株式会社平賀の最新決算をご紹介します。同社は小売業界向けの販促支援サービスを提供する企業で、新規顧客開拓や既存顧客への新商材提案を効果的に行い、売上高は10.3%増加し、利益も増加基調にあります。
企業情報
企業名: 株式会社平賀
証券コード: 78630
決算期: 2023年3月31日
株式会社平賀の決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社平賀の決算日は3月31日で、四半期決算は2月9日に発表しています。
主な事業
株式会社平賀は、主に小売業界向けの販促支援サービスを提供しています。具体的には、販促物の制作・出稿、マーケティングデータ分析に基づくターゲット別の販促手法の提案、効果検証サービスなど、小売企業の販促活動を幅広くサポートしています。この販促支援ノウハウを活かし、小売企業の課題解決に貢献しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の業績は好調で、売上高は75億57百万円と前年同期比10.3%増となりました。利益面でも、経常利益が4億61百万円と4.9%増と堅調に推移しています。付加価値の高いサービスの提案や生産性向上の取り組みが奏功し、利益率の改善につながっています。
売上・利益の推移
過去3年の売上高は9,010百万円(2023年3月期)、6,850百万円(2022年3月期)、7,557百万円(2023年12月期第3四半期)と推移しています。利益面では、経常利益は461百万円(2023年12月期第3四半期)、440百万円(2022年12月期第3四半期)、523百万円(2023年3月期)となっており、安定した収益力を維持しています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社平賀の直近の貸借対照表は、総資産が73億15百万円と前期末から7億29百万円増加しています。
資産の部
流動資産は43億30百万円と前期末から3億38百万円増加しており、現金及び預金が減少したものの、受取手形・売掛金等が増加しています。固定資産は29億85百万円と前期末から3億90百万円増加しており、有形固定資産や投資有価証券が増加しています。
負債の部
流動負債は27億21百万円と前期末から3億37百万円増加しており、支払手形・買掛金や電子記録債務が増加しています。固定負債は8億74百万円と前期末から40百万円増加しています。
純資産の部
純資産は37億20百万円と前期末から3億50百万円増加しており、利益剰余金やその他有価証券評価差額金が増加しています。
ROAとROE
ROAは直近の2023年3月期実績で7.9%となっており、ROEも15.5%と、良好な収益性を示しています。付加価値の高いサービスの提案や生産性向上の取り組みにより、収益性を高めています。
キャッシュフロー
当第3四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが2億94百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが2億56百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが1億34百万円のマイナスとなっています。設備投資や自己株式の取得などに資金を振り向けつつ、営業活動によるキャッシュ・インは安定して推移しています。
配当の支払額
株式会社平賀は、2023年6月に1株当たり30円の期末配当を実施しました。安定的な配当政策のもと、株主還元にも積極的に取り組んでいます。
今後の展望
株式会社平賀は、「小売流通の今日を見つめ、明日をデザインする」をミッションに掲げ、小売企業の課題解決に邁進しています。デジタル化やESG経営などの新しい流れに合わせて、付加価値の高いサービスの提供を通じて、更なる成長を目指しています。今後も、小売の経営課題を解決し、収益の増加と新たな挑戦による持続的な成長を実現していくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社平賀は、小売業界向けの販促支援サービスを提供する企業で、新規開拓や既存顧客への新商材提案などに注力し、売上高と経常利益を伸ばしていることがわかりました。また、生産性向上や設備投資にも積極的に取り組み、収益性の向上にも成功しています。今後も、小売企業の課題解決に貢献し、持続的な成長を目指していくことが期待されます。
株式会社平賀の決算日や配当についてまとめました。
株式会社平賀の決算日は3月31日で、四半期決算は2月9日に発表しています。また、2023年6月には1株当たり30円の期末配当を実施するなど、株主還元にも積極的に取り組んでいます。今後も小売企業の課題解決に貢献し、持続的な成長を目指していくことが期待されます。