TOPPANホールディングス株式会社の第178期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

印刷・事務機器関連
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

TOPPANホールディングス株式会社の決算報告をご紹介します。TOPPANグループは、印刷・包装・情報コミュニケーション分野を中心に事業を展開しており、デジタル化やSDGsへの対応など、変化に柔軟に対応しながら着実に成長を遂げています。今回の四半期決算では、売上高が前年同期比0.2%増となり、経常利益は20.4%減となりましたが、全体としてはおおむね順調な業績を維持できたと言えます。今後も、デジタル変革や環境対策など、時代に合わせた事業展開を続けていくことが期待されます。

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企業情報

企業名: TOPPANホールディングス株式会社
証券コード: 79110
決算期: 2023年3月期

TOPPANホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

TOPPANホールディングス株式会社の決算期は3月期です。今回の決算報告は2023年12月期第3四半期の業績となります。

主な事業

TOPPANホールディングス株式会社は、情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野エレクトロニクス事業分野を中心に事業を展開しています。具体的には、印刷・包装・情報システムなどの製造・販売、セキュリティ関連製品の開発・販売、エレクトロニクス関連製品の製造・販売などを手がけています。また、デジタル変革(DX)やサステナビリティ(SX)にも積極的に取り組んでおり、時代の変化に合わせた事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は、売上高が1兆2,158億円と前年同期比0.2%の増加、営業利益は397億円と20.2%の減少、経常利益は461億円と20.4%の減少となりました。利益率は、営業利益率3.3%経常利益率3.8%と前年同期に比べ低下しましたが、依然として高い水準を維持できています。

売上・利益の推移

TOPPANホールディングスの売上高は、ここ数年ほぼ横ばいで推移しています。一方で、経常利益は2021年3月期以降減少傾向にあります。これは、デジタル化に伴う紙媒体需要の減少や原材料価格上昇などの影響を受けているためと考えられます。しかし、DXやSXへの取り組み強化により、中長期的には業績の回復が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

総資産は2兆3,473億円と前期末から1,084億円増加しました。主な増加要因は、投資有価証券の509億円増加現金及び預金の307億円増加などです。

負債の部

負債合計は8,184億円と前期末から318億円増加しました。主な増加要因は、繰延税金負債の206億円増加契約負債の160億円増加などです。

純資産の部

純資産は1兆5,288億円と前期末から766億円増加しました。主な増加要因は、その他有価証券評価差額金の399億円増加為替換算調整勘定の162億円増加などです。

ROAとROE

TOPPANホールディングスのROAは2.0%、ROEは3.8%となっています。前年同期比ではROAが0.5ポイント、ROEが0.6ポイント低下しています。これは主に経常利益の減少が影響しているものと考えられます。今後は、デジタルトランスフォーメーションの推進やサステナビリティ経営の強化により、収益力の向上を図っていく必要があります。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は公表されていないため、詳細な分析はできませんが、前期の状況から見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが安定的に黒字を確保しており、投資活動によるキャッシュ・フローも設備投資に伴う支出が主となっています。財務活動によるキャッシュ・フローでは配当金の支払いや自己株式の取得などが主な要因となっていると考えられます。

配当の支払額

TOPPANホールディングスは、株主還元の一環として、年2回の配当を行っています。当第3四半期決算では、中間配当として1株24円の配当を実施しました。また、期末配当も1株24円を予定しているため、年間配当額は1株当たり48円となる見込みです。今後も、業績や株主還元の方針に合わせて、安定的な配当の実施が期待されます。

今後の展望

TOPPANホールディングスは、持株会社体制への移行により、グループガバナンスの強化と経営資源の最適配分を目指しています。DXやSXの推進、新技術の開発など、時代のニーズに合わせたイノベーションを加速させ、中長期的な企業価値の向上に取り組んでいくことが期待されます。

編集部のまとめ

TOPPANホールディングスの2023年12月期第3四半期決算では、売上高は前年同期比微増となりましたが、利益面では減少しました。ただし、総資産や純資産は着実に増加しており、財務体質の強化が図られています。また、持株会社体制への移行により、グループガバナンスの強化や事業ポートフォリオの変革が期待されます。今後は、デジタル化やサステナビリティへの取り組みを一層強化し、中長期的な成長を目指していくことが重要でしょう。

TOPPANホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

TOPPANホールディングス株式会社の決算期は3月期です。今回の決算は2023年12月期第3四半期の業績報告でした。配当については、年2回の配当を実施しており、当期の中間配当は1株24円、期末配当も1株24円を予定しています。今後も、安定的な配当政策が期待されます。

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