永大化工株式会社の第69期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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永大化工株式会社の2023年12月第3四半期決算が発表されました。売上高は68億13百万円と前年同期比11.9%増加し、営業利益は92百万円と黒字に転換するなど、好業績を収めました。今後も自動車用品や産業資材事業の伸長に期待が持てる企業といえるでしょう。

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企業情報

企業名: 永大化工株式会社
証券コード: E02441
決算期: 3月期

永大化工株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

永大化工株式会社の決算日は3月31日です。決算発表は通常4月頃に行われ、四半期決算も1、4、7、10月頃に発表されます。

主な事業

永大化工株式会社は、自動車用品関連事業と産業資材関連事業を展開しています。自動車用フロアーマットやその他アクセサリー用品を製造・販売する「自動車用品関連事業」と、産業用部材や合成木材製品を製造・販売する「産業資材関連事業」の2つが主力事業となっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は68億13百万円と前年同期比11.9%増加しました。利益面では、営業利益は92百万円と黒字に転換しています。自動車用品関連事業が好調に推移し、収益性の改善に取り組んだことで、増収増益となりました。

売上・利益の推移

前期は新型コロナの影響で売上高が82億96百万円、経常損失が1億94百万円と厳しい業績でしたが、当第3四半期は売上高68億13百万円、経常利益1億59百万円と回復基調にあります。自動車関連需要の回復や原価低減活動の効果が表れてきていることがうかがえます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の財政状態は、総資産が97億41百万円となり、前期末比75百万円増加しています。負債は28億81百万円と62百万円減少し、純資産は68億59百万円となりました。財務体質は健全に推移しているといえるでしょう。

資産の部

流動資産は前期末比1億73百万円増の55億44百万円となりました。現金及び預金が減少しましたが、受取手形及び売掛金が増加したことが主な要因です。固定資産は98百万円減少し42億96百万円となりました。

負債の部

流動負債は前期末比62百万円減の17億36百万円となりました。短期借入金の減少などが主な要因です。固定負債は変わらず11億45百万円となりました。

純資産の部

純資産は前期末比1億38百万円増の68億59百万円となりました。利益剰余金の増加や為替換算調整勘定の増加などが主な要因です。自己資本比率は70.4%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期が-2.0%と低かったものの、当第3四半期は1.7%まで改善しています。これはコストコントロールの効果や収益力の向上によるものと考えられます。一方、ROEは前期-3.5%から当第3四半期は1.5%と上昇しており、株主利益の向上にも取り組んでいることがわかります。

キャッシュフロー

当第3四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、前年同期の数値をみると、営業活動によるキャッシュ・フローが2億14百万円の収入となっています。資金繰りは良好に推移していると考えられます。

配当の支払額

2023年6月の定時株主総会において、1株当たり50円の期末配当が決議されました。この配当は前期比17.5円減少していますが、業績回復に伴い株主還元に取り組んでいることが窺えます。

今後の展望

自動車関連需要の回復や原価低減効果が見込まれることから、通期の業績は増収増益となる見通しです。ただし、原材料価格の高騰や為替変動の影響は続くと見られ、先行きの不透明感もあることから、慎重な経営が求められます。今後の動向に注目が集まります。

編集部のまとめ

永大化工株式会社は、自動車関連の好調な需要に支えられ、当第3四半期は増収増益を果たしました。前期の赤字から黒字に転換し、財務体質も健全化しつつあります。一方で、原材料高や為替変動リスクなども抱えており、先行きは不透明なものの、概して好業績となっていると評価できるでしょう。

永大化工株式会社の決算日や配当についてまとめました。

永大化工株式会社の決算日は3月31日で、四半期決算も1、4、7、10月頃に発表されます。当期は1株当たり50円の期末配当を実施しています。今後も安定的な配当を期待できそうですが、原材料高などの課題にも注意が必要です。

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