ラオックスホールディングス株式会社の第49期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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ラオックスホールディングス株式会社は、2024年第1四半期の決算を発表しました。同社は、ギフトソリューション事業、リテール事業、トレーディング事業、アセット・サービス事業などを展開しており、売上高は前年同期比30.3%増の12,770百万円となりました。経常損失は798百万円となりましたが、為替差益の計上などにより前年同期より改善しています。特に、株式会社バーニーズジャパンの子会社化の影響で、リテール事業の売上が大幅に増加しているのが特徴的です。今後は、新コンテンツの拡充やブランド力強化など、各事業で積極的な施策を行っていく方針です。

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企業情報

企業名: ラオックスホールディングス株式会社
証券コード: E03101
決算期: 12月

ラオックスホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ラオックスホールディングス株式会社の決算期は12月です。上場企業のため、四半期決算と年間決算を行っています。具体的には、第1四半期が1月~3月、第2四半期が4月~6月、第3四半期が7月~9月、そして第4四半期が10月~12月の決算を行っています。年間決算は12月期となります。

主な事業

ラオックスホールディングス株式会社は、ギフトソリューション事業リテール事業トレーディング事業アセット・サービス事業の4つの事業を展開しています。主力のギフトソリューション事業では、洋菓子や生活関連用品の販売を行っています。またリテール事業では、国内外の顧客向けに高品質な商品を提供しています。さらにトレーディング事業では、中国市場での日本料理店の運営など、多角的な事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

ラオックスホールディングス株式会社の2024年第1四半期の業績は、売上高が12,770百万円と前年同期比30.3%の大幅増収となりました。これは主に、2023年5月に子会社化した株式会社バーニーズジャパンの売上が貢献したためです。一方、営業損失は902百万円となり、前年同期の787百万円の損失から悪化しました。経常損失は798百万円で、前年同期の763百万円から微増しました。この背景には、人件費やその他経費の増加などがあります。利益率については、厳しい状況が続いています。

売上・利益の推移

ラオックスホールディングス株式会社の直近の売上高と利益の推移を見ると、2023年第1四半期の売上高は9,799百万円、営業損失が787百万円、経常損失が763百万円でした。一方、2024年第1四半期は売上高が12,770百万円と大幅に増加しましたが、営業損失が902百万円、経常損失が798百万円と、依然として赤字が続いている状況です。これは、人件費や経費の増加などが影響しているものと考えられます。今後の収益性改善が課題といえます。

四半期連結貸借対照表について

ラオックスホールディングス株式会社の2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は40,599百万円となっています。前連結会計年度末の46,262百万円から大きく減少しています。これは主に、現金及び預金が731百万円、受取手形及び売掛金が4,732百万円それぞれ減少したためです。一方、負債合計は18,974百万円と大幅に減少しており、支払手形及び買掛金が3,506百万円、電子記録債務が454百万円減少しています。

資産の部

資産合計は40,599百万円と前連結会計年度末から大幅に減少しています。現金及び預金が731百万円、受取手形及び売掛金が4,732百万円それぞれ減少したことが主な要因です。これは売上債権の回収が進んだことによると考えられます。一方で、棚卸資産は前期末から微増しています。

負債の部

負債合計は18,974百万円と大幅に減少しました。支払手形及び買掛金が3,506百万円、電子記録債務が454百万円それぞれ減少しており、仕入債務の削減が進んでいることがわかります。また、流動負債その他も822百万円減少しています。

純資産の部

純資産合計は21,624百万円となっています。前連結会計年度末の22,406百万円から減少しています。これは主に、利益剰余金が799百万円減少したことによるものです。自己資本比率は53.2%と高い水準を維持していますが、今後の利益改善が課題となっています。

ROAとROE

ラオックスホールディングス株式会社のROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)について見てみると、2024年3月期第1四半期では、ROAが-1.9%、ROEが-3.7%となっています。前年同期と比べると、ROAは0.7ポイント、ROEは0.9ポイント改善されています。しかし、依然として低い水準にあります。これは、経常損失の計上による利益悪化が主な要因だと考えられます。今後、収益性の改善に向けた取り組みが重要になってきます。

キャッシュフロー

ラオックスホールディングス株式会社の2024年第1四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっています。これは主に、売上債権の減少などがあったものの、仕入債務の減少などがあったことによるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローや財務活動によるキャッシュ・フローもマイナスとなっており、全体としてキャッシュ・ポジションが減少傾向にあります。今後のキャッシュ・フロー改善が課題となっています。

配当の支払額

ラオックスホールディングス株式会社は、2023年第1四半期および2024年第1四半期のいずれの期間においても、配当の支払を行っていません。当社は利益確保に向けた取り組みに全力で取り組んでおり、財務体質の強化を図っているため、当面の間は配当を実施する予定はないようです。株主への利益還元は重要な課題ですが、先行き不透明な経営環境の中、優先して収益性の改善に注力することが必要と判断したものと考えられます。

今後の展望

ラオックスホールディングス株式会社は、「豊かで多様なライフスタイル”Global Life Style”の提案とその進化・創造の支援」をミッションに掲げています。今後は、各事業セグメントにおいて適した成長戦略を推進していくことが重要になります。具体的には、ギフトソリューション事業でのオムニチャネル化の推進、リテール事業でのブランド力強化やカテゴリー拡大、トレーディング事業での不採算事業の再編など、それぞれの特性に応じた施策を展開していく方針です。中期的には、収益性の向上と財務体質の強化に取り組み、企業価値の向上を目指していきます。

編集部のまとめ

ラオックスホールディングス株式会社の2024年第1四半期決算は、売上高が大幅に増加したものの、依然として赤字が続いています。これは主に人件費や経費の増加などが影響しているものと考えられます。一方で、財務面では有利子負債の削減などが進んでおり、財務体質の改善も図られています。今後は、各事業セグメントごとの適切な戦略実行と、収益性の向上に向けた取り組みが重要になってくると思われます。株主への利益還元についても、早期の復配が望まれますが、当面は収益力強化が最優先課題とみられます。

ラオックスホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ラオックスホールディングス株式会社の決算期は12月期であり、四半期決算と年間決算を行っています。2024年第1四半期の決算では、売上高が前年同期比30.3%増の12,770百万円となったものの、経常損失は798百万円と赤字が続いています。また、配当については、2023年第1四半期および2024年第1四半期のいずれの期間においても実施されていません。収益力の改善と財務体質の強化に向けた取り組みが課題となっています。

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