三谷商事株式会社の2023年12月期第3四半期決算の結果が公表されました。今回の決算は好調な業績となり、売上高は前年同期比2.3%増加、営業利益は21.8%増加と大幅な増益を達成しています。このように好調な業績をお示しできたことは大変うれしいことです。
企業情報
企業名: 三谷商事株式会社
証券コード: E02602
決算期: 3月31日
三谷商事株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
三谷商事株式会社の決算期は3月31日で、第3四半期決算は12月31日に行われています。年間の決算は例年6月に行われます。
主な事業
三谷商事株式会社は、情報システム関連事業、企業サプライ関連事業、生活・地域サービス関連事業の3つの事業を手掛けています。情報システム関連事業では、自治体向けシステムや画像認識システムの開発・販売を行っています。企業サプライ関連事業では、石油製品、建築資材、飼料などを取り扱っています。生活・地域サービス関連事業では、カーディーラー事業やケーブルテレビ事業などを展開しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の業績は売上高が2,411億76百万円と前年同期比2.3%増加、営業利益が185億81百万円と21.8%増加と好調な業績となりました。売上高に対する営業利益率は7.7%と、前年同期の6.5%から1.2ポイント上昇しています。
売上・利益の推移
三谷商事株式会社の売上高は3期連続で増加しており、前期は2,402億81百万円でしたが、当期は2,411億76百万円と微増しています。一方で、営業利益は前期が152億43百万円から当期は185億81百万円と21.8%の大幅な増益を実現しました。
四半期連結貸借対照表について
三谷商事株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は2,947億2百万円となっています。前期末と比べて237億40百万円増加しています。一方、負債合計は1,134億48百万円で前期末比118億21百万円の増加、純資産合計は1,812億53百万円で前期末比119億19百万円の増加となっています。
資産の部
資産の部では、流動資産が2,345億58百万円と前期末比247億27百万円増加しています。これは主に現金及び預金や売掛金の増加によるものです。一方、固定資産は601億43百万円と前期末比9億87百万円減少しています。
負債の部
負債の部では、流動負債が1,013億20百万円と前期末比117億95百万円増加しています。これは主に支払手形及び買掛金の増加によるものです。固定負債は121億28百万円と前期末比25百万円増加しています。
純資産の部
純資産の部では、株主資本が1,547億63百万円と前期末比94億78百万円増加しています。また、その他の包括利益累計額が36億7百万円と前期末比14億22百万円増加しています。
ROAとROE
三谷商事株式会社のROA(総資産当期純利益率)は5.2%となっています。前期末の5.5%から0.3ポイント低下しましたが、依然として高い水準を維持しています。一方でROE(自己資本当期純利益率)は7.5%と、前期末の8.5%から1.0ポイント低下していますが、高い収益性を示しています。
キャッシュフロー
三谷商事株式会社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローは179億20百万円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは18億79百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは24億54百万円の支出となっています。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は112,387百万円となっています。
配当の支払額
三谷商事株式会社は、2023年6月の期末配当金を1株22円、2023年12月の中間配当金を1株26円と、年間合計で1株48円の配当を行っています。前期の年間配当金36円と比べ、12円増配となっています。
今後の展望
三谷商事株式会社は、主力事業のさらなる強化と新規事業の育成に取り組み、持続的な成長を目指します。情報システム事業では自治体向けシステムやAI技術の活用などを進め、企業サプライ事業では環境対応型商品の提供強化に注力していきます。また、生活・地域サービス事業では、カーディーラー事業やケーブルテレビ事業の基盤強化に加え、新規事業の開発にも取り組む方針です。
編集部のまとめ
三谷商事株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高、営業利益ともに前年同期を大きく上回る好調な結果となりました。企業の成長戦略に沿って、主力事業の強化と新規事業の開発に積極的に取り組んでおり、今後の更なる業績拡大が期待されます。また、株主還元も強化しており、投資家の皆さまにとっても魅力的な企業といえるでしょう。
三谷商事株式会社の決算日や配当についてまとめました。
三谷商事株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日に行われています。また、同社は年間配当金を1株48円と、前期比12円の増配を実施しています。安定した収益基盤と積極的な株主還元に着目すると、同社は投資家にとって魅力的な企業と言えるでしょう。