ヤマトインターナショナル株式会社の第78期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ヤマトインターナショナル株式会社は、ファッション業界における主要企業の1社で、誇り高きブランドを展開しています。2024年2月期第2四半期の決算を発表しましたので、その内容を簡単にご紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: ヤマトインターナショナル株式会社
証券コード: E00600
決算期: 2024年8月期

ヤマトインターナショナル株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ヤマトインターナショナル株式会社の決算日は2月末と8月末の年2回で、第2四半期決算は2月末、本決算は8月末に発表されます。

主な事業

ヤマトインターナショナル株式会社は、主にアパレル事業を展開しています。代表的なブランドに「クロコダイル」や「CITERA」、「Penfield」などがあります。アパレル製品の企画・生産・販売に加え、物流事業も手がけており、自社ブランドの強化と販路拡大に注力しています。

今期の業績と利益率は?

2024年2月期第2四半期の売上高は111億7,590万円と前年同期比3.8%の増収となりました。利益面では、営業利益は1億9,363万円、経常利益は2億4,604万円と前年同期に比べ減益となりました。しかし、売上総利益率は55.9%と高水準を維持しており、企業体質の強さが窺えます。

売上・利益の推移

ヤマトインターナショナル株式会社は、2023年8月期の売上高が208億円を超えるなど、堅調な業績を維持しています。一方で、利益面では2024年2月期第2四半期に減益となったものの、過去3年連続で親会社株主に帰属する当期純利益が5億円以上を確保しており、収益力の高さが特徴です。

四半期連結貸借対照表について

ヤマトインターナショナル株式会社の財務体質は非常に健全であると言えます。

資産の部

当第2四半期末の総資産は246億2,311万円と前期末比21億4,653万円増加しています。流動資産は119億2,798万円で、その中の現金及び預金が80億802万円と手元資金が厚く、財務基盤が強固であることがわかります。

負債の部

負債合計は74億4,040万円と前期末比17億6,230万円増加しましたが、そのほとんどが仕入債務の増加によるものです。有利子負債は8億1,279万円と低水準を維持しており、財務健全性は高いと評価できます。

純資産の部

純資産は171億8,270万円と前期末比3億8,370万円増加しました。自己資本比率は69.8%と高水準を維持しており、財務の安定性が高いことが分かります。

ROAとROE

ヤマトインターナショナル株式会社のROA(総資産利益率)は2023年8月期で2.8%、ROE(自己資本利益率)は3.8%となっています。収益性は業界平均並みですが、財務の健全性が高いため、今後の収益改善に期待が高まっています。

キャッシュフロー

2024年2月期第2四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが13億6,280万円の収入となり、投資活動によるキャッシュ・フローが7,129万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが3億2,913万円の支出となりました。その結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は79億8,018万円となり、手元流動性が潤沢であることがわかります。

配当の支払額

ヤマトインターナショナル株式会社は、1株当たりの年間配当金が12円と、業績に応じた適正な配分を行っています。財務体質も健全なため、今後も株主還元の拡充が期待されます。

今後の展望

ヤマトインターナショナル株式会社は、中期ビジョン「Yamato 2026」のもと、既存顧客の活性化と新規顧客の獲得に取り組んでいきます。ブランド力の強化や新規事業の展開など、さまざまな施策を通じて持続的な成長を目指しています。今後の業績に期待が高まっています。

編集部のまとめ

ヤマトインターナショナル株式会社の2024年2月期第2四半期決算は、売上高が増加し収益性も高水準を維持するなど、全体として良好な結果になりました。財務体質も非常に健全で、今後の成長が期待できる企業といえるでしょう。株主還元についても着実に行っているため、ヤマトインターナショナル株式会社は注目すべき企業の1社だと言えます。

ヤマトインターナショナル株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ヤマトインターナショナル株式会社の決算は年2回(2月末・8月末)行われ、第2四半期決算は2月末に、本決算は8月末に発表されます。配当については、2024年2月期は1株当たり12円の年間配当を実施しており、今後も適正な株主還元が期待できます。

タイトルとURLをコピーしました