株式会社 理経の第67期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社 理経の2023年12月期の四半期決算報告書が公表されました。この企業は電子部品や機器、システムソリューション、ネットワークソリューションなどの事業を展開する総合エレクトロニクス企業です。今期の業績は、売上高が76億円と前年同期比で6.3%増加し、営業利益は52百万円と黒字に転換しています。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は39百万円となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社 理経
証券コード: E02699
決算期: 3月決算

株式会社 理経の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社 理経の決算期は3月末日です。四半期決算は6月、9月、12月の各末日時点の決算を行っています。

主な事業

株式会社 理経は電子部品・機器の販売、システムソリューション、ネットワークソリューションの3つの事業を展開しています。電子部品や機器の販売、製造・設計、システム構築やネットワーク構築などのソリューション提供を行っています。主要顧客は製造業や通信業、官公庁などです。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は76億39百万円と前年同期比で6.3%増加しました。利益面では、営業利益が52百万円と黒字に転換し、経常利益は48百万円となりました。一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失は39百万円となりました。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高の推移をみると、2021年3月期が71億86百万円、2022年3月期が71億39百万円と横ばいでしたが、今期は76億39百万円と増加しています。利益面では、2021年3月期は1億95百万円の営業損失、2022年3月期は1億89百万円の営業損失と厳しい結果でしたが、今期は52百万円の営業利益と黒字に転換しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は84億82百万円と前連結会計年度末に比べ12億円以上増加しています。これは現金及び預金が6億75百万円、商品及び製品が2億60百万円増加したことなどが主な要因です。一方、負債合計は41億26百万円で、前連結会計年度末に比べて12億85百万円増加しました。これは短期借入金が12億52百万円増加したことなどが主な要因です。

資産の部

当第3四半期連結会計期間末の資産は77億73百万円の流動資産7億9百万円の固定資産から構成されています。流動資産では現金及び預金が29億24百万円、売掛金が24億39百万円となっています。固定資産では投資有価証券が5億61百万円などとなっています。

負債の部

当第3四半期連結会計期間末の負債は37億90百万円の流動負債3億36百万円の固定負債から構成されています。流動負債では支払手形及び買掛金が9億49百万円、短期借入金が17億82百万円となっています。固定負債では長期借入金が98百万円となっています。

純資産の部

当第3四半期連結会計期間末の純資産は43億55百万円となりました。前連結会計年度末に比べて91百万円減少しており、これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失39百万円配当金の支払45百万円などによるものです。

ROAとROE

当社のROA(総資産経常利益率)は0.6%、ROE(自己資本当期純利益率)は-0.9%となっています。前期と比較すると、ROAは0.7ポイント上昇、ROEは1.7ポイント改善しています。これは主に経常利益の増加と自己資本の減少によるものです。今後はさらなる収益改善と資本効率の向上に取り組む必要があると考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローは2億4百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは21百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは4億92百万円の支出となりました。全体としては6億75百万円の現金及び預金の増加となっています。積極的な設備投資や借入金の返済などにより、手元流動性は一時的に低下していますが、事業活動を支える十分な水準を維持できていると考えられます。

配当の支払額

株式会社 理経は年1回の期末配当を行っています。前期は1株当たり3円の配当を行いました。今期も同様の配当を行う予定で、配当総額は45百万円を見込んでいます。株主還元の充実に引き続き取り組んでいきます。

今後の展望

今後の事業環境については、新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に収束に向かいつつあり、経済活動の正常化が進むことが期待されます。一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化や原材料価格の高騰などの課題も残っており、先行きは不透明な状況が続くと考えられます。このような環境の中で、株式会社 理経はESG投資、カーボンニュートラル、SDGsへの対応に取り組むとともに、人材育成や知的財産の保護による競争力の強化を目指していきます。

編集部のまとめ

株式会社 理経の2023年12月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比6.3%増加し、営業利益も黒字化するなど、概ね良好な業績となりました。一方で親会社株主に帰属する四半期純損失が計上されたことは課題といえます。今後は、経済環境の不確実性が高まる中で、ESG対応やSDGsへの取り組み、人材育成の強化などに注力し、収益力の向上と企業価値の向上につなげていくことが期待されます。

株式会社 理経の決算日や配当についてまとめました。

株式会社 理経の決算期は3月末日で、四半期決算を6月、9月、12月の各末日に実施しています。また、年1回の期末配当を行っており、前期は1株当たり3円の配当を行いました。今期も同様の配当を予定しており、株主還元の充実に取り組んでいきます。

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