
| 決算期 | 売上高 | 税引前利益 | 純利益 | 1株配当 | ROE |
|---|---|---|---|---|---|
| 22/3 | 7679.63億円 | 287.65億円 | 159.86億円 | 65円 | 8.5% |
| 23/3 | 9114.08億円 | 356.96億円 | 185.75億円 | 75円 | 8.4% |
| 24/3 | 9859.93億円 | 372.41億円 | 232.18億円 | 90円 | 9% |
| 25/3 | 10509.36億円 | 382.33億円 | 274.69億円 | 105円 | 16.7% |
| 26/3 | 10676.65億円 | 471.57億円 | 325.23億円 | 91.75円 | 15.4% |
兼松株式会社(証券コード80200)は、エレクトロニクスから食料まで幅広い分野を手がける日本の総合商社です。このページでは、投資をこれから学ぶ方に向けて、兼松の最新決算や業績の推移、配当の状況をできるだけやさしく整理します。専門用語にはそのつど説明を添えますので、数字の意味を一緒に確認していきましょう。
兼松株式会社の会社概要
兼松は1889年(明治22年)創業の歴史ある総合商社です。総合商社とは、さまざまな商品の輸出入や国内での売買、原料の調達、さらには事業そのものへの投資まで、幅広いビジネスを手がける企業のことをいいます。兼松の場合、電子・デバイス、食料、鉄鋼・素材・プラント、車両・航空といった複数の事業領域を持っているとされます。
こうした総合商社の特徴は、特定の一つの製品や市場だけに頼らず、複数の分野に収益のもとを分散させている点にあります。ある分野の調子が悪くても、別の分野が補う形になりやすいため、業績が大きくぶれにくいと一般に言われます。直近期末の総資産は7330.09億円、純資産は2083.91億円で、相応の事業規模を持つ会社といえます。総資産は会社が持つ資産の合計、純資産はそのうち返済の必要がない自前の取り分を示す数字です。
最新の決算ポイント
最新の26年3月期は、税引前利益が471.57億円、純利益が325.23億円でした。前の期にあたる25年3月期は税引前利益が382.33億円、純利益が274.69億円でしたので、税引前利益はおよそ89億円、純利益はおよそ50億円増えた計算になります。割合にすると、税引前利益は前の期から約2割強、純利益は約2割の増加です。いずれも前の期を上回り、利益がしっかり伸びた一年だったといえます。
税引前利益は税金を差し引く前のもうけ、純利益はそこから税金などを引いて最終的に手元へ残るもうけを示します。初心者の方は、まず「最終的にいくら稼げたか」を表す純利益に注目すると全体像をつかみやすいでしょう。兼松の場合、この純利益が前の期より増えている点が、直近決算の分かりやすいポイントです。
業績の推移
過去5年の売上高を古い順に見ると、22年3月期7679.63億円、23年3月期9114.08億円、24年3月期9859.93億円、25年3月期10509.36億円、26年3月期10676.65億円と、毎年伸びてきました。途中で1兆円の大台を超えた点も目を引きます。売上高は会社がどれだけの規模で商売をしたかを表す数字です。
純利益も159.86億円、185.75億円、232.18億円、274.69億円、325.23億円と、5年間で着実に積み上がっています。売上だけでなく、最終的なもうけも一緒に増えてきた流れが読み取れます。あわせて、会社の効率を示すROEは8.5%、8.4%、9%、16.7%、15.4%と推移し、直近2期は二桁台に乗りました。ROEは株主が出したお金をどれだけ効率よく利益に変えたかを表す指標で、一般に数値が高いほど効率がよいとされます。
配当の状況
配当とは、会社が稼いだ利益の一部を株主へ還元するお金のことです。兼松の1株あたり配当は、22年3月期65円、23年3月期75円、24年3月期90円、25年3月期105円と増えてきましたが、26年3月期は91.75円となっています。
1株あたりの配当額は、株式分割など発行する株式の数が変わる出来事があると、1株に割り当てられる金額が調整される場合があります。そのため、1株あたりの数字だけを単純に前後で比べると、実際の還元の方向性とずれて見えることもあります。配当の考え方や1株あたり金額の前提は会社ごとに異なりますので、正確な背景や今後の方針は公式IRでご確認ください。
株主優待
兼松の株主優待については、本ページでは確かな内容をお伝えできません。優待は実施の有無や条件が見直されることもあります。最新の優待内容は公式IRでご確認ください。
決算発表スケジュール
兼松の決算期は3月です。1年間の成績をまとめる本決算は、例年5月上旬ごろに発表される傾向があります。あわせて、4〜6月分の第1四半期は8月ごろ、9月までの第2四半期は11月ごろ、12月までの第3四半期は翌年2月ごろに発表されるのが、3月期決算の会社における一般的な流れです。具体的な日程は年によって前後しますので、正確な発表日は公式IRの開示予定でご確認ください。
よくある質問
決算はいつ発表されますか。兼松は3月期決算で、本決算は例年5月上旬ごろに発表される傾向があります。四半期ごとの決算もおおむね8月・11月・2月ごろに開示されます。
配当はどのくらいですか。1株あたり配当は、最新の26年3月期で91.75円でした。これは直近期の実績の金額で、今後の方針は公式IRでご確認ください。
株主優待はありますか。本ページでは確かな内容をお伝えできません。実施の有無を含め、最新の優待内容は公式IRでご確認ください。
本記事は情報提供を目的としたもので、投資を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。掲載数値はEDINET提出書類・Yahoo!ファイナンス等に基づきますが、正確性を保証するものではありません。














