象印マホービン株式会社の第80期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

象印マホービン株式会社の決算報告を見てみると、バランスの取れた業績を上げていることがわかります。注目したのは、国内での売上高が前年同期比5.7%増加したことです。調理家電製品は好調に推移し、ステンレスボトルなどのリビング製品や加湿器などの生活家電製品も順調でした。海外でも韓国の販売が好調でした。利益率は若干下がっていますが、全体としては健全な成長を遂げていると言えるでしょう。

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企業情報

企業名: 象印マホービン株式会社
証券コード: 79650
決算期: 2023年11月20日

象印マホービン株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

象印マホービン株式会社の決算日は11月20日です。経営状況を把握するための第2四半期決算を2024年7月3日に発表しました。

主な事業

象印マホービン株式会社は、調理家電製品リビング製品生活家電製品などの製造・販売を主な事業としています。国内外で幅広く事業を展開しており、特に調理家電製品は同社の主力商品となっています。足元では生活に密着した製品の販売が好調で、持続的な成長を目指しています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期連結累計期間の売上高は47,572百万円と前年同期比4.7%増加しました。営業利益は4,370百万円と2.4%減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,830百万円と29.4%増加しています。利益面では効率的な価格設定や生産性向上などの施策が功を奏しているといえます。

売上・利益の推移

売上高は前年同期比4.7%増加し、順調に推移しています。利益面では、営業利益は前年同期比2.4%減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は29.4%増加しました。これは、国内での販売好調に加えて、円安による輸入コストの増加に対する価格転嫁が奏功したためです。同社は中期経営計画「SHIFT」に基づき、持続的な成長を目指しています。

四半期連結貸借対照表について

同社の財務状況は安定しています。当第2四半期連結会計期間末の総資産は117,115百万円と前連結会計年度末から4,697百万円増加しました。自己資本比率は76.1%と高水準を維持しています。

資産の部

流動資産は87,996百万円と前連結会計年度末から4,356百万円増加しました。現金及び預金が9,875百万円増加したことが主な要因です。固定資産は29,118百万円と340百万円増加しました。

負債の部

負債は27,069百万円と前連結会計年度末から48百万円減少しました。流動負債は1,538百万円増加しましたが、固定負債が1,587百万円減少したことによるものです。

純資産の部

純資産は90,045百万円と前連結会計年度末から4,746百万円増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益4,830百万円の計上などによるものです。自己資本比率は76.1%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期末の6.8%から当第2四半期末には7.6%に改善しました。これは、営業活動が堅調に推移したことで資産回転率が高まったためです。一方、ROEは前期末の8.7%から当第2四半期末には9.4%と上昇しました。これは、純利益の増加に加え、自己資本が拡大したことによるものです。このように同社は収益性と資本効率を高めながら、バランスの取れた成長を実現しています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは9,896百万円の収入となりました。税金等調整前四半期純利益7,102百万円に加え、棚卸資産の減少3,975百万円などが寄与しています。投資活動によるキャッシュ・フローは946百万円の収入となりました。有形固定資産の売却による収入が増加したことが主な要因です。財務活動によるキャッシュ・フローは1,613百万円の支出となりました。配当金の支払いが主な要因です。

配当の支払額

当第2四半期連結累計期間における配当金の支払額は1,150百万円です。年間の配当予想は1株当たり34円(中間配当17円、期末配当17円)となっています。株主還元に注力しつつ、事業投資にも力を入れ、持続的な成長を目指しています。

今後の展望

同社は中期経営計画「SHIFT」に基づき、持続的な成長を目指しています。世界的な経済の不透明感がある中でも、国内外の需要の取り込みや生産性向上、新製品開発などに注力し、収益性の向上とキャッシュ・フローの強化に取り組んでいきます。また、株主還元の充実にも努めながら、企業価値の向上を目指してまいります。

編集部のまとめ

象印マホービン株式会社は、調理家電製品を中心にグローバルに事業を展開する老舗メーカーです。当期の業績は、国内外で販売が好調に推移し、売上高は前年同期比4.7%増加しています。利益面でも、価格設定や生産性向上などの施策が奏功し、純利益は大幅に増加しました。財務状況も健全で、株主還元も強化するなど、同社は中期経営計画に沿って着実に成長を遂げています。今後も、持続的な成長と企業価値の向上に期待できそうです。

象印マホービン株式会社の決算日や配当についてまとめました。

象印マホービン株式会社の決算日は11月20日です。当第2四半期の業績は順調で、売上高、利益ともに前年同期を上回りました。配当金の支払額は1,150百万円で、年間の配当予想は1株当たり34円(中間配当17円、期末配当17円)となっています。同社はこれからも持続的な成長と株主還元の充実を目指していきます。

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