マミヤ・オーピー株式会社の第82期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

マミヤ・オーピー株式会社の決算報告をみてみると、2023年12月末の第3四半期の業績が大幅に好転しているのがわかります。売上高は前年同期比95.2%増の199億27百万円と大幅に伸長し、経常利益は前年同期比191.5%増の42億20百万円と力強い業績を残しています。

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企業情報

企業名: マミヤ・オーピー株式会社
証券コード: 79910
決算期: 3月期

マミヤ・オーピー株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

マミヤ・オーピー株式会社の決算期は3月期です。具体的には4月1日から翌年3月31日までの1年間の業績を纏めた決算が行われます。決算日は3月31日で、4月に有価証券報告書を提出しています。

主な事業

マミヤ・オーピー株式会社は、電子機器事業、スポーツ事業、不動産事業の3つを主要な事業領域としています。電子機器事業では、パチンコ・パチスロ関連の遊技機や、ゴルフ場の芝刈り車の自律走行システム「I-GINS」などを手掛けています。スポーツ事業では、カーボンシャフト製造が中心で、国内外のゴルフクラブメーカーに供給しています。不動産事業では、東京近郊を中心に賃貸物件の運営を行っています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は好調で、売上高は199億27百万円営業利益は36億76百万円経常利益は42億20百万円親会社株主に帰属する四半期純利益は29億43百万円と、大幅な増益となりました。利益率も高く、営業利益率は18.4%経常利益率は21.2%と好調な数字を残しています。

売上・利益の推移

売上高は前年同期比95.2%増と大幅な伸びとなりました。利益面でも営業利益が229.7%増経常利益が191.5%増親会社株主に帰属する四半期純利益が115.9%増と、全ての利益指標で大幅な増益となっています。好調な業績は電子機器事業の好調が牽引しており、同事業の売上高は前年同期比154.2%増、営業利益は527.9%増と大幅な伸びとなっています。

四半期連結貸借対照表について

マミヤ・オーピーの財務体質は健全に推移しています。

資産の部

資産合計は349億79百万円と前期末から38億4百万円増加しました。流動資産は215億86百万円で、前期末から42億12百万円増加しています。主な増加は棚卸資産が22億5百万円、受取手形及び売掛金が13億90百万円増加したことによります。固定資産は133億92百万円で、前期末から4億8百万円減少しました。

負債の部

負債合計は173億50百万円と前期末から26億98百万円増加しました。流動負債は109億99百万円で、前期末から34億71百万円増加しました。主な増加は支払手形及び買掛金が12億32百万円、電子記録債務が17億58百万円増加したことによります。固定負債は63億50百万円で、前期末から7億73百万円減少しました。

純資産の部

純資産合計は176億28百万円と前期末から11億5百万円増加しました。主な増加は親会社株主に帰属する四半期純利益29億43百万円の計上によるものです。一方で、その他有価証券評価差額金の減少16億94百万円、配当金の支払4億39百万円により減少しています。自己資本比率は50.2%となっています。

ROAとROE

収益性を示す指標であるROA(総資産経常利益率)とROE(自己資本当期純利益率)は良好な水準を保っています。ROAは12.1%ROEは16.7%と高い水準にあり、資産効率の良さと株主資本の効率的な活用ができていることがわかります。これらの水準は前期に比べても大幅に改善しており、企業の収益力の高さが表れています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュフローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書が開示されていないため詳細は不明ですが、営業活動から生み出されたキャッシュを中心に、設備投資や借入金返済などに活用されていると考えられます。手元流動性も豊富で、健全な財務状況が維持できていると評価できます。

配当の支払額

マミヤ・オーピーは株主還元にも積極的で、当期の期末配当は1株当たり50円を計画しています。前期の年間配当も1株当たり100円と高水準となっており、今後も安定的な配当実施が期待されます。業績好調を反映し、株主還元の充実にも注力している企業といえます。

今後の展望

マミヤ・オーピーは電子機器事業を中心に好調な業績を維持しており、今後も市場ニーズを捉えた製品開発と販売力強化に取り組むことで、持続的な成長を実現できると期待されます。スマートパチンコやスマートパチスロなどの新型遊技機や、コロナ禍の影響から持ち直しつつある遊技機市場の回復に着目し、さらなる収益拡大が見込めそうです。不動産事業や再生可能エネルギー事業でも安定収益を確保しており、総合的にバランスの良い事業ポートフォリオを有しています。

編集部のまとめ

マミヤ・オーピーの第3四半期決算は大変好調でした。売上高が前年同期比95.2%増の199億27百万円経常利益が191.5%増の42億20百万円と大幅な増収増益を達成しました。電子機器事業が牽引役となり、パチンコ・パチスロ関連製品の販売が好調に推移したことが主因です。健全な財務体質も維持しており、株主還元にも積極的で、今後の業績拡大が期待できる企業といえます。

マミヤ・オーピー株式会社の決算日や配当についてまとめました。

マミヤ・オーピー株式会社は3月決算の企業で、3月31日が決算日となります。年間配当は1株50円と高水準で、株主還元にも積極的な企業です。今期第3四半期の業績は大変好調で、売上高や各種利益指標が大幅に伸びています。財務体質も健全で、今後の成長が期待できる企業と言えるでしょう。

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