株式会社はせがわの第58期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社はせがわの第3四半期決算が発表されました。仏壇仏具や墓石、飲食・食品・雑貨などの事業で、売上高は前年同期比1.0%減の162億1百万円となりました。営業利益は29.0%減の10億90百万円、経常利益は29.0%減の11億19百万円、四半期純利益は28.9%減の7億43百万円と、前年を下回る結果となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社はせがわ
証券コード: E03134
決算期: 3月31日

株式会社はせがわの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社はせがわの決算期は3月31日で、第3四半期の決算期間は2023年10月1日~12月31日となります。

主な事業

株式会社はせがわは、仏壇仏具、墓石、屋内墓苑、飲食・食品・雑貨などを主力事業とする企業です。葬儀や法事、墓石の販売など、お客様の心豊かな生活(ピースフルライフ)を支援するさまざまな商品やサービスを提供しています。近年は、新会員制度の「はせがわピースフルクラブ」の開始や、相続・遺品整理・不動産整理に関する「ピースフルライフサポート事業」の開始など、お客様の生活様式の変化に合わせた新しい取り組みにも注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の業績は、売上高162億1百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益10億90百万円(同29.0%減)、経常利益11億19百万円(同29.0%減)、四半期純利益7億43百万円(同28.9%減)となりました。売上高は微減も、営業利益以下の各利益は前年同期から2桁の減少となりました。利益率についても、営業利益率6.7%、経常利益率6.9%、四半期純利益率4.6%とやや低下しています。

売上・利益の推移

過去3年間の株式会社はせがわの売上高と各利益の推移を見ると、売上高は毎期約210億円前後で推移し、営業利益は15億円前後、経常利益は16億円前後、当期純利益は11億円前後を確保してきました。ただし、今期第3四半期では、前述の通り一部の利益が2桁減少しています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社はせがわの四半期連結貸借対照表では、総資産は前期末比2.3%減の179億83百万円となりました。資産の部では、販売保証金の預託などで増加した一方、受取手形・売掛金の減少などで減少しています。負債の部では、借入金の増加と法人税等の納付などで減少しており、純資産は前期末比5.2%増の115億11百万円となりました。

資産の部

資産の部では、販売保証金が3億15百万円増加、投資有価証券が1億27百万円増加した一方で、営業保証金が3億80百万円、受取手形・売掛金が2億21百万円減少しています。これにより、総資産は前期末比で234百万円減少しています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が3億円増加した一方で、未払法人税等が4億66百万円、買掛金が1億98百万円、賞与引当金が1億74百万円減少しています。これにより、負債合計は前期末比で8億円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、四半期純利益7億43百万円を計上し、利益剰余金が4億69百万円増加したことなどにより、前期末比で5億65百万円増加しています。自己資本比率は64.0%と高水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社はせがわのROA(総資産当期純利益率)とROE(自己資本当期純利益率)を見ると、ROAは4.1%、ROEは6.4%となっています。前年同期と比べるとやや低下していますが、依然として高い水準を維持しています。これは、利益率の低下はあるものの、財務体質の健全性も保っている証といえます。

キャッシュフロー

株式会社はせがわのキャッシュフローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュフローは増加しているものの、投資活動によるキャッシュフローは減少しています。これは、新規出店などの設備投資を実行しているためです。一方で、財務活動によるキャッシュフローは減少傾向にあり、有利子負債の返済や配当金の支払いが進んでいます。全体としては、適切な運転資金の確保と投資活動のバランスを取れているといえます。

配当の支払額

株式会社はせがわは、年2回の配当を実施しており、当第3四半期累計期間では1株当たり15円(年間30円)の配当を行っています。配当性向は約37%となっており、着実な利益還元に努めていると評価できます。

今後の展望

今後の見通しについては、お客様の生活様式の変化に合わせて、新会員制度の強化やピースフルライフサポート事業の拡大など、新たな取り組みを進めていくことで、売上高と収益性の向上を目指していくとしています。一方で、物価高の影響や金融引き締め懸念など、景気の先行き不透明な状況も継続しているため、外部環境への対応力も重要となります。

編集部のまとめ

株式会社はせがわの2023年3月期第3四半期決算は、売上高は微減も利益が2桁の減少となりました。しかし、これは一時的な影響と考えられ、長期的な経営基盤は健全に保たれています。今後は、会員制度やライフサポートなどの新サービスの拡大により、持続的な成長を実現していくことが期待されます。株主還元も安定して行われており、投資家にとっても魅力的な企業と言えるでしょう。

株式会社はせがわの決算日や配当についてまとめました。

株式会社はせがわの決算期は3月31日で、第3四半期決算は2023年10月1日~12月31日の期間のものです。また、同社は年2回の配当を実施しており、当期は1株当たり15円(年間30円)の配当を行っています。高い配当性向を維持しながら、株主還元にも積極的に取り組んでいる企業といえます。

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