株式会社タカラトミーの第73期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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タカラトミー決算レポート!2023年12月期第3四半期の業績が好調ですね。子どもから大人まで幅広い層にヒットする人気商品の発売や、デジタルコンテンツの成長などが成果を出しています。本記事では、タカラトミーの最新決算内容をわかりやすく解説していきます。

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企業情報

企業名: 株式会社タカラトミー
証券コード: E02450
決算期: 3月期

株式会社タカラトミーの決算日・決算時期(スケジュール)は?

タカラトミーの決算日は3月31日です。決算発表は例年5月頃に行われ、株主総会は6月に開催されます。内容としては、年間の業績報告や次期の経営方針などが発表されます。

主な事業

タカラトミーは、玩具事業を中心に、デジタル事業小売事業などを展開しています。人気キャラクターを使った玩具の開発・製造・販売が主力事業で、「トミカ」「プラレール」「ベイブレード」などのロングセラー商品を擁しています。また、スマートフォンアプリやオンラインゲーム、カプセル玩具の事業も行っており、事業領域を拡大しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の売上高は160,251百万円と前年同期比で7.7%増と好調に推移しました。営業利益は17,267百万円32.3%増と大幅な増益となりました。主力の玩具事業が順調に推移し、デジタル事業やグループ会社の業績も伸びたことが要因です。利益率も10.8%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

直近3期の売上高と営業利益の推移をみると、2022年3月期187,297百万円の売上高12,043百万円の営業利益でしたが、2023年3月期は売上高が若干減少したものの、営業利益は12,166百万円と増益に転じています。そして、今期第3四半期では、前年同期比で売上高7.7%増営業利益32.3%増と大幅な伸びを示しています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計は162,007百万円となっています。前期末から2,488百万円増加しており、流動資産が増加したことが主な要因です。一方、負債合計は66,582百万円と前期末から5,770百万円減少しています。これらの結果、純資産は95,425百万円と前期末比で8,257百万円増加しました。

資産の部

資産の部では、流動資産が115,320百万円と前期末から3,656百万円増加しました。これは受取手形及び売掛金商品及び製品の増加によるものです。一方、固定資産は46,686百万円と1,168百万円減少しており、無形固定資産有形固定資産が減少しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が52,726百万円と前期末から330百万円減少しました。支払手形及び買掛金未払費用が増加した一方で、短期借入金が減少したためです。固定負債は13,855百万円と5,439百万円減少しており、長期借入金リース債務が減少しています。

純資産の部

純資産の部では、95,425百万円と前期末から8,257百万円増加しました。これは、利益剰余金為替換算調整勘定の増加によるものです。自己資本比率は58.9%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

タカラトミーのROA(総資産利益率)は6.5%、ROE(自己資本利益率)は10.4%となっています。前年同期と比較して、ROAは0.9ポイント、ROEは1.5ポイントそれぞれ増加しており、企業価値向上に向けた収益性の改善が進んでいることがわかります。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが13,300百万円の収入超過となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは3,406百万円の支出超過、財務活動によるキャッシュ・フローは12,141百万円の支出超過となっています。全体としては、現金及び現金同等物の残高は前期末から4,156百万円減少しています。

配当の支払額

2023年3月期の配当実績は、年間配当金が32.50円でした。内訳は中間配当17.50円、期末配当15.00円となっています。直近の2023年12月期の中間配当金は17.50円となり、前年同期より2.50円増加しています。今後も業績に応じた安定した配当を継続していく方針だと見られます。

今後の展望

タカラトミーは、今後も自社IPの強化や商品力の改善、海外展開の加速に注力していくことが期待されます。特に、デジタル事業の拡大や、アニメやメタバースなどのコンテンツ展開による新たな収益源の開拓が重要になっていくでしょう。短期的な業績変動はあるものの、中長期的には着実な成長が期待できる企業といえます。

編集部のまとめ

今回のタカラトミーの決算報告では、売上高と営業利益が大幅に増加し、健全な財務体質を維持していることがわかりました。主力の玩具事業が好調に推移するとともに、デジタル事業の成長も注目されます。また、安定的な配当政策も投資家に好評です。今後も、自社IPの強化やデジタル化の推進、海外展開の加速などに期待が集まっています。

株式会社タカラトミーの決算日や配当についてまとめました。

タカラトミーの決算日は3月31日で、決算発表は毎年5月頃、株主総会は6月に開催されます。直近の2023年3月期は、売上高が前期比微減も営業利益が増加し、今期第3四半期は大幅な増収増益となっています。配当については、2023年3月期は1株当たり32.50円の配当を実施し、直近の2023年12月期中間配当も前年同期比2.50円増の17.50円と、安定した配当政策を維持しています。

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