任天堂株式会社の第84期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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任天堂株式会社の最新決算が発表されました!前年同期比7.7%増の1兆3,947億円と好調な業績を記録しました。2023年3月期第3四半期の決算数字を見ていきましょう。

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企業情報

企業名: 任天堂株式会社
証券コード: 79740
決算期: 2024年3月期

任天堂株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

任天堂株式会社の決算日は3月31日です。年に4回四半期決算を行い、有価証券報告書は毎年6月に提出されます。

主な事業

任天堂株式会社は、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」や携帯型ゲーム機などのハードウェアの製造・販売、人気ゲームソフト「スーパーマリオ」「ゼルダの伝説」などのソフトウェア開発・販売を主な事業としています。また、スマートフォン向けゲームアプリの開発や、映像コンテンツの配信なども手がけています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は1兆3,947億円と前年同期比7.7%増と好調に推移しました。営業利益は4,644億円と13.1%増、経常利益は5,673億円と17.6%増と、大幅な増益となりました。これにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,080億円と17.9%増とさらなる増益が実現しています。

売上・利益の推移

任天堂株式会社は、「Nintendo Switch」を中心としたゲーム事業の好調さにより、過去3年間連続で増収増益を記録しています。売上高は年々着実に増加しており、2022年3月期には前年比11.3%増の1兆6,017億円を達成しました。利益面でも、同期間に営業利益が53.6%増の4,110億円と大幅な伸びを遂げています。

四半期連結貸借対照表について

任天堂株式会社の2023年12月31日現在の連結貸借対照表を見ると、総資産は3兆737億円と前連結会計年度末から2,194億円増加しています。このうち、流動資産は2兆5,213億円となり、主に現金及び預金や受取手形及び売掛金などが増加しました。一方、固定資産は5,523億円となっています。

資産の部

任天堂の資産の部は、現金及び預金が1兆3,578億円と前期末から94億円増加しました。また、受取手形及び売掛金が2,091億円と89億円増加するなど、流動資産全体で増加しました。一方で、棚卸資産が1,735億円と85億円減少しました。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が961億円と53億円減少しましたが、その他が3,710億円と73億円増加したことで、負債合計は5,941億円となり、前期末から63億円増加しました。

純資産の部

純資産の部は、2兆4,795億円と前期末から2,131億円増加しました。これは主に、利益剰余金が2兆5,644億円と171億円増加したことによるものです。

ROAとROE

任天堂株式会社のROA(総資産営業利益率)は14.9%ROE(自己資本利益率)は16.5%となっています。前年同期と比べROAは0.8ポイント上昇、ROEは0.6ポイント上昇しており、収益性が高い水準で推移しています。これは、「Nintendo Switch」や人気タイトルの好調な販売によって、営業利益が伸長したためです。

キャッシュフロー

任天堂株式会社のキャッシュフローについては、四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成を行っていないため、詳細な情報は把握できませんが、減価償却費が14,147百万円と前年同期の8,246百万円から大幅に増加しており、営業活動によるキャッシュ・インフローが増加傾向にあると考えられます。

配当の支払額

任天堂株式会社は、株主還元の一環として、期末配当と中間配当を行っています。当第3四半期では、2023年6月23日の定時株主総会で1株当たり123円の期末配当が決議されたほか、2023年11月7日の取締役会で1株当たり80円の中間配当が決議されました。今後も、業績と財務状況に応じて適切な水準の配当を行っていく方針です。

今後の展望

任天堂株式会社は、「Nintendo Switch」の販売好調を背景に、今後もソフトウェアの販売強化や、新型ハードウェアの投入映像コンテンツ事業の拡大などに注力していく方針です。特に、2023年3月に発売した新作タイトル「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が大ヒットするなど、今後も定番IPを中心とした魅力的なゲームソフトの投入で業績の拡大を目指していくと期待されています。

編集部のまとめ

任天堂株式会社は、「Nintendo Switch」を中心としたゲーム事業の好調さにより、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも前年同期から大幅な増加を果たしました。資産面でも現金や売掛金の増加が見られ、収益性を示すROAやROEも高水準を維持しています。今後も定番IPを活かしつつ、新作タイトルの投入や映像コンテンツ事業の拡大などにより、持続的な成長が期待できる企業といえるでしょう。

任天堂株式会社の決算日や配当についてまとめました。

任天堂株式会社の決算日は3月31日で、年に4回の四半期決算と年1回の有価証券報告書の提出を行っています。配当については、期末配当と中間配当を実施しており、当期は1株当たり123円の期末配当と80円の中間配当が支払われました。今後も業績に応じた適切な水準の配当を実施していく方針です。

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