、四半期純利益は同32.5%減と、減収減益となりました。ただし、利益率は営業利益率13.9%経常利益率14.0%四半期純利益率9.3%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去1年間の売上高は5,554百万円、経常利益は448百万円、当期純利益は452百万円となっています。今期第1四半期の業績は前年同期比で減少したものの、通期では前年度並みの業績を見込んでいるようです。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の資産合計は6,240百万円で、前期末比48百万円の増加となっています。主な増加要因は、売掛金などの流動資産が11百万円増加したことと、有形固定資産や投資その他の資産が合計37百万円増加したことです。一方、負債合計は864百万円で、前期末比92百万円の増加となりました。主な要因は、賞与引当金の増加と買掛金の増加です。純資産は5,376百万円と、前期末比43百万円の減少となりました。

資産の部

資産の部では、現金及び預金5,081百万円売掛金472百万円など、流動資産が5,607百万円で全体の90%を占めています。固定資産は633百万円で、内訳は有形固定資産の134百万円、無形固定資産の215百万円、投資その他の資産の283百万円となっています。

負債の部

負債の部では、買掛金214百万円未払法人税等86百万円賞与引当金68百万円などの流動負債が731百万円となっています。固定負債は132百万円で、退職給付に係る負債などが含まれます。

純資産の部

純資産の部は、資本金382百万円資本剰余金438百万円利益剰余金4,621百万円となっており、自己資本比率は86.1%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産当期純利益率)は2.1%、ROE(自己資本当期純利益率)は2.4%となりました。前年同期と比べて低下していますが、依然として高い水準を維持しています。これは、売上高の減少により純利益が減少したものの、業界トップクラスの高い収益性を示しています。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが165百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが24百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが151百万円のマイナスとなっています。営業活動によるキャッシュ・インフローの減少は、売上債権の増加などが影響しています。一方で、設備投資や配当金の支払いなどにより、投資活動及び財務活動によるキャッシュ・アウトフローが発生しています。

配当の支払額

当第1四半期では、1株当たり18.5円の期末配当を実施しました。この配当水準は、前期と同額となっています。株主還元に積極的に取り組んでいることがうかがえます。

今後の展望

今後の経済環境は依然として不透明ですが、当社は金融市場の活性化にともなう新たな需要の取り込みや、ドキュメントソリューション事業の回復、投資信託市場の成長に合わせたファンドディスクロージャー事業の伸長などにより、通期では前年並みの業績を確保できるものと見込んでいます。また、先行投資を行った新サービスの本格化による新たな収益獲得も期待されます。

編集部のまとめ

株式会社アイフィスジャパンは、投資情報やファンド関連のドキュメントソリューションなど、金融市場に密接に関連した事業を展開しており、堅調な業績を維持してきました。当第1四半期の業績は減収減益となったものの、高い収益性を維持しており、今後の成長に期待が膨らみます。また、株主還元にも積極的で、株主の皆さまにも好感を持たれている企業といえるでしょう。

株式会社アイフィスジャパンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アイフィスジャパンの決算日は12月31日で、第1四半期の決算発表は2024年5月14日でした。一方で、配当については1株当たり18.5円の期末配当を実施しており、安定した株主還元を行っていることがわかります。今後の業績にも期待が高まる企業といえるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました