株式会社ワキタの第65期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ワキタの2024年第1四半期決算報告が発表されました。直近の売上高は219億円と前年同期に比べ9.9%の増加を果たしています。経常利益は15億円と5.1%増加し、利益面でも好調な数字となりました。企業は「安定から成長へ」をテーマに掲げ、店舗ネットワークの拡大やICTソリューションの強化など、持続可能な成長に向けた取り組みを進めています。今後の業績推移にも注目が集まります。

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企業情報

企業名: 株式会社ワキタ
証券コード: 82618
決算期: 2月末

株式会社ワキタの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ワキタの決算日は2月末となっています。第1四半期決算は2024年5月31日が基準日で、7月12日に四半期報告書を提出しています。年間では2月末決算となり、5月に株主総会を行っています。

主な事業

株式会社ワキタは建設機械レンタルを中心とした建機事業と、商事事業(カラオケ機器など)、不動産事業(ホテル運営など)の3つの事業を展開しています。建機事業は同社の中核を担う大きな柱で、国内外の建設現場に建機を提供しています。その他の事業でも着実に業績を伸ばしており、事業の多角化を進めています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の連結業績は、売上高が219億円と前年同期比9.9%増加し、営業利益は15億円と6.5%の増益となりました。各事業の収益力が向上し、全体として好調な業績を残せたと言えます。また、経常利益率は7.2%と高水準を維持しており、利益面でも健全な状況にあると評価できます。

売上・利益の推移

直近3年の連結業績をみると、売上高は88,654百万円と堅調に推移しています。また、経常利益は5,712百万円親会社株主に帰属する当期純利益は3,158百万円と、順調に利益を伸ばしてきました。建機事業を中心に安定した収益基盤を築いており、今後の更なる成長が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2024年5月末時点の総資産は1,409億円となっています。前期末比で29億円の減少となっています。一方、負債合計は420億円と、前期末比10億円の減少となっています。純資産は989億円で、自己資本比率は69.4%となっており、健全な財務体質を維持しています。

資産の部

流動資産は470億円で、現金及び預金が172億円、売掛金が115億円となっています。固定資産は939億円で、貸与資産が397億円、賃貸不動産が91億円などが主な内訳です。事業展開に必要な資産を保有しています。

負債の部

流動負債は212億円で、支払手形及び買掛金が65億円、電子記録債務が34億円などが主な内訳です。固定負債は208億円で、長期借入金が130億円、長期設備関係未払金が130億円となっています。

純資産の部

資本金が138億円利益剰余金が702億円と、健全な財務基盤を築いています。自己資本比率は69.4%と高水準を維持しており、株主資本の充実が図られています。

ROAとROE

株式会社ワキタのROA(総資産経常利益率)は直近3年平均で4.1%です。また、ROE(自己資本当期純利益率)は4.9%となっています。両指標ともに業界平均を上回る水準にあり、効率的な経営が行われています。営業活動の収益性が高く、資産の効率的な運用がなされていると評価できます。今後も安定した収益力を維持し、株主価値の向上につながると期待されます。

キャッシュフロー

株式会社ワキタのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが堅調に推移しています。直近3年間の営業CF合計は15,155百万円となっており、安定した収益基盤を背景に、継続的な設備投資や株主還元を行えるだけの十分な資金を生み出せていると言えます。一方で、投資活動によるCFはマイナス10,606百万円と設備投資に積極的に取り組んでいることがわかります。

配当の支払額

株式会社ワキタは、株主に対する利益還元を経営の重要課題の1つと位置付けています。2024年2月期の1株当たり年間配当金は62円と、前期より24円の増配となりました。配当性向は約98%と高い水準となっています。今後も安定配当を維持しつつ、設備投資や新規事業への投資にも取り組んでいく方針です。

今後の展望

株式会社ワキタは、「安定から成長へ」という経営方針の下、店舗ネットワークの拡大やICTソリューションの強化などの成長戦略を推進しています。特に建機事業では、自社保有機械の稼働率向上やレンタル単価の適正化に取り組み、収益性のさらなる向上を目指しています。また、介護事業の拡充など、新たな事業領域への展開にも期待が寄せられています。今後も持続的な成長と企業価値の向上が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社ワキタの2024年第1四半期決算は、売上高・利益ともに前年同期を上回る好調な結果となりました。建機事業を中心に安定した収益基盤を築き、事業の多角化にも取り組んでいます。健全な財務体質を維持しつつ、成長戦略を着実に実行しており、今後の更なる業績拡大が期待できます。配当面でも株主への利益還元に力を入れており、投資家の評価も高いと言えるでしょう。

株式会社ワキタの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ワキタの決算日は2月末となっており、年1回の定時株主総会を5月に開催しています。また、同社は株主に対する利益還元を重要な経営課題の1つとして位置付けており、2024年2月期の1株当たり年間配当金は62円と、前期から大幅な増配を行いました。今後も安定配当の維持に努めながら、企業価値の向上にも取り組んでいく方針です。

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