株式会社 キングの第77期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは、ブログ編集部です。今回は株式会社キングの最新四半期決算報告を分析したいと思います。同社はアパレルテキスタイル不動産事業を展開する企業で、市場からの評価も高い注目株です。
今期の決算では、売上高が前年同期比2.1%増加と好調に推移し、利益率も堅調に推移しています。また、財務体質も健全であることが分かりました。以下、詳細をお伝えします。

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企業情報

企業名: 株式会社 キング
証券コード: 8180
決算期: 4月1日~3月31日

株式会社 キングの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社キングの決算日は3月31日です。四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日に行われます。
決算発表は各四半期末から2か月以内に行われています。

主な事業

株式会社キングはアパレル事業テキスタイル事業エステート事業の3つを主な事業としています。
アパレル事業では、ミッシー・ミセスゾーンを中心としたブランド力と高品質な商品開発力を強みに、高感度な商品づくりに注力しています。テキスタイル事業では自己完結型ビジネスを展開し、企画提案力を活かしたコンバーター事業を展開しています。また、エステート事業では東京・京都・大阪の不動産を保有し、賃貸事業を行っています。

今期の業績と利益率は?

当四半期の売上高は62億17百万円と前年同期比で2.1%の増加となりました。利益面では、営業利益が7億53百万円経常利益が8億19百万円と堅調に推移しています。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億31百万円となり、前年同期比で21.1%減少しました。利益率については、引き続き高水準を維持しています。

売上・利益の推移

同社の売上高は過去3年間安定的に推移しており、8,422百万円(2023年3月期)、6,088百万円(2022年12月期末)、6,217百万円(2023年12月期末)となっています。
利益面では、経常利益は1,129百万円(2023年3月期)、814百万円(2022年12月期末)、819百万円(2023年12月期末)と横ばいで推移しています。同社は収益性の高いビジネスモデルを構築しており、安定的な業績を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

同社の総資産は248億45百万円となり、前期末比2.37億円増加しました。これは主に投資有価証券の増加によるものです。
一方、負債合計は33億66百万円と前期末比1.57億円減少しており、自己資本比率は86.5%と高水準を維持しています。同社の財務体質は非常に健全といえます。

資産の部

流動資産は127億20百万円と前期末比で2.35億円減少しました。一方、固定資産は121億25百万円と前期末比で4.72億円増加しました。これは主に投資有価証券の増加によるものです。

負債の部

流動負債は16億87百万円と前期末比で3.50億円減少しました。一方、固定負債は16億79百万円と前期末比で1.93億円増加しました。これは主に繰延税金負債の増加によるものです。

純資産の部

純資産合計は214億79百万円と前期末比で3.94億円増加しました。これは主にその他有価証券評価差額金の増加によるものです。自己資本比率は86.5%と非常に高い水準を維持しています。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は直近3年間で4.7%前後で推移しています。ROE(自己資本利益率)3.6%前後で推定されます。
同社は総資産およびエクイティの効率的な運用を行っており、高い収益力を維持できていると言えます。今後も安定した収益基盤を活かしつつ、更なる成長に期待がかかっています。

キャッシュフロー

同社のキャッシュフローは営業活動によるキャッシュフローが安定的に黒字を維持しており、積極的な設備投資や自己株式の取得にも活用できる良好な状況にあります。また、財務活動によるキャッシュフローも概ね均衡し、健全な財務体質を維持できています。
今後も安定したキャッシュフロー創出を続けることで、更なる企業価値の向上が期待できるでしょう。

配当の支払額

同社は年2回の配当を実施しています。配当性向は40%前後を目標としており、1株当たり年間配当金は34円となっています。
直近の第3四半期の配当金は1株当たり17円となりました。株主還元にも力を入れている企業と言えます。

今後の展望

同社は、引き続き「上等・上質=プレミアム」にこだわった付加価値の高い商品づくりと、SNSやWebなどデジタルを活用したお客様とのコミュニケーション強化に注力していきます。
また、収益性を重視した事業運営と固定費の削減、生産管理機能の強化など、持続的な成長を目指す取り組みを進めていく方針です。
今後も同社が築き上げてきた強みを活かし、市場での存在感を高めていくことが期待されます。

編集部のまとめ

今回の決算報告から、株式会社キングは安定した収益基盤を持ち、健全な財務体質を維持していることが分かりました。
売上高や利益は横ばいながらも堅調に推移しており、自己資本比率も高水準を保っています。また、積極的な株主還元も行っていることから、株主価値の向上にも注力していることが伺えます。
今後も同社の強みを活かし、プレミアム感のある製品開発や新しい販売チャネルの開拓など、さらなる成長が期待できそうです。

株式会社 キングの決算日や配当についてまとめました。

株式会社キングの決算日は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日に行われます。年2回の配当を実施しており、直近の第3四半期の配当金は1株当たり17円となりました。安定した収益基盤と財務体質を持つ企業として、株主還元にも力を入れていることがうかがえます。

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