ヤマトインターナショナル株式会社の第78期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ヤマトインターナショナル株式会社の2023年11月期第1四半期決算が発表されました。売上高は53億4,400万円と前年同期比4.4%の増加、営業利益は2億6,900万円と12.5%の減少となりました。ファッション業界の回復基調を受けて売上は好調に推移しましたが、コスト上昇の影響で利益率は低下しています。今後は新商品開発やブランド価値向上に注力し、持続的な成長を目指していきます。

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企業情報

企業名: ヤマトインターナショナル株式会社
証券コード: 81270
決算期: 8月31日

ヤマトインターナショナル株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ヤマトインターナショナル株式会社の決算日は8月31日です。第1四半期決算は11月30日、第2四半期決算は2月28日、第3四半期決算は5月31日、本決算は8月31日と年4回の決算を行っています。

主な事業

ヤマトインターナショナル株式会社は、アパレル製造・販売を主な事業としています。自社ブランド「クロコダイル」を中心に、アメリカ発のアウトドアブランド「ペンフィールド」やハワイ発のカジュアルサーフブランド「ライトニングボルト」などを展開しています。また、子会社のヤマトファッションサービスが物流センターの運営や受注処理なども手がけています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高が53億4,400万円と前年同期比4.4%増加しました。しかし、営業利益は2億6,900万円と12.5%減少し、売上総利益率は61.4%と前年同期比0.3ポイント低下しました。物価高の影響によりコスト増加が進んでおり、利益率の悪化が課題となっています。

売上・利益の推移

ヤマトインターナショナル株式会社の直近の業績推移は以下の通りです。売上高は堅調に推移しており、前年同期比でも4.4%の増加となりました。一方で、営業利益は2億6,900万円と12.5%減少しており、物価高やコスト上昇の影響が見られます。今後は収益性の改善に向けて取り組んでいく必要がありそうです。

四半期連結貸借対照表について

ヤマトインターナショナル株式会社の当第1四半期の連結貸借対照表では、総資産が前期末比13億5,600万円増加の238億3,200万円となりました。主な増加は、商品及び製品が13億8,900万円増加したことによるものです。一方、負債合計は69億5,200万円となり、12億7,500万円の増加となりました。

資産の部

資産の部では、流動資産が116億2,400万円と前期末比11億900万円増加しました。うち、商品及び製品が32億2,000万円と大幅に増加しています。一方、固定資産は122億7,900万円と2億4,600万円の増加にとどまりました。

負債の部

負債の部では、流動負債が56億5,300万円と12億9,400万円増加しました。主な増加は電子記録債務が12億5,500万円増加したことによるものです。固定負債は12億9,900万円と1,900万円減少しました。

純資産の部

純資産の部では、168億7,900万円と前期末比8,000万円増加しました。うち、その他有価証券評価差額金が1億1,100万円増加しています。自己資本比率は70.8%と前期末から3.9ポイント低下しました。

ROAとROE

ヤマトインターナショナル株式会社のROAは、今期第1四半期時点で年換算で4.5%の水準となっています。一方でROEは年換算で5.2%です。両指標ともに前年同期に比べ低下しているのは、物価高の影響によりコスト増加が進んだためです。今後は収益力の改善に注力し、ROA・ROEの向上を目指していく必要があります。

キャッシュフロー

当第1四半期におけるキャッシュ・フローの状況は以下の通りです。営業活動によるキャッシュ・フローは15億8,700万円のマイナスとなりました。これは主に、たな卸資産の増加15億9,000万円によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは1億7,200万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは1憶2,200万円のプラスとなっています。

配当の支払額

ヤマトインターナショナル株式会社は、年2回の配当を実施しています。当期第1四半期では1株当たり12円の中間配当を行いました。前年同期は1株当たり6円の配当でしたので、昨年度から2倍の配当額となっています。今後も安定的な配当を目指していく方針のようです。

今後の展望

ヤマトインターナショナル株式会社は、中期ビジョン「Yamato 2026」を掲げ、次世代顧客の開拓と既存顧客の活性化に注力しています。主力のクロコダイルブランドについては、コンセプトの再構築やオンラインショップの強化などを通じて、ブランド価値の向上を目指します。また、新ブランドの「CITERA」も販路拡大を図っていく方針です。一方で、物流子会社の生産性向上により収益性の改善にも取り組んでいきたいと考えています。

編集部のまとめ

ヤマトインターナショナル株式会社の2023年11月期第1四半期決算は、売上高が堅調に推移した一方で、物価高の影響によるコスト増加から利益率が低下しました。今後は主力ブランドの価値向上と新規顧客の開拓に注力するとともに、物流子会社の生産性改善により収益性の改善を目指していく方針です。株主還元については、前期比2倍の中間配当を実施しており、株主重視の経営姿勢が印象的でした。

ヤマトインターナショナル株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ヤマトインターナショナル株式会社の決算日は8月31日、第1四半期決算は11月30日となっています。配当については、年2回の中間配当と期末配当を実施しており、今期の中間配当は1株当たり12円と前年同期比2倍の増配となりました。株主還元の充実に取り組む同社の姿勢が伺えます。

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