カワセコンピュータサプライ株式会社の第69期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

カワセコンピュータサプライ株式会社(E02459)の直近の四半期決算報告書が公開されました。この企業は、主にビジネスフォームと情報処理の二つの事業を展開しており、最新の決算情報からは業績を維持しながらも一部で厳しい状況が続いていることがうかがえます。今後の更なる経営改善に期待が寄せられます。

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企業情報

企業名: カワセコンピュータサプライ株式会社
証券コード: 78510
決算期: 3月

カワセコンピュータサプライ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

カワセコンピュータサプライ株式会社の決算日は3月31日で、四半期決算の報告は2月14日に行われています。通期の決算と株主総会は6月下旬に開催されます。

主な事業

カワセコンピュータサプライ株式会社は、ビジネスフォーム事業情報処理事業の2つの事業を展開しています。ビジネスフォーム事業では、企業や官公庁向けの各種帳票やレシートなどの印刷物を製造・販売しており、情報処理事業ではデータ入力やシステム開発、BPО(ビジネスプロセスアウトソーシング)などを手がけています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の売上高は19億50百万円と前年同期比3.3%の増収となりました。一方で、原材料高や物流コスト高の影響もあり、経常損失は3百万円、四半期純損失は6百万円となり、前年同期の利益から大幅な減益となっています。

売上・利益の推移

直近3年間の業績推移を見ると、売上高は高止まり傾向にあるものの、利益面では厳しい状況が続いています。前期は独占禁止法違反が判明したことから特別損失を計上し、純損失に転じましたが、当期も原価率上昇の影響から経常損失、純損失となりました。収益性の改善が課題となっています。

四半期連結貸借対照表について

カワセコンピュータサプライ株式会社は非連結決算を行っているため、四半期貸借対照表も非連結ベースで作成されています。

資産の部

当第3四半期会計期間末の資産合計は34億84百万円と、前事業年度末から2億39百万円減少しています。流動資産は現金・預金や売掛金の減少などから17億55百万円に減少し、固定資産は投資有価証券の増加などから17億28百万円に増加しています。

負債の部

負債合計は11億11百万円と、前事業年度末から2億20百万円減少しています。これは主に買掛金の減少や独占禁止法関連損失引当金の取り崩しなどによるものです。

純資産の部

純資産は23億72百万円と、前事業年度末から18百万円減少しています。自己株式の取得などがあったものの、その他有価証券評価差額金の増加により、自己資本比率は68.1%と高い水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前年同期の0.6%から-0.2%に悪化し、ROE(自己資本利益率)も前年同期の1.4%から-0.3%と大幅に低下しました。これは主に原価高騰による利益の減少が影響しています。経営効率の改善とともに、収益力の向上が課題となっています。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローの状況は四半期連結キャッシュ・フロー計算書が開示されていないため不明ですが、営業活動によるキャッシュ・フローが悪化傾向にあるため、財務体質の改善に向けた取り組みが重要と考えられます。

配当の支払額

当期の期末配当は1株当たり3円を予定しています。前期と同水準の配当を維持し、株主還元に努めています。今後も安定配当を継続していくことが期待されます。

今後の展望

原材料価格高騰や物流コスト上昇などの厳しい経営環境が続く中、同社は新規案件の受注拡大や生産性向上に取り組むほか、原材料購買の見直しなどによる収益性の改善に努めていく方針です。デジタル化の進展に伴う需要変化にも柔軟に対応し、企業価値の向上を目指していきます。

編集部のまとめ

カワセコンピュータサプライ株式会社は、ビジネスフォームと情報処理の2事業を展開する老舗企業ですが、直近の業績は原価高騰の影響を受けて減益傾向にあります。一方で、自己資本比率が高く、財務基盤は強固に維持されています。今後は収益性の改善と持続的な成長に向けた取り組みが期待されます。

カワセコンピュータサプライ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

カワセコンピュータサプライ株式会社の決算日は3月31日で、四半期決算は2月14日に行われます。配当は1株当たり3円を予定しており、株主還元にも力を入れています。今後の業績回復に期待が寄せられる企業といえるでしょう。

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