株式会社リテールパートナーズの最新の決算報告が発表されました! 同社は全国にスーパーマーケットやディスカウントストアを展開する大手小売企業です。売上高が前年同期比7.1%増加するなど、着実に業績を伸ばしていることがわかりました。厳しい経済環境の中、生鮮食品や惣菜などの強みを生かしつつ、店舗運営の効率化にも取り組んでいる様子です。今後の更なる成長が期待できそうです。
企業情報
企業名: 株式会社リテールパートナーズ
証券コード: 81670
決算期: 2024年2月期
株式会社リテールパートナーズの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社リテールパートナーズの決算期は2月期で、四半期決算は3月、6月、9月、12月に行われます。今回は2023年9月1日から11月30日までの第3四半期の決算報告となっています。
主な事業
株式会社リテールパートナーズは、スーパーマーケット事業とディスカウントストア事業を中心に展開しています。スーパーマーケット事業では、生鮮食品や惣菜を中心に幅広い品揃えを誇る店舗を運営しています。一方で、ディスカウントストア事業では、日用品から食品まで幅広いラインナップのお買い得商品を提供しています。また、保険代理業やスポーツクラブ、食品製造業などの事業も手がけています。
今期の業績と利益率は?
今期第3四半期の業績は順調で、売上高が前年同期比7.1%増加の1,877億73百万円となりました。また、経常利益は39.2%増の55億9百万円と大幅な増益となっています。利益率も改善傾向にあり、操業度の上昇や経費削減などが奏功しているようです。
売上・利益の推移
同社の売上高は、2022年2月期に2,267億40百万円を記録しており、直近の第3四半期累計でも1,872億34百万円と好調に推移しています。利益面でも、2022年2月期の経常利益は61億81百万円だったのが、直近第3四半期累計では55億9百万円と増加傾向にあります。消費者ニーズに的確に対応した商品戦略と、効率的な店舗運営が業績拡大につながっているようです。
四半期連結貸借対照表について
同社の直近の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は1,262億30百万円と前期末から約89億円増加しています。これは主に現金及び預金、建物及び構築物、投資有価証券などが増加したことによるものです。
資産の部
流動資産は373億14百万円で、前期末から44億55百万円増加しています。固定資産は888億16百万円と前期末から45億34百万円増加しています。主な増加要因は、有形固定資産やのれんなどの増加です。
負債の部
流動負債は348億1百万円と前期末から51億21百万円増加し、固定負債は122億94百万円と前期末から108百万円減少しています。買掛金や短期借入金などが増加しています。
純資産の部
純資産は791億34百万円と前期末から39億75百万円増加しています。利益剰余金やその他有価証券評価差額金の増加が主な要因です。
ROAとROE
同社のROA(総資産利益率)は直近第3四半期で4.4%と前年同期の2.1%から上昇しており、ROE(自己資本利益率)も4.5%と前年同期の3.3%から改善傾向にあります。これは主に収益性の向上や財務体質の強化などが寄与しています。今後も収益力の強化とさらなる経営効率化に取り組み、ROA、ROEの向上を目指していきたいと考えています。
キャッシュフロー
同社のキャッシュフロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比73億64百万円増加しています。これは主に税金等調整前四半期純利益の増加によるものです。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは前年同期比12億39百万円減少しており、主に有形固定資産の取得による支出が増加したためです。財務活動によるキャッシュ・フローは前年同期比14億97百万円減少しており、主に自己株式の取得による支出の増加によるものです。
配当の支払額
同社は株主還元にも力を入れています。第3四半期累計期間では、1株当たり23円の配当を実施しており、前年同期の22円から増配となっています。今後も業績の伸長に合わせて、株主還元の充実を図っていく方針のようです。
今後の展望
同社は2022年2月期から2024年2月期までを対象とする中期経営計画に取り組んでおり、「持続的な企業価値向上のために組織と経営をスピーディーに改革し、収益体質強化とグループ一体経営を推進する」ことを目標に掲げています。店舗の改装や新規出店、商品開発、人材育成など、さまざまな施策を通じて企業基盤の強化を図っています。今後も着実な業績拡大と企業価値の向上が期待できそうです。
編集部のまとめ
株式会社リテールパートナーズの決算は全体的に好調で、売上高、利益ともに前年同期を大幅に上回る結果となりました。生鮮食品や惣菜を強みとするスーパーマーケット事業が好業績をおさめ、ディスカウントストア事業でも収益力が向上しています。今後はさらなる成長に向けて、店舗の改装や商品開発、人材育成などに注力していく方針のようです。株主還元も充実しており、企業価値向上への取り組みが評価できます。
株式会社リテールパートナーズの決算日や配当についてまとめました。
株式会社リテールパートナーズの決算期は2月期で、四半期決算は3月、6月、9月、12月に行われます。今回発表された第3四半期決算では、売上高が前年同期比7.1%増加、経常利益は39.2%増加するなど、順調な業績を収めています。また、1株当たりの配当金も前年同期から増額されるなど、株主還元も充実しています。今後も収益力の強化と企業価値の向上に期待が高まります。