株式会社ミツウロコグループホールディングスの第115期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ミツウロコグループホールディングスの2023年12月期第3四半期決算報告がリリースされました。売上高は前年同期比5.4%減の2,218億77百万円となりましたが、営業利益は前年同期比22.0%増の88億41百万円と好調な業績でした。自社の強みであるエネルギー事業や電力事業が好調に推移し、グループ全体の収益に大きく貢献しています。

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企業情報

企業名: 株式会社ミツウロコグループホールディングス
証券コード: 81310
決算期: 3月期

株式会社ミツウロコグループホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ミツウロコグループホールディングスは3月期決算を行っており、四半期決算は6月、9月、12月に発表されています。本決算は2023年3月期の第3四半期(10月~12月)の業績となります。

主な事業

株式会社ミツウロコグループホールディングスは、LPガスやガソリン、軽油などのエネルギー事業、電力事業、飲料水やフード事業、不動産事業など、様々な事業を展開しています。グループの中核を成すのがエネルギー事業とフーズ事業で、全国の顧客基盤と販売網を活かしながら事業を拡大しています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は、売上高2,218億77百万円、営業利益88億41百万円と前年同期比で売上は減少したものの、営業利益は22.0%増加と好調な結果となりました。エネルギー事業や電力事業の収益が改善したことが主な要因です。

売上・利益の推移

直近3期の売上高と利益の推移は以下の通りです。売上高は減少傾向にありますが、営業利益は増加傾向にあり、収益性の改善が進んでいます。特に第3四半期は過去最高益を記録しており、グループの収益力の高さが伺えます。

四半期連結貸借対照表について

当社の2023年12月末の総資産は1,810億53百万円と前期末比70億53百万円の増加となりました。現金及び預金の増加や投資不動産の取得などが主な要因です。一方、負債は856億34百万円と45億19百万円増加し、純資産は954億19百万円と25億34百万円増加しています。自己資本比率は52.7%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が前期末比21億21百万円増加の346億59百万円となり、流動性は高まりました。また、不動産投資の増加などにより有形固定資産が29億13百万円増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が49億15百万円増加したほか、長期借入金が26億65百万円増加しています。一方で、未払法人税等は20億12百万円減少しました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が44億85百万円増加したものの、自己株式の取得により10億87百万円減少しています。また、その他有価証券評価差額金が14億46百万円減少しています。

ROAとROE

当社のROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)は、直近3期で堅調に推移しています。ROAは5%前後、ROEは7%前後を維持しており、収益性と効率性が高い水準にあると評価できます。収益基盤の強化や資本効率の改善に取り組んでいる成果が表れています。

キャッシュフロー

当社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが安定的に黒字を確保しており、事業活動から高水準のキャッシュを生み出しています。一方で、設備投資やM&Aなどの投資活動によるキャッシュ・フローは赤字となっています。財務活動では、配当金の支払いや自己株式の取得等により資金が流出しています。全体としては、堅実なキャッシュマネジメントを実現している企業といえます。

配当の支払額

当社は、1株当たり37円の期末配当を実施する予定です。前期より12円増配しており、配当性向は28.4%と株主還元に積極的な姿勢が窺えます。今後も中長期的な視点で安定的な配当を目指していくとしています。

今後の展望

当社は、脱炭素化やレジリエンス強化といった社会的要請に応えつつ、新たな事業機会の創出にも注力しています。系統用蓄電池の設置や電気自動車(EV)充電事業への参入など、成長分野への投資を進めているほか、海外展開の強化にも取り組んでいます。また、デジタル化によるグループ全体の業務効率化も進めており、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。

編集部のまとめ

株式会社ミツウロコグループホールディングスは、エネルギーや食品など、生活に密着した分野で安定した収益基盤を築いています。第3四半期の業績は過去最高益を更新し、収益性の高さが際立っています。一方で、脱炭素化やデジタル化への対応など、中長期的な視点での成長戦略にも注力しています。財務体質も健全で、株主還元にも前向きな姿勢が窺えます。今後の更なる飛躍に期待が高まる企業といえるでしょう。

株式会社ミツウロコグループホールディングスの決算日や配当についてまとまめした。

株式会社ミツウロコグループホールディングスは3月期決算を行っており、四半期決算は6月、9月、12月に発表しています。直近の第3四半期決算では過去最高益を更新しており、1株当たり37円の期末配当を実施予定と株主還元にも積極的な姿勢が窺えます。今後も脱炭素化やデジタル化など、社会的要請に応えつつ成長分野への投資を進めていく方針です。

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