株式会社ラピーヌの第76期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ラピーヌの最新四半期決算が発表されました!売上高は前年同期比31.1%減の18億14百万円と大幅減となりましたが、粗利率の改善や販管費の削減によって、営業損失は前年同期より改善しました。厳しい経営環境が続く中で、同社は販路の回復と生産性向上に取り組んでいます。これからの経営改善に注目が集まりそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社ラピーヌ
証券コード: 81430
決算期: 2024年2月期

株式会社ラピーヌの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ラピーヌの決算日は2月末日です。四半期決算は5月、8月、11月、2月に行われています。

主な事業

株式会社ラピーヌはアパレル製品の卸売・小売を主な事業としています。百貨店や直営店舗を通じて、ミセス層をターゲットにカジュアル衣料を中心に販売しています。また、障害者福祉事業も手がけており、野菜の生産・販売を行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は18億14百万円と前年同期比で31.1%の大幅減収となりました。しかし、同時に粗利率の改善や販管費の削減に努めた結果、営業損失は2億38百万円と前年同期の4億26百万円の損失から幾分改善されています。

売上・利益の推移

同社は、第71期(2019年2月期)から第75期(2023年2月期)まで、営業損失を計上し続けてきました。当第3四半期連結累計期間においても依然として営業損失を計上しており、通期の業績予想でも営業損失を見込んでいます。しかし、販路の回復と生産性向上に取り組むことで、業績の改善が期待されています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は34億63百万円と、前連結会計年度末に比べて5億61百万円減少しています。負債合計は25億4百万円と3億64百万円減少し、純資産合計は9億58百万円と1億97百万円減少しました。

資産の部

流動資産は19億26百万円と、前連結会計年度末に比べて5億83百万円減少しました。これは主に現金及び預金の減少によるものです。一方、固定資産は15億36百万円と21百万円増加しました。

負債の部

流動負債は14億70百万円と3億58百万円減少しました。短期借入金の減少などが主な要因です。固定負債は10億33百万円と6百万円減少しました。

純資産の部

純資産合計は9億58百万円と1億97百万円減少しました。これは主に利益剰余金の減少によるものです。

ROAとROE

同社のROAは前期末の2.8%から当第3四半期末では2.6%に低下しました。ROEも前期末の14.1%から当第3四半期末では10.3%に悪化しています。これは、営業損失が続いていることが主な要因です。今後の業績改善に期待がかかっています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結会計期間末の現金及び預金残高は13億61百万円と、前連結会計年度末に比べて7億26百万円減少しています。営業活動によるキャッシュ・フローの改善が喫緊の課題となっています。

配当の支払額

同社は現在、配当を実施していません。業績が回復するまでは配当の再開は難しい状況にあると考えられます。株主還元策への期待も高まっています。

今後の展望

同社は、消費者がお買い求めやすい価格帯の商品の提供や、新規顧客開拓製造原価低減固定費削減などに取り組んでいます。これらの施策が奏功すれば、業績の改善が期待できるでしょう。今後の動向に注目が集まっています。

編集部のまとめ

株式会社ラピーヌは、アパレル業界の中でも厳しい環境に置かれています。しかし、同社は販路の回復と生産性向上に注力し、徐々に業績の改善を目指しています。現金預金の確保や借入金の返済条件変更など、資金面での取り組みも続けています。今後の経営改革の行方に期待が高まっています。

株式会社ラピーヌの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ラピーヌの決算日は2月末日で、四半期決算は5月、8月、11月、2月に行われています。配当は現在実施されていませんが、業績の回復と併せて株主還元策への期待も高まっています。

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