株式会社チヨダの第77期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社チヨダの決算報告書を拝見しました。この企業は靴販売衣料品販売を主な事業としており、全国に店舗を展開している専門店チェーンです。直近の決算では、外出機会の増加やインバウンド需要の回復により業績が改善傾向にありますね。

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企業情報

企業名: 株式会社チヨダ
証券コード: E03077
決算期: 2月末日

株式会社チヨダの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社チヨダの決算期は2月末日です。四半期決算は6月、9月、11月の最終月末日を基準として行っています。

主な事業

株式会社チヨダは靴販売衣料品販売が主力事業です。靴事業では全国に900店舗を展開し、お客様のニーズに合わせた商品提案を行っています。衣料品事業では、生活に役立つ商品を提供し、地域社会への貢献も目指しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高71,035百万円と前年同期比3.0%の増加、営業利益1,712百万円と前年同期の営業損失から大幅に改善しています。また、経常利益2,025百万円親会社株主に帰属する四半期純利益1,960百万円と、前年同期の損失から黒字に転換しました。利益率も徐々に向上しており、今後の業績にも期待が持てそうです。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、2023年2月期は売上高92,119百万円、経常損失1,942百万円でしたが、2024年2月期第3四半期では売上高71,035百万円、経常利益2,025百万円と大幅に改善しています。新型コロナウイルス感染症の影響が和らぎ、消費環境の回復が見られることが要因と考えられます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社チヨダの直近の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産86,730百万円負債34,633百万円純資産52,097百万円となっています。資産は現金預金の減少などにより前期末比483百万円減少しましたが、負債も1,228百万円減少し、自己資本比率は58.6%と健全な水準を維持しています。

資産の部

流動資産は58,747百万円で、現金及び預金が22,309百万円、商品が28,333百万円となっています。固定資産は27,983百万円で、主な内訳は敷金及び保証金9,349百万円、投資有価証券1,864百万円などです。

負債の部

流動負債は21,948百万円で、電子記録債務が12,090百万円、買掛金が4,124百万円となっています。固定負債は12,685百万円で、退職給付に係る負債が8,902百万円が主な内訳です。

純資産の部

純資産は52,097百万円で、利益剰余金が43,286百万円となっています。自己資本比率は58.6%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社チヨダのROA(総資産利益率)は前期2.8%から、当第3四半期では2.3%となっています。一方、ROE(自己資本利益率)は前期△6.0%から、当第3四半期では3.8%に改善しました。ROEの向上は、利益の増加と自己資本の効率的な運用が寄与しているものと考えられます。今後も収益性の向上とともに、財務体質の強化に取り組んでいく必要があるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュフローは、営業活動により2,519百万円の資金を得ました。一方、投資活動により490百万円の資金を使用し、財務活動では5,632百万円の資金を使用しました。この結果、現金及び預金残高は前期末比3,589百万円減少し、22,309百万円となっています。今後も営業活動によるキャッシュ創出を維持し、設備投資やM&Aなど、成長に向けた投資にも注力していくことが期待されます。

配当の支払額

株式会社チヨダは、年2回の配当を実施しています。前期は1株当たり年間28円の配当でしたが、当期は前期並みの年間28円(中間14円、期末14円)を予定しています。直近では、2023年11月に1株当たり14円の中間配当を実施しており、株主還元にも積極的に取り組んでいることがうかがえます。

今後の展望

株式会社チヨダは、靴専門店としてのサービス向上と商品提案力の強化に注力しています。また、EC事業や法人向け販売事業の強化など、時代に対応した事業ポートフォリオの最適化にも取り組んでいます。消費環境の回復が進む中、収益性の向上と持続可能な成長を目指しており、今後の業績にも期待が持てそうです。

編集部のまとめ

株式会社チヨダは、靴販売と衣料品販売を主力事業とする専門店チェーンです。直近の決算では、新型コロナウイルス感染症の影響が和らぎ、需要の回復に伴い業績が大幅に改善しました。今後も店舗サービスの向上や新たな販売チャネルの開拓など、時代に合わせた事業展開を進めることで、さらなる成長が期待されます。安定した配当政策や健全な財務体質も特徴で、株主還元にも力を入れている企業といえるでしょう。

株式会社チヨダの決算日や配当についてまとめました。

株式会社チヨダの決算期は2月末日で、四半期決算は6月、9月、11月の最終月末日に行っています。直近では、2023年11月に1株当たり14円の中間配当を実施しており、年間28円の配当を予定しています。今後も、持続的な成長と株主還元に努めていくことが期待されます。

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