株式会社東陽テクニカの第72期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社東陽テクニカの最新の四半期決算報告が公表されました。売上高は前年同期比26.0%増の69億4千4百万円と大幅な増収となり、各事業が好調に推移しました。営業利益は7億3千2百万円と大幅に改善し、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億5千7百万円と高いレベルの収益性を示しています。

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企業情報

企業名: 株式会社東陽テクニカ
証券コード: E02672
決算期: 2024年9月

株式会社東陽テクニカの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社東陽テクニカの決算期は9月末日で、第1四半期は10月1日から12月31日までとなります。四半期報告書は第1四半期(10月-12月)、第2四半期(1月-3月)、第3四半期(4月-6月)、通期(10月-9月)で発表されます。

主な事業

株式会社東陽テクニカは、情報通信・機械制御・物性/エネルギー・EMC/大型アンテナ・海洋/特機・ソフトウェア開発支援・ライフサイエンスなどの各分野において、測定器やシステム、ソリューションの提供を行っています。自動運転や次世代電池などの先端技術分野でも高い技術力を発揮しています

今期の業績と利益率は?

当期の業績は大幅に改善しました。売上高は69億4千4百万円と前年同期比26.0%増加しており、営業利益は7億3千2百万円と大幅な増益となりました。経常利益は6億7千万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億5千7百万円と高い収益性を示しています。

売上・利益の推移

売上高は第2四半期と第4四半期に集中する季節変動がありますが、当期は米国でのAD/ADAS開発向けの大型案件を計上したことで大幅な増収となりました。営業利益も前年同期の営業損失から大幅な改善を果たし、経常利益も黒字転換しました。次期以降も自動運転関連やカーボンニュートラル分野での需要が期待できるため、売上・利益ともに好調に推移していくと見られます。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の連結貸借対照表は、前期末と比べて資産が414億6千9百万円と15億1千4百万円増加しました。一方で負債は133億8千8百万円と17億4千7百万円増加し、純資産は280億8千1百万円と2億3千2百万円減少しています。

資産の部

当第1四半期末の資産は、のれんが12億6千1百万円増加したほか、商品及び製品が11億3千3百万円増加建設仮勘定が8億9千2百万円増加した一方で、投資有価証券が13億1千6百万円減少受取手形、売掛金及び契約資産が8億1百万円減少しています。

負債の部

負債は、短期借入金が20億円増加したほか、支払手形及び買掛金が1億5千1百万円増加した一方で、賞与引当金が3億5千2百万円減少しています。

純資産の部

純資産は、利益剰余金が6千3百万円減少し、繰延ヘッジ損益が1億6千7百万円減少したものの、自己株式が2千1百万円減少したことで、前期末比2億3千2百万円減少の280億8千1百万円となりました。

ROAとROE

前期のROAは7.0%、ROEは10.5%と高い水準を維持しています。当期は業績が大幅に改善したことで、ROAは上昇し、ROEも目標の8.0%以上の水準を達成できると見込まれます。自動運転関連や次世代電池などの成長分野での受注が好調であり、今後も収益性の高い事業が拡大していくと期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローの状況は四半期連結キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため開示されていませんが、前期の状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは安定的な収益力により15億円の黒字、投資活動によるキャッシュ・フローでは固定資産の取得などにより5億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローでは配当金の支払などにより10億円の支出となっています。今後も安定したキャッシュ・フローが維持できると考えられます。

配当の支払額

前期の1株当たり年間配当金は32円で、業績の好調さを反映して増配となりました。当期第1四半期の1株当たり四半期配当金も32円と前期と同額が支払われる予定です。今後も業績の伸張に応じて、株主還元の充実を図っていくことが期待されます。

今後の展望

当社は中期経営計画「TY2024」の最終年度を迎えており、売上高320億円、営業利益30億円、ROE8.0%以上の達成を目指しています。自動運転関連やカーボンニュートラル分野などの成長分野に注力し、安定的な収益基盤の確立と収益性の向上に努めていくと発表しています。今後も技術力とソリューション提供力を生かし、持続的な成長が期待できる企業と評価されています。

編集部のまとめ

株式会社東陽テクニカの決算は、売上高・利益ともに大幅に改善し、高い収益性を示しました。自動運転関連やカーボンニュートラル分野での受注が好調で、今後の成長も期待できると考えられます。配当金も安定的に支払われており、株主還元にも注力しています。今後も高い技術力を活かした事業展開が期待されます。

株式会社東陽テクニカの決算日や配当についてまとめました。

株式会社東陽テクニカの決算期は9月末日で、第1四半期(10月-12月)、第2四半期(1月-3月)、第3四半期(4月-6月)、通期(10月-9月)の決算を発表しています。当期第1四半期の1株当たり配当金は32円と前期と同額の配当を計画しており、今後も業績に応じて株主還元を行っていく方針です。

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