株式会社ツツミの第51期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ツツミの決算報告をチェックしてみましょう。株式市場では人気の高い宝飾品企業だけに、今期の業績が注目されています。主力製品のネックレス・ブレスレットや指輪の売上好調から、売上高、経常利益、純利益がいずれも前年同期を上回る好結果となりました。また、純資産比率も高水準を維持するなど財務体質も健全化が進んでおり、株主還元にも積極的に取り組んでいることがわかりました。今後も新商品の発売や販促活動の強化で、さらなる業績拡大が期待できそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社ツツミ
証券コード: 79370
決算期: 2023年3月期

株式会社ツツミの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ツツミの決算は3月期で、決算日は3月31日です。四半期決算の発表は6月、9月、12月、3月の年4回行われています。

主な事業

株式会社ツツミは、ネックレス・ブレスレット、指輪、小物等の宝飾品の製造と販売を行っています。自社工場を持つバーティカル インテグレーション システムを活かし、デザイン開発から生産、販売まで一貫して手がけています。お客様のニーズに合わせた新商品の開発にも力を入れており、人気コレクションの発売などで業績を伸ばしてきました。

今期の業績と利益率は?

株式会社ツツミの当第3四半期累計期間の業績は売上高14,534百万円(前年同期比7.5%増)、経常利益1,207百万円(同3.9%増)、四半期純利益819百万円(同12.1%増)と、増収増益の好調な内容となりました。利益率も高水準を維持しており、特に経常利益率は8.3%と安定した収益性を示しています。

売上・利益の推移

直近3期の売上高と利益の推移をみると、2022年3月期は売上高18,119百万円、経常利益1,507百万円、当期純利益909百万円と高水準の業績を達成しています。その後も2023年3月期、2024年3月期見通しともに売上高、利益ともに堅調に推移しており、今期第3四半期までの実績も順調な伸びを示しています。宝飾品需要の回復基調を背景に、同社の業績は良好な状況にあると言えます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ツツミの2023年12月31日時点の財務状況は、総資産68,111百万円、負債1,538百万円、純資産66,573百万円となっています。前期末から資産は232百万円減少しましたが、負債は270百万円減少し、純資産は38百万円増加しています。財務体質は引き続き健全に推移しており、自己資本比率は97.7%と極めて高い水準を維持しています。

資産の部

現金及び預金は2,668百万円減少しましたが、商品及び製品、受取手形及び売掛金、原材料及び貯蔵品などが増加しています。有形固定資産と投資その他の資産も前期末から微増しており、全体としてバランスの取れた資産構成となっています。

負債の部

主な変動は、未払法人税等が295百万円減少したことです。流動負債が283百万円減少し、固定負債は13百万円増加しています。手元資金の管理が適切に行われていることがうかがえます。

純資産の部

利益剰余金が37百万円増加し、純資産66,573百万円、自己資本比率97.7%と、極めて健全な財務基盤を維持しています。株主還元にも積極的に取り組んでいることがわかります。

ROAとROE

株式会社ツツミのROA(総資産経常利益率)は1.8%、ROE(自己資本当期純利益率)は1.2%となっています。前年同期と比べてROAは0.1ポイント上昇、ROEは0.2ポイント上昇しています。資産効率と株主資本の収益性が改善傾向にあり、企業価値の向上に向けて順調に進展しているといえるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが1,077百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが276百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが3,468百万円のマイナスとなりました。財務活動でのキャッシュ・アウトは、主に配当金の支払いと自己株式の消却によるものです。全体としては、現金及び現金同等物が2,668百万円減少しています。

配当の支払額

株式会社ツツミは、株主還元に積極的に取り組んでおり、当第3四半期累計期間では1株当たり配当金が25円(年間50円)と、前期に比べ10円増配となっています。配当性向も40%前後で推移しており、株主への利益還元も着実に行われています。

今後の展望

株式会社ツツミは、新型コロナウイルス感染症の影響から徐々に回復基調にあり、宝飾品需要の拡大に伴い業績も好調に推移しています。今後も新商品の発売や販促活動の強化で、さらなる売上拡大と収益性の向上が期待できます。また、健全な財務体質を維持しながら、株主還元にも積極的に取り組む方針なので、投資家にとってもプラスの材料と言えるでしょう。同社株式は中長期的な投資対象としても注目に値する企業といえるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社ツツミの決算内容を確認したところ、宝飾品需要の回復基調を背景に売上高、利益ともに前年同期を上回る好調な業績となっていることがわかりました。財務体質も健全で、株主還元にも積極的に取り組んでいることが特徴的です。今後も新商品の発売などで業績拡大が期待できる企業だと評価できます。

株式会社ツツミの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ツツミの決算日は3月31日で、年4回の四半期決算を行っています。直近では、2023年12月31日時点の第3四半期決算の内容を確認しました。また、株主還元策として、1株当たりの年間配当金は50円と前期から10円増配となっており、業績拡大に伴う増配が行われています。今後も順調な業績推移と安定的な株主還元が期待できる企業だと言えます。

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