正栄食品工業株式会社の第77期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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正栄食品工業株式会社の2023年11月から2024年1月までの第1四半期決算は好調でした。売上高は前年同期比9.5%増の295億22百万円、営業利益は前年同期比74.7%増の11億94百万円と大幅に増加しました。利益率も改善し、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億76百万円と前年同期比70.4%の増益となりました。業績好調の要因は、国内事業の増収と収益改善、米国でのクルミ販売の伸長、中国国内での販売が堅調だったことなどです。今後も創業120周年に向けて海外事業の拡大や物流インフラの強化など、各種課題にしっかり取り組んでいく方針です。

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企業情報

企業名: 正栄食品工業株式会社
証券コード: 80790
決算期: 10月31日

正栄食品工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

正栄食品工業株式会社の決算日は10月31日です。決算発表は翌年の3月15日に行われています。

主な事業

正栄食品工業株式会社は、乳製品・油脂類、製菓原材料類、乾果実・缶詰類、菓子・リテール商品類などの食品製造・販売を主な事業としています。国内はもちろん、米国や中国など海外市場にも事業展開しており、幅広いラインナップの商品を提供しています。また、創業120周年を目指して、海外事業の拡大や物流インフラの強化など、様々な取り組みを進めています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高295億22百万円と前年同期比9.5%増加しました。利益面でも、営業利益11億94百万円親会社株主に帰属する四半期純利益5億76百万円と大幅な増益となりました。この背景には、国内事業の増収と収益改善、米国クルミ販売の伸長、中国国内での販売好調などが寄与しています。利益率も大きく改善しており、収益力の向上が見られます。

売上・利益の推移

正栄食品工業株式会社の売上高は、2023年10月期には1,095億94百万円と堅調に推移しています。また、利益面では、経常利益が12億11百万円親会社株主に帰属する当期純利益が28億9百万円と、着実な増益基調にあります。中期的には、海外事業の拡大や物流改善などを通じて、さらなる業績向上が期待されています。

四半期連結貸借対照表について

正栄食品工業株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産が891億24百万円と前期末比16億71百万円増加しています。流動資産は584億3百万円、固定資産は307億21百万円となっています。一方、負債合計は376億33百万円純資産合計は514億90百万円となっており、財務体質は健全に推移しています。

資産の部

資産の部では、受取手形及び売掛金が25億38百万円増加したほか、商品及び製品が19億17百万円、原材料及び貯蔵品が15億62百万円それぞれ増加しています。一方で、現金及び預金が37億19百万円減少しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が31億25百万円増加した一方で、未払金が2億12百万円、未払法人税等が3億18百万円、賞与引当金が5億98百万円それぞれ減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が1億72百万円増加しましたが、為替換算調整勘定が6億50百万円減少しています。全体としては、純資産合計が514億90百万円となっています。

ROAとROE

正栄食品工業株式会社のROA(総資産経常利益率)は2023年10月期に1.4%となり、ROE(自己資本当期純利益率)は5.5%となっています。前期と比べて両指標とも改善傾向にあり、収益力と資本効率の向上が見られます。今後は、海外事業の拡大や物流インフラの強化などの施策を通じて、さらなる収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローは公表されていませんが、前期では営業活動によるキャッシュ・フローが28億79百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが18億87百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが14億25百万円の支出となっています。安定したキャッシュ・フロー創出力を持ち、設備投資やM&Aなどにも積極的に取り組んでいる様子がうかがえます。

配当の支払額

正栄食品工業株式会社の配当金は1株当たり年24円で、当期も同水準を維持する見通しです。財務体質の健全性が保たれており、株主還元にも積極的に取り組んでいることがわかります。今後も安定的な配当の継続が期待されます。

今後の展望

正栄食品工業株式会社は、創業120周年を目指して、海外事業の拡大や物流インフラの強化などに取り組んでいきます。特に中国やアジア市場での事業拡大が期待されており、また、2024年の物流問題にも先手を打って対応していく方針です。これらの施策を通じて、さらなる業績向上と企業価値の向上を実現していくと見られます。今後の展開にも注目が集まっています。

編集部のまとめ

正栄食品工業株式会社の第1四半期決算は、売上高、利益ともに前年同期を大きく上回る好調な結果となりました。国内事業の改善、海外事業の伸長などにより、収益力が確実に向上してきています。今後は、創業120周年に向けた取り組みとして、海外事業の拡大や物流インフラの強化などに着手しており、中長期的な企業価値向上が期待されます。安定的な配当も継続されており、株主還元の面でも魅力的な企業といえるでしょう。

正栄食品工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

正栄食品工業株式会社の決算日は10月31日で、決算発表は翌年の3月15日に行われます。配当金は1株当たり年24円を維持しており、株主還元にも注力しています。今後も安定的な業績と収益力の向上が期待されます。

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