株式会社カナデンの第174期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

世界でも革新的な製品を開発している株式会社カナデンの決算状況をご紹介します。同社の業績は順調に推移しており、半導体や制御システムといった成長分野で大きな成果を挙げています。今回の決算では増収増益となり、企業価値の向上に期待がかかっています。今後もグループ一丸となってさらなる飛躍を目指していくことでしょう。

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企業情報

企業名: 株式会社カナデン
証券コード: 80810
決算期: 2024年3月期

株式会社カナデンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社カナデンの決算日は3月31日で、決算は年4回行われています。決算発表のタイミングは、第1四半期(6月)、第2四半期(9月)、第3四半期(12月)、そして年間(3月)の4回となっています。

主な事業

株式会社カナデンは、FA(ファクトリーオートメーション)システム事業ビル設備事業インフラ事業情通・デバイス事業の4つのセグメントで事業を展開しています。主力は電子制御システムや産業用製品の開発・販売で、幅広い業界のニーズに応えるソリューションを提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は増収増益となりました。売上高は80,363百万円と前年同期比10,045百万円の増加を記録しています。経常利益は2,905百万円523百万円の増益となり、高い利益率を維持しています。半導体や制御システムなどの需要が堅調に推移したことが業績向上につながりました。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は106,419百万円80,363百万円70,317百万円と推移しており、直近3年間で大幅な増収基調となっています。利益面でも同様に経常利益は4,244百万円、2,905百万円、2,381百万円と増加傾向にあります。主力事業の好調を背景に、企業業績は順調に拡大しています。

四半期連結貸借対照表について

直近の四半期連結貸借対照表では、総資産が73,943百万円となっています。前期末から9,351百万円の減少となっており、主な要因は受取手形・売掛金の減少によるものです。一方、負債は28,106百万円で前期末から10,809百万円の減少しており、自己資本比率は62.0%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が57,475百万円で前期末から11,339百万円減少しました。これは主に受取手形・売掛金の減少によるものです。一方、固定資産は16,467百万円1,988百万円増加しており、のれんが1,673百万円増加したことが要因です。

負債の部

負債の部では、流動負債が26,393百万円と前期末から11,392百万円減少しました。これは主に支払手形・買掛金の減少によるものです。一方、固定負債は1,712百万円583百万円増加しており、長期借入金が増加したことが要因です。

純資産の部

純資産の部では、45,837百万円と前期末から1,458百万円増加しています。これは主に利益剰余金の増加によるものです。自己資本比率は62.0%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前年同期の3.4%から2.6%に低下したものの、健全な水準を維持しています。一方、ROE(自己資本利益率)は前年同期の3.5%から4.2%に上昇しており、自己資本の効率的な活用が進んでいることがわかります。同社は成長投資を積極的に行いつつ、収益性も向上させ、企業価値の最大化を図っています。

キャッシュフロー

当第3四半期の営業キャッシュフローは2,163百万円のマイナスとなりました。これは主に売上債権の減少によるものです。一方、投資キャッシュフローは1,365百万円のマイナスで、固定資産の取得などによるものです。財務キャッシュフローは1,640百万円のマイナスで、配当金の支払が要因となっています。全体としては、現金及び現金同等物が2,163百万円減少しました。

配当の支払額

株式会社カナデンは、中間配当として1株当たり24円期末配当として1株当たり22円の配当を行っています。この結果、年間配当金は1株当たり46円となっており、株主への還元も積極的に行っています。

今後の展望

株式会社カナデンは、5ヵ年中期経営計画『Electronics Solutions・Company 2025(ES・C2025)』の3年目として、技術力・企画力の向上グループ内外との連携強化オリジナルソリューションの提供などに取り組んでいます。急速なデジタル化やカーボンニュートラルの実現など、社会の変化に即応しつつ、持続可能な事業成長を目指しています。今後も株主価値の最大化に向けた戦略を展開していくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社カナデンは、半導体や制御システムなどの成長分野で大きな成果を上げ、売上高・経常利益ともに増加傾向にあります。財務体質も健全で、配当政策も株主に配慮したものとなっています。今後も社会課題の解決に取り組み、持続的な成長を目指す同社に注目が集まるでしょう。

株式会社カナデンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社カナデンの決算日は3月31日で、年4回の決算発表を行っています。配当については、中間配当が1株当たり24円、期末配当が1株当たり22円と、年間配当金は1株当たり46円となっています。株主への還元も積極的に実施している同社の経営姿勢が窺えます。

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