株式会社サンリオの第64期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社サンリオは、世界中で人気の「ハローキティ」をはじめとする可愛らしいキャラクターを生み出し、様々な製品展開を行っている企業です。今回の決算では、新型コロナウイルスの感染症分類の見直しに伴う経済活動の正常化やキャラクターの人気が高まったことで、大幅な増収増益を記録しました。

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企業情報

企業名: 株式会社サンリオ
証券コード: 81360
決算期: 2023年4月1日〜2024年3月31日

株式会社サンリオの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社サンリオの決算日は3月31日で、第3四半期決算の四半期報告書が2024年2月14日に提出されています。

主な事業

株式会社サンリオは、世界でも有名な「ハローキティ」をはじめとするキャラクターの商品化ライセンス事業と、オリジナル商品の物販事業、サンリオピューロランドやハーモニーランドなどのテーマパーク事業を行っています。キャラクターの認知度の高さを活かし、幅広いジャンルの商品を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は724億円と大幅に増加し、営業利益は213億円、経常利益は224億円と、いずれも前年同期比で100%以上の増益となりました。収益性も大きく改善しており、売上高営業利益率は29.5%、売上高経常利益率は31.0%と高水準となっています。

売上・利益の推移

過去3年間の推移を見ると、売上高は726億円から724億円と横ばいで推移しています。一方、営業利益は137億円から213億円に大幅に増加し、経常利益も137億円から224億円に増加しています。新型コロナウイルス感染症の影響から回復し、国内外のキャラクターの人気が高まったことで、大幅な増益となりました。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は1,588億円と前連結会計年度末比580億円増加しました。現金及び預金が460億円増加したほか、売掛金や商品及び製品、投資その他の資産なども増加しています。一方、負債は864億円と420億円増加し、借入金や転換社債型新株予約権付社債、支払手形及び買掛金などが増加しています。純資産は723億円と160億円増加しており、自己資本比率は45.3%となりました。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が980億円と大きく増加しており、これにより流動性が高まっています。また、売掃金や商品及び製品も増加傾向にあり、事業基盤が強化されています。

負債の部

負債の部では、借入金や社債などの有利子負債が増加しており、財務基盤の強化を進めていることがわかります。支払手形及び買掛金も増加しているため、事業規模の拡大に合わせて運転資金も確保できている状況です。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が大幅に増加しており、723億円と大きな水準となっています。自己資本比率も45.3%と一定の水準を維持しており、財務の健全性は確保できている状況にあります。

ROAとROE

株式会社サンリオのROAは前期10.7%から当期13.0%に改善しており、投下資本の効率性が向上しています。一方でROEは前期14.5%から当期21.9%に大幅に上昇しており、株主資本の効率的な活用ができていることがわかります。これは増益による経常利益の向上と、自己資本の増加により実現されています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比163億円増加し、212億円のプラスとなりました。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは56億円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは306億円のプラスとなり、現金及び預金残高は460億円増加しています。営業活動の強化と、適切な資金調達により、手元流動性が大幅に改善しています。

配当の支払額

株式会社サンリオは、前期の年間配当金が35円、当期の中間配当金が22.50円と、株主還元にも積極的に取り組んでいます。今後も業績に応じた適切な配当を実施していく方針のようです。

今後の展望

株式会社サンリオは、2024年3月期を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画「未来への創造と挑戦」の最終年度として、組織風土改革、国内外の構造改革、成長市場への投資などに取り組んでいます。2024年に「ハローキティ」が50周年を迎えることもあり、記念商品の展開や様々なイベントを通じてブランド価値の向上を目指しています。今後も同社の勢いが続くと期待できそうです。

編集部のまとめ

株式会社サンリオは、自社ブランドの「ハローキティ」を中心とした商品展開で大幅な増収増益を実現しました。新型コロナウイルス感染症の影響から回復し、国内外での人気が高まったことで収益性が大きく改善されています。財務面でも手元流動性が確保されるなど、強固な事業基盤を築いています。今後も50周年を控える「ハローキティ」を中心に、更なる飛躍が期待できそうです。

株式会社サンリオの決算日や配当についてまとめました。

株式会社サンリオの決算日は3月31日で、第3四半期決算の四半期報告書が2024年2月14日に提出されています。また、同社は業績に応じて適切な配当を行っており、前期の年間配当金が35円、当期の中間配当金が22.50円となっています。今後も株主還元に力を入れていく方針のようです。

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