ムトー精工株式会社の第64期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ムトー精工株式会社の決算内容について、企業の堅調な業績と今後への期待感が伺えます。デジタルカメラ部品や自動車関連部品の受注増加などで、増収増益と安定した収益を確保していることが分かります。また、経費削減にも取り組み、効率的な経営を行っていることが分かります。この決算報告からは、ムトー精工が着実に成長を遂げている様子がうかがえます。

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企業情報

企業名: ムトー精工株式会社
証券コード: 79270
決算期: 第64期第3四半期(2023年12月期)

ムトー精工株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ムトー精工株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期の決算は12月31日に行われています。

主な事業

ムトー精工株式会社は、プラスチック成形事業精密プレス部品事業プリント基板事業の3つの事業を展開しています。プラスチック成形事業では、デジタルカメラやビデオカメラ、自動車などの部品を製造しており、その技術力が高く評価されています。また、精密プレス部品事業では電子ペンや医療機器部品などを手掛け、製品の高精度さが強みとなっています。

今期の業績と利益率は?

ムトー精工の当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が201億27百万円とほぼ横ばいでしたが、営業利益は15億87百万円と前年同期比10%増益、経常利益は19億97百万円と9.5%増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億83百万円と24.9%の大幅増益となりました。効率的な経営により、売上高に対する利益率も改善されています。

売上・利益の推移

ムトー精工の過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2023年3月期に260億円と前年同期比30%増加しました。一方で、経常利益は19億97百万円と前年同期比9.5%増加しており、利益率の改善が進んでいることがわかります。この背景には、生産の効率化や固定費の削減などによる収益性の向上があると考えられます。

四半期連結貸借対照表について

ムトー精工の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は277億83百万円と前期末比18億43百万円増加しています。流動資産は188億65百万円、固定資産は89億18百万円となっています。一方、負債は100億39百万円で、内訳は流動負債76億13百万円、固定負債24億26百万円です。純資産は177億43百万円と前期末比15億21百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が94億81百万円と前期末比7億18百万円増加しています。また、有形固定資産が81億89百万円と前期末比9億18百万円増加しており、設備投資が積極的に行われていることがわかります。

負債の部

負債の部では、短期借入金が23億06百万円と前期末比5億30百万円減少しています。一方で、長期借入金が13億29百万円と前期末比2億57百万円増加しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が108億70百万円と前期末比9億34百万円増加しています。また、為替換算調整勘定が18億28百万円と前期末比4億29百万円増加しており、海外事業の業績が好調に推移していることがうかがえます。

ROAとROE

ムトー精工のROA(総資産経常利益率)は7.2%となっており、前期実績を上回っています。また、ROE(自己資本当期純利益率)は10.8%と前期実績を上回っており、効率的な経営とともに、収益力の向上が見られます。この背景には、デジタルカメラ部品や自動車関連部品の受注増加、固定費削減などによる収益性の改善があると考えられます。

キャッシュフロー

ムトー精工の第3四半期連結累計期間のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが14億75百万円のプラスとなっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは13億41百万円のマイナスとなっており、設備投資に積極的に取り組んでいることがうかがえます。財務活動によるキャッシュ・フローは1億84百万円のプラスとなっています。全体としては、現金及び現金同等物が7億18百万円増加し、手元流動性が高まっている状況にあります。

配当の支払額

ムトー精工は、2023年6月に1株当たり65.50円、2023年12月に12.00円の中間配当を実施しました。この結果、年間の配当金は77.50円となります。株主還元にも積極的に取り組んでいることがわかります。

今後の展望

ムトー精工は、デジタル家電機器関連やself-driving car関連など、成長が期待される分野での受注拡大に向けて、新技術の開発や生産体制の強化に取り組んでいます。また、海外事業の強化にも注力しており、グローバル市場での競争力向上を目指しています。これらの施策を通じて、さらなる収益力の向上と企業価値の向上が期待されます。

編集部のまとめ

ムトー精工の決算内容を見ると、デジタルカメラ部品や自動車関連部品の需要増加により、売上高は横ばいながらも営業利益と経常利益は大幅に増加しました。経費削減にも取り組み、収益性の改善が進んでいます。また、設備投資を積極的に行い、今後の成長に向けた基盤づくりも進めています。株主還元にも力を入れており、株主の皆様に還元する利益も増加傾向にあります。ムトー精工は、確実に成長を遂げつつあり、今後の業績にも期待が高まる企業だと言えるでしょう。

ムトー精工株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ムトー精工株式会社の決算日は3月31日、第3四半期決算は12月31日に行われています。当期の通期配当金は1株当たり77.50円と、前期に比べ大幅な増加となりました。安定した業績と効率的な経営により、株主への利益還元にも力を入れていることがわかります。

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