株式会社 木曽路の第75期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、株式会社木曽路の四半期決算報告が発表されました。料理・飲食物の加工調理提供を主要な事業とする同社は、新型コロナウイルスの影響から徐々に回復傾向にあります。特に第3四半期では、前年同期比17.0%増と大幅な増収を達成しています。利益面でも、営業利益、経常利益、純利益ともに黒字に転換し、株主還元として1株当たり8円の中間配当を行います。今後も新規出店や既存店改装、業務効率化などを通して、業績の伸長が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社 木曽路
証券コード: 81600
決算期: 3月期

株式会社 木曽路の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社木曽路の決算期は3月期です。第3四半期決算の対象期間は2023年10月1日から12月31日となります。

主な事業

株式会社木曽路は、しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」焼肉の「大将軍」「くいどん」居酒屋(「とりかく」「大穴」)など、飲食店を中心とした事業を展開しています。2023年7月1日には、完全子会社であった株式会社大将軍を吸収合併し、経営資源の集中と業務効率化を図っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が387億70百万円と前年同期比17.0%の増収を達成しました。利益面では、営業利益10億89百万円、経常利益11億28百万円、純利益7億88百万円と黒字に転換しています。このように新型コロナの影響から徐々に回復傾向にあり、経営の効率化も進んでいます。

売上・利益の推移

当第3四半期連結累計期間の売上高は387億70百万円と、前年同期比17.0%の増収を達成しました。利益面では、営業利益10億89百万円、経常利益11億28百万円、純利益7億88百万円と前年同期の赤字から黒字に転換しています。顧客数の回復と経費削減の効果により、業績は着実に改善してきているようです。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は486億60百万円で、前連結会計年度末比2億47百万円の増加となりました。主な内訳は、流動資産が214億89百万円、有形固定資産が169億98百万円、無形固定資産が27億19百万円、投資その他の資産が74億52百万円です。負債合計は207億94百万円で、前連結会計年度末比2億85百万円の減少となっています。

資産の部

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は486億60百万円で、前連結会計年度末比2億47百万円の増加となりました。主な内訳は、流動資産が214億89百万円、有形固定資産が169億98百万円、無形固定資産が27億19百万円、投資その他の資産が74億52百万円です。季節的な要因から売掛金や原材料が増加しています。

負債の部

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は207億94百万円で、前連結会計年度末比2億85百万円の減少となりました。主な内訳は、流動負債が172億28百万円、固定負債が35億66百万円です。借入金の返済などにより負債が減少しています。

純資産の部

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は278億65百万円で、前連結会計年度末比5億33百万円の増加となりました。主な内訳は、資本金が126億48百万円、資本剰余金が124億67百万円、利益剰余金が33億34百万円です。利益の積み上がりにより、純資産が増加しています。

ROAとROE

当第3四半期連結累計期間のROAは2.3%、ROEは2.8%となっています。前年同期はROAがマイナス、ROEも低かったため、大幅に改善しています。これは、売上高の回復と経費削減の効果により、売上高経常利益率が上昇したことが主な要因です。今後も収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローについては四半期連結キャッシュ・フロー計算書が開示されていないため、詳細は不明です。ただし、総資産が前期末比247百万円増加していることから、営業活動によるキャッシュ・フローは概して良好だと推測できます。今後の投資活動や財務活動の状況にも注目が必要でしょう。

配当の支払額

株式会社木曽路は、1株当たり8円の中間配当を実施しています。これは前年同期と同額の配当となります。業績が回復に向かう中、株主還元を継続していることが分かります。今後の業績動向に応じて、期末配当の支払いも期待できそうです。

今後の展望

株式会社木曽路は、今期の好業績を背景に、今後も新規出店や既存店の改装、業務効率化などに取り組み、収益力の向上を図っていく方針です。2023年7月1日には株式会社大将軍を吸収合併し、経営資源の集中と業務の重複解消によるシナジー効果の発揮も期待されます。インバウンド需要の回復や徐々に改善する個人消費も追い風になると考えられ、株式会社木曽路の業績は更なる伸長が見込まれます。

編集部のまとめ

株式会社木曽路の第3四半期決算は、新型コロナの影響からの回復基調が鮮明になってきた結果と言えそうです。売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも黒字転換を果たし、株主還元にも意欲的です。今後も新たな取り組みを通して、収益力と企業価値の向上が期待できる企業だと評価できるでしょう。

株式会社 木曽路の決算日や配当についてまとめました。

株式会社木曽路の決算期は3月期で、第3四半期決算の対象期間は2023年10月1日から12月31日となります。また、同社は1株当たり8円の中間配当を実施しています。今後も業績回復基調が続けば、期末配当の支払いも期待できそうです。

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