菱洋エレクトロ株式会社の第64期第4四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

菱洋エレクトロ株式会社の2024年1月期第4四半期決算報告が発表されました。同社は、電子部品や情報通信機器などのエレクトロニクス商品を幅広く販売する企業です。この決算期は2023年2月から2024年3月までの14ヶ月間の変則決算となっていますが、売上高・利益ともに順調に推移しており、株主への配当金支払額も増加しています。今後もDXやIoT分野での需要拡大を背景に、業績の伸長が期待されています。

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企業情報

企業名: 菱洋エレクトロ株式会社
証券コード: 80680
決算期: 2024年3月31日

菱洋エレクトロ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

菱洋エレクトロ株式会社は、2024年4月1日付で株式会社リョーサンとの経営統合を予定しており、それに伴い決算期を従来の1月31日から3月31日に変更しています。 今回の決算は、2023年2月1日から2024年3月31日までの14ヶ月間の変則決算となっています。

主な事業

菱洋エレクトロ株式会社は、電子部品やITソリューションの販売を主な事業としています。半導体、電子デバイス、パソコン、ディスプレイなどの商品を取り扱い、製造業や通信事業者、官公庁、教育機関などの顧客に提供しています。近年はIoT分野への対応として、ソフトウェアやサービスの販売にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

当期の売上高は1,240億86百万円と堅調に推移しました。利益面では、営業利益が38億76百万円、経常利益は84億23百万円と大幅な増益となっています。特に、持分法適用関連会社となった株式会社リョーサンの投資利益が大きく寄与しました。この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は70億22百万円と大幅な増益となりました。

売上・利益の推移

菱洋エレクトロの売上高は過去5年間で約1,200億円前後で推移しており、大きな変動はありませんでした。一方で、利益面では経常利益が大幅に改善しており、2024年1月期第4四半期は84億23百万円と過去最高益を更新しています。これは、株式会社リョーサンの持分法適用化による投資利益の計上が大きな要因となっています。

四半期連結貸借対照表について

菱洋エレクトロの資産は965億11百万円と前期末に比べ81億2百万円増加しました。これは主に、株式会社リョーサンの持分法適用関連会社化に伴う関係会社株式の増加によるものです。一方で、負債は452億22百万円と前期末に比べ15億38百万円増加しています。これは主に、短期借入金の増加によるものです。

資産の部

資産の主な内訳は、現金及び預金102億19百万円受取手形、売掛金及び契約資産284億60百万円商品及び製品190億93百万円などとなっています。関係会社株式が大幅に増加したことが大きな特徴です。

負債の部

負債の主な内訳は、支払手形及び買掛金127億84百万円短期借入金276億99百万円などとなっています。

純資産の部

純資産は512億89百万円と前期末に比べ65億63百万円増加しました。これは主に、持分法適用関連会社からの利益計上による利益剰余金の増加が要因となっています。

ROAとROE

菱洋エレクトロのROAは、前期の5.1%から当期の8.7%へと大幅に改善しました。これは、株式会社リョーサンの持分法適用化による投資利益の計上が大きく寄与したためです。一方、ROEは前期の7.0%から当期の15.1%と大幅に上昇しており、株主価値の向上にもつながっています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、90億68百万円の収入となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは、関係会社株式の取得により173億74百万円の支出となりました。その結果、当期末の現金及び現金同等物は102億19百万円となっています。

配当の支払額

菱洋エレクトロは、株主還元の一環として配当を行っています。当期は、年間140円の配当を実施しました。前期の120円から20円増配となっており、株主の皆様への還元も強化されています。

今後の展望

菱洋エレクトロは、2024年4月1日付で株式会社リョーサンとの経営統合を予定しています。両社の強みを活かした新たなビジネスモデルの構築により、国内エレクトロニクス商社の中核グループとしての地位を確立していくことが期待されています。また、DXやIoT分野での需要拡大を捉え、ソリューション提案力の強化にも取り組んでいく方針です。

編集部のまとめ

菱洋エレクトロは、2024年1月期第4四半期決算において売上高、利益ともに大幅な増加を果たしました。これは、株式会社リョーサンの持分法適用化による投資利益の寄与が大きな要因となっています。また、ROAやROEといった収益性指標も大幅に改善しており、株主価値の向上にもつながっています。今後は、経営統合を機に、両社の強みを活かしたさらなる成長が期待されます。

菱洋エレクトロ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

菱洋エレクトロ株式会社は、2024年4月1日付で株式会社リョーサンとの経営統合を予定していることに伴い、決算期を1月31日から3月31日に変更しています。今回の決算は、2023年2月1日から2024年3月31日までの14ヶ月間の変則決算となっています。また、株主還元の一環として、年間140円の配当を実施しており、前期から20円増配となっています。

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