株式会社近鉄百貨店の第130期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社近鉄百貨店の最新の四半期決算結果が発表されました。売上高は82,207百万円と前年同期に比べ7.3%の増収となり、営業利益は1,987百万円に回復するなど、好調な業績を収めています。

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企業情報

企業名: 株式会社近鉄百貨店
証券コード: E03021
決算期: 2月末日

株式会社近鉄百貨店の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社近鉄百貨店の決算日は2月末日です。四半期決算は5月、8月、11月、2月に行われ、本決算は5月に発表されます。

主な事業

株式会社近鉄百貨店は百貨店業を中核として、卸・小売業、内装業、不動産業など、多角的な事業を展開しています。中でも阿倍野エリアのあべのハルカス近鉄本店が同社の中心的な店舗となっており、スクランブルMDやダイニング店の出店など、同店を中心に事業の強化に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当四半期の業績は売上高82,207百万円、営業利益1,987百万円と大幅に改善されました。特に百貨店業の業績が好調で、消費者の購買意欲の回復やインバウンド需要の回復などが寄与しています。利益率も営業利益率2.4%と前年同期の△0.6%から大幅に改善されました。

売上・利益の推移

同社の売上高は前年同期比7.3%増の82,207百万円となり、経常利益も1,903百万円と大幅な増益となりました。これは消費者マインドの改善や円安効果による好調なインバウンド需要などが寄与したためです。今後も回復基調が続くことが期待されます。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は120,738百万円となっています。前期末から2,395百万円増加しており、主な要因は受取手形、売掛金及び契約資産の増加などです。

資産の部

流動資産は31,592百万円と前期末から5,368百万円増加しています。一方、固定資産は89,146百万円2,972百万円減少しています。これは主に減価償却による建物及び構築物の減少などが要因です。

負債の部

負債は85,389百万円と前期末から1,632百万円増加しています。主な増加要因は支払手形及び買掛金や契約負債の増加などです。

純資産の部

純資産は35,349百万円と前期末から762百万円増加しています。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。自己資本比率は29.3%となっています。

ROAとROE

ROAは1.6%、ROEは5.6%となっています。前年同期と比べて大幅に改善しており、企業価値の向上に繋がっていると言えるでしょう。今後も収益力の向上によりROA、ROEの更なる改善が期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは4,392百万円の収入となっています。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは2,808百万円の支出となりました。これらの結果、当四半期のフリー・キャッシュ・フローは1,583百万円の黒字となっています。

配当の支払額

株式会社近鉄百貨店は、2023年5月に1株当たり10円の期末配当を実施しました。今後も安定的な配当を継続していく方針です。

今後の展望

株式会社近鉄百貨店は、中期経営計画に掲げる「くらしを豊かにするプラットフォーマー」の実現に向け、阿倍野エリアの「ハルカスタウン」の魅力最大化や百貨店事業の収益力強化などに取り組んでいきます。消費マインドの回復基調を捉えながら、さらなる成長を目指していくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社近鉄百貨店は最新の四半期決算で大幅な増収増益を果たし、業績の回復基調が鮮明となりました。消費者マインドの改善やインバウンド需要の回復などが寄与しています。今後も中期経営計画に沿って収益力の強化に取り組み、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

株式会社近鉄百貨店の決算日や配当についてまとめました。

株式会社近鉄百貨店の決算日は2月末日で、四半期決算は5月、8月、11月、2月に発表されます。また、2023年5月には1株当たり10円の期末配当を実施しており、今後も安定的な配当が期待できます。

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