株式会社GSIクレオスの第94期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社GSIクレオスは、2023年第3四半期の業績を発表しました。売上高は前年同期比8.8%増加の110,802百万円と好調な収益を記録しました。営業利益は26.9%増益の2,215百万円、経常利益も19.7%増益の2,270百万円と、主要指標が健全な成長を示しています。これは主力事業のファイバーやケミカル、アウターなどが好調に推移したことが寄与しています。同社は持続可能な企業価値向上を目指しており、今後の継続的な業績拡大が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社GSIクレオス
証券コード: 81010
決算期: 3月期

株式会社GSIクレオスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社GSIクレオスの決算日は3月31日です。定時株主総会での決算承認後、6月の末日頃に有価証券報告書を提出しています。四半期決算は2月9日に第3四半期決算を公表しました。

主な事業

株式会社GSIクレオスは、繊維関連事業工業製品関連事業の2つの事業セグメントを展開しています。繊維関連事業では、ファイバー、アウター、インナーなどの製品を取り扱っています。工業製品関連事業では、半導体関連材料、機能性化学品、ホビー・生活関連製品、産業機材などの製品を取り扱っています。幅広い事業領域を持ち、様々な産業分野に製品を提供しています。

今期の業績と利益率は?

2023年第3四半期の決算では、売上高は前年同期比8.8%増の110,802百万円と好調な業績となりました。営業利益は26.9%増益の2,215百万円、経常利益は19.7%増益の2,270百万円と、主要指標が着実に伸長しています。これにより、売上総利益率は11.0%となり、前年同期の10.4%から改善しました。収益性の向上が進んでいます。

売上・利益の推移

GSIクレオスの最近3年間の業績推移をみると、売上高は2023年3月期に131,054百万円と過去最高を記録しています。一方、営業利益は2,204百万円、経常利益は2,320百万円となり、ともに2022年3月期を上回っています。売上の伸長と収益性の改善が同時に進んでおり、企業の収益基盤が強化されています。

四半期連結貸借対照表について

GSIクレオスの2023年12月末の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は72,889百万円となりました。前期末比で3,476百万円増加しています。これは主に売上債権の増加によるものです。負債合計は45,527百万円で、前期末比2,044百万円増加しています。仕入債務の増加が主な要因です。純資産は27,361百万円と、前期末比1,432百万円増加しています。利益剰余金の積み上がりが主な理由です。

資産の部

資産の部では、流動資産が60,976百万円と前期末比3,326百万円増加しました。売上債権の増加が主な要因です。一方、固定資産は11,912百万円と前期末比151百万円増加しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が43,688百万円と前期末比2,232百万円増加しました。仕入債務の増加が主な要因です。固定負債は1,839百万円と前期末比187百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が16,124百万円と前期末比746百万円増加しました。また、為替換算調整勘定が1,961百万円と前期末比908百万円増加しています。これらにより、純資産合計は27,361百万円となりました。

ROAとROE

GSIクレオスのROA(総資産利益率)は3.54%ROE(自己資本利益率)は6.00%となっています。前年同期と比べ、ROAは0.23ポイント、ROEは0.78ポイントそれぞれ上昇しています。これは、営業利益の増加と資産効率の改善が寄与したものと考えられます。引き続き収益性と資産効率の向上に取り組み、株主価値の向上を目指しています。

キャッシュフロー

GSIクレオスのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが2,449百万円の収入となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上によるものです。一方、投資活動によるキャッシュフローは425百万円の支出財務活動によるキャッシュフローは768百万円の支出となりました。全体として現金及び現金同等物は7,490百万円となり、前期末比1,138百万円増加しています。健全な資金繰りを維持しながら、将来の成長投資にも備えています。

配当の支払額

GSIクレオスは、株主還元の一環として配当を実施しています。2023年6月開催の定時株主総会において、1株当たり73円の期末配当が決議されました。これにより、年間配当金は1株当たり142円となりました。2022年3月期と比較すると、1株当たり7円の増配となっています。今後も株主への利益還元に注力していく方針です。

今後の展望

GSIクレオスは、持続的な成長を目指し、中期経営計画「GSI CONNECT 2024」に掲げる2つの重要課題に取り組んでいます。1つは「過去最高純利益の更新」、もう1つは「資本市場からの信任度の向上」です。今回の第3四半期決算では、売上高、営業利益、経常利益のすべての項目で前年同期を上回る好 results を残すことができました。引き続き収益力の向上と財務体質の強化に注力し、企業価値の最大化に努めていきます。

編集部のまとめ

株式会社GSIクレオスは、2023年第3四半期の業績が好調に推移しました。売上高は前年同期比8.8%増の110,802百万円、営業利益は26.9%増益の2,215百万円、経常利益は19.7%増益の2,270百万円と、主要指標が伸長しています。同社は持続的な成長に向けて、収益力の向上と財務体質の強化に取り組んでおり、今後の業績拡大が期待されます。 株主還元においても、1株当たり年間配当金を前期比7円増の142円としており、株主への利益還元にも注力しています。GSIクレオスの安定的な業績と企業価値向上への取り組みが注目されます。

株式会社GSIクレオスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社GSIクレオスの決算日は3月31日で、定時株主総会での決算承認後の6月末頃に有価証券報告書を提出しています。直近の2023年3月期では、1株当たり142円の年間配当を実施しており、前期比7円の増配となりました。今後も株主への利益還元に注力していく方針です。

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