東都水産株式会社の第76期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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東都水産の決算報告が公表されました!2023年12月期第3四半期の連結業績を発表しました。日本の水産物卸売業界は新型コロナの影響で厳しい状況が続いていますが、東都水産は売上高が9.4%増加の81,110百万円と好調な推移を見せています。利益面でも経常利益2,750百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益1,874百万円と着実に業績を伸ばしています。今後の課題や展望についても詳しくご紹介します。

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企業情報

企業名: 東都水産株式会社
証券コード: E02541
決算期: 3月期

東都水産株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東都水産の決算日は3月31日です。決算短信の公表は毎年6月に行われます。四半期決算は6月、9月、12月の各四半期末に行われています。

主な事業

東都水産は水産物卸売事業を中核事業としています。水産物の集荷・卸売を行う他、冷蔵倉庫事業、不動産賃貸事業も展開しています。生鮮・冷凍の魚介類、水産加工品を中心に、幅広い商品を全国の量販店やホテル、飲食店などに提供しています。また、自社の冷蔵倉庫を活用し、水産物の保管・製造加工サービスも行っています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は売上高が81,110百万円と前年同期比9.4%の増加となりました。利益面では経常利益が2,750百万円親会社株主に帰属する四半期純利益が1,874百万円と、堅調な推移を示しています。利益率も前年同期と比べほぼ横ばいの水準を確保しています。

売上・利益の推移

東都水産の直近の売上高は96,361百万円(2023年3月期)となっています。過去3年間の売上高推移を見ると、2022年3月期は96,361百万円、2021年3月期は82,964百万円と緩やかな増加傾向にあります。利益面では、2023年3月期の経常利益が3,141百万円、当期純利益が2,698百万円と、堅調な利益水準を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

東都水産の直近の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は42,982百万円と前期末から7,742百万円増加しています。流動資産が26,421百万円、固定資産が16,561百万円となっています。一方、負債は16,876百万円純資産は26,106百万円となっており、自己資本比率は60.7%となっています。

資産の部

資産の部では、受取手形及び売掛金が12,376百万円商品及び製品が6,356百万円と増加しています。また、漁業権が5,152百万円と前期末から1,514百万円の増加となっています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が6,661百万円と前期末から3,774百万円の増加となっています。また、長期借入金が2,776百万円と前期末から502百万円の増加となっています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が19,640百万円為替換算調整勘定が1,693百万円と前期末から増加しており、自己資本比率は60.7%となっています。

ROAとROE

東都水産のROA(総資産利益率)は直近3年間で7.7%~8.3%の水準を維持しており、安定した収益性を示しています。一方、ROE(自己資本利益率)は11.5%~12.4%と高い水準を維持しており、株主資本の効率的な運用ができています。今後も中長期的に収益性と資本効率性を維持していくことが期待されます。

キャッシュフロー

東都水産の直近3年間のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは2,500百万円前後と安定しています。一方で、投資活動によるキャッシュフローはマイナスで推移しており、設備投資や事業投資に資金を充てている様子がうかがえます。財務活動では借入れや配当支払いが行われており、全体としてはフリーキャッシュフローも2,000百万円前後を確保できています。

配当の支払額

東都水産は株主還元として、年間配当金を135円に設定しています。2023年3月期の配当性向は19.7%となっています。業績の推移や財務状況を勘案しながら、今後も株主への適切な利益還元を行っていく方針です。

今後の展望

東都水産は、新型コロナ禍の影響を受けつつも、水産物の集荷・販売や冷蔵倉庫事業などにおいて堅調な業績を維持しています。今後も顧客ニーズに柔軟に対応し、生産性の向上やサステナビリティへの取り組みを強化することで、収益力と事業基盤のさらなる強化を目指していきます。中長期的な視点から、収益力の向上と株主還元の拡充に注力していく方針です。

編集部のまとめ

東都水産の2023年12月期第3四半期の決算は、売上高、経常利益、純利益のいずれも前年同期を上回る堅調な結果となりました。水産物卸売事業の取扱数量増加と収益性の維持が収益の柱となっています。今後も事業基盤の強化とサステナビリティへの取り組みを進め、持続的な成長と株主還元の拡充を目指すことが期待されます。

東都水産株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東都水産の決算日は3月31日で、決算短信の公表は毎年6月に行われています。 配当金は1株当たり135円(2023年3月期)が支払われており、配当性向は19.7%となっています。 今後も業績動向を踏まえながら、株主還元の充実化を図っていくことが期待されます。

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