株式会社サンゲツの第72期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社サンゲツの2023年3月期第3四半期決算報告が発表されました。売上高は前年同期比10.2%増の1,400億円となり、堅調な業績を示しています。この決算は「次の飛躍に備える3年間」と位置付けられた中期経営計画の初年度にあたり、さまざまな成長戦略が奏功した結果と言えるでしょう。

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企業情報

企業名: 株式会社サンゲツ
証券コード: E03071
決算期: 3月期

株式会社サンゲツの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社サンゲツの決算期は3月期です。 第3四半期の決算は2023年12月31日までの業績を発表しています。

主な事業

株式会社サンゲツは、壁紙、床材、カーテン、家具など、住宅・オフィスなどの内装材を中心とした建築資材の製造・販売を行っている企業です。 国内外の事業展開を行っており、直販店舗の運営や、設計施工管理サービスの提供なども手掛けています。 中長期的には「スペースクリエーション企業」を目指し、空間デザイン機能の強化に注力しています。

今期の業績と利益率は?

2023年3月期第3四半期の業績は、売上高1,400億円(前年同期比+10.2%)、営業利益149億円(同+2.4%)と好調な結果となりました。 利益面では原材料価格の高騰などによる収益圧迫要因はあったものの、売上の拡大により経常利益率は11.0%と堅調な水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は1,760億円(2023年3月期予想)まで増加しており、経常利益も206億円(同)と高水準で推移しています。 各事業セグメントが堅調に推移し、全体としても着実な成長を遂げています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の連結貸借対照表は健全な状態を維持しています。 流動比率は203.0%、自己資本比率は61.7%となっており、安定した財務基盤を有しています。

資産の部

総資産は1,637億円と前期末比7億円減少しました。 流動資産は1,021億円と前期末から26億円減少しましたが、固定資産が615億円と19億円増加しています。

負債の部

負債合計は625億円と前期末比60億円減少しています。 短期借入金の返済などにより有利子負債が減少しました。

純資産の部

純資産合計は1,011億円と前期末比53億円増加しています。 親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加しました。

ROAとROE

ROAは9.3%、ROEは11.4%と、ともに高水準を維持しています。 事業の収益力が高く、効率的な資産運用と財務基盤の強さが確認できます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・インフローが171億円、投資活動によるキャッシュ・アウトフローが37億円、財務活動によるキャッシュ・アウトフローが90億円となりました。 前期に比べて投資の増加がありましたが、営業キャッシュ・フローが順調に推移し、全体として健全な資金繰りを維持しています。

配当の支払額

2023年3月期の年間配当金は130円を予定しており、第2四半期末までに65円、期末に65円の配当を実施しています。 株主還元にも積極的に取り組んでいる様子がうかがえます。

今後の展望

新中期経営計画「BX 2025」の初年度として、人的資本やデジタル資本の強化による基盤拡充に加え、商品開発力や空間デザイン、物流・施工機能の強化など、事業領域の拡大に取り組んでいきます。 国内外での成長市場の開拓や、サービス提案力の向上など、持続的な成長につながる施策を推進していく方針です。

編集部のまとめ

株式会社サンゲツは、国内外の建築資材市場で確固たる地位を築いている企業です。 この度の好業績は、各事業領域での成長戦略が着実に実を結んでいる証左と言えるでしょう。 今後も「スペースクリエーション企業」への変革を進め、顧客や社会からの期待に応えていくことが期待されます。

株式会社サンゲツの決算日や配当についてまとめました。

株式会社サンゲツの決算期は3月期で、第3四半期の決算は2023年12月31日までの業績となっています。 2023年3月期の年間配当金は130円を予定しており、株主還元にも積極的に取り組んでいます。 今後も中期経営計画に掲げる成長戦略を推進し、企業価値の向上に努めていくことが期待されています。

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