上新電機株式会社の第76期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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上新電機株式会社の2023年3月期第3四半期決算が発表されました。売上高は307,290百万円と前年同期比100.5%と好調な成績を収めています。利益も堅調に推移し、経常利益は6,331百万円と前年同期比103.0%の伸びとなっています。

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企業情報

企業名: 上新電機株式会社
証券コード: E03052
決算期: 3月期

上新電機株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

上新電機株式会社の決算日は3月31日です。決算発表時期は4月上旬から5月上旬になります。

主な事業

上新電機株式会社は 家電製品等の小売業を主な事業としています。関西を中心に店舗展開を行っており、家電製品の販売に加えて、修理・取り付けなどの関連サービスも提供しています。近年では、インターネット通販事業にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の売上高は307,290百万円と前年同期比100.5%と堅調に推移しました。また、経常利益は6,331百万円と前年同期比103.0%の増加となりました。 営業利益率は2.1%と前年同期とほぼ同水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年の売上高は4,084億円から4,072億円と横ばいで推移しています。一方、経常利益は前年の49億円から63億円と着実に増加しており、利益率も改善傾向にあります。経営効率の向上や固定費の削減などが功を奏しているようです。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の総資産は2,455億円と前期末比224億円増加しました。主な要因は、現金及び預金や売掛金、商品在庫の増加によるものです。一方、負債は1,430億円と前期末比206億円増加しており、支払手形及び買掛金や短期借入金の増加が主な要因です。

資産の部

資産は現金・預金や売掛金、在庫が増加したことから前期末比224億円増加しました。特に商品在庫が130億円増加しているのが特徴的です。

負債の部

負債は支払手形や借入金が増加したことから前期末比206億円増加しました。支払手形及び買掛金が205億円増加しているのが主な要因です。

純資産の部

純資産は前期末比18億円増加し、1,025億円となりました。利益剰余金の増加が主な要因です。自己資本比率は41.7%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期末から0.7ポイント上昇し、2.6%となりました。ROEも前期末比0.6ポイント増加し、4.0%と改善しています。これは、売上増加と経営効率化による利益率の向上が主な要因と考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期のキャッシュ・フローの状況は公表されていませんが、前年同期は営業活動によるキャッシュ・フローが46億円のプラスとなっています。投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス14億円、財務活動によるキャッシュ・フローは借入の返済などによりマイナス35億円と、全体としては現金が減少する状況でした。

配当の支払額

2023年6月の定時株主総会で、1株当たり75円の期末配当が決議されました。これにより年間配当金は1株当たり150円(前期比25円増)となりました。配当性向は32.1%です。

今後の展望

上新電機は、2023年3月期から始まる3カ年の中期経営計画「JT-2025」に取り組んでいます。この計画では、顧客生涯価値の創出を目指しており、新規会員開拓やデジタル化投資など、長期的な視点での事業基盤強化を進めています。引き続き堅調な業績を維持しつつ、中期的な視点での企業価値向上が期待されます。

編集部のまとめ

上新電機株式会社の2023年3月期第3四半期決算は、売上高、営業利益、経常利益ともに前年同期比で増加しており、着実な成長を遂げています。 特に固定費の削減などによる経営効率の改善が財務指標の改善に結びついています。中期経営計画「JT-2025」の取り組みにも注目が集まります。今後の更なる業績向上が期待されます。

上新電機株式会社の決算日や配当についてまとめました。

上新電機の決算日は3月31日で、決算発表は4月上旬から5月上旬に行われます。配当については、年間配当金は1株当たり150円(前期比25円増)となっています。配当性向は32.1%と株主還元も行われています。

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