株式会社クレディセゾンの第74期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社クレディセゾンの決算報告書をご紹介します。総合生活サービスグループを目指すクレディセゾンは、ペイメント事業を中心に、リース、ファイナンス、不動産関連、グローバル、エンタテインメントなど多様な事業を展開しています。今回の決算では、新型コロナウイルス感染症の影響が和らぎ、個人消費が回復した中で、各事業が伸長しました。特に、ペイメント事業が好調に推移したことで、売上、利益ともに前年同期を上回る結果となりました。今後も、デジタル化の推進やスルガ銀行との提携など、新しい取り組みを進め、企業価値の向上を図っていきます

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企業情報

企業名: 株式会社クレディセゾン
証券コード: E03041
決算期: 3月期

株式会社クレディセゾンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社クレディセゾンの決算日は3月31日です。決算発表は翌年の2月14日に行われます。

主な事業

株式会社クレディセゾンは、クレジットカード事業を中心に、リース事業、ファイナンス事業、不動産関連事業、グローバル事業、エンタテインメント事業を展開する総合生活サービスグループです。クレジットカード事業では、プライベートブランドカードの発行や、提携カードの発行・管理を行っています。また、リース事業では事務用機器の賃貸を、ファイナンス事業では個人向けローンの提供を行うなど、多岐にわたる事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、純収益が2,687億71百万円と前年同期比11.0%増加しました。一方で、事業利益は614億95百万円と前年同期比3.0%減少しました。これは、グローバル事業における前期の保有ファンドの評価益計上の反動等の影響によるものです。利益率については、親会社の所有者に帰属する四半期利益が620億57百万円と前年同期比37.1%増加しています。

売上・利益の推移

クレディセゾンの売上高は、2022年度第3四半期累計で2,427億円、2023年度第3四半期累計で2,688億円と増加傾向にあります。一方、利益については、2022年度第3四半期累計で452億円、2023年度第3四半期累計で620億円と大幅に増加しています。これは、各事業が好調に推移したことによるものです。

四半期連結貸借対照表について

クレディセゾンの2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表では、資産合計が4兆2,785億円となっています。前期末比で3,824億円の増加となっています。これは主に、ショッピング取扱高の増加やレンディング事業拡大に伴う貸付残高増加等により、営業債権及びその他の債権が3,170億円増加したことによるものです。

資産の部

資産の部では、現金及び現金同等物が1,164億円営業債権及びその他の債権が3兆3,347億円となっています。また、投資有価証券などから構成される投資有価証券が769億円となっています。

負債の部

負債の部では、社債及び借入金が3兆917億円となっています。また、営業債務及びその他の債務が2,533億円となっています。

純資産の部

純資産の部では、親会社の所有者に帰属する持分が6,683億円となっています。自己資本比率は15.62%となっています。

ROAとROE

クレディセゾンのROA(総資産経常利益率)は1.97%ROE(自己資本当期純利益率)は10.04%となっています。前年同期と比べROAは0.48ポイント、ROEは2.24ポイントそれぞれ上昇しており、企業の収益性が向上していることがわかります。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが△2,454億円、投資活動によるキャッシュ・フローが△768億円、財務活動によるキャッシュ・フローが2,785億円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなった主な要因は、営業債権及びその他の債権の増加によるものです。一方で、財務活動によるキャッシュ・フローがプラスとなったのは、長期借入れによる調達などによるものです。

配当の支払額

クレディセゾンは、2023年6月の定時株主総会において、1株当たり70円の期末配当を決議しました。前期の配当金は1株当たり55円でしたので、今期は15円増配となっています。

今後の展望

クレディセゾンは、「総合生活サービスグループへの転換」を目指しています。ペイメント事業の強化や、スルガ銀行との提携による新しいビジネスモデルの創出、デジタル化の推進など、様々な取り組みを進めることで、持続可能な成長を目指していきます。また、サステナビリティ経営にも力を入れており、2030年までにグループ全体のCO2排出量を42%削減する目標を掲げています。

編集部のまとめ

クレディセゾンは、ペイメント事業を中心に安定した業績を上げています。新型コロナウイルス感染症の影響が和らいだ中で、各事業が好調に推移し、売上、利益ともに前年同期を上回る結果となりました。今後も、デジタル化やスルガ銀行との提携など、新しい取り組みを進め、企業価値の向上を目指していきます。同時に、サステナビリティ経営にも力を入れており、ESG経営にも注力しています。クレディセゾンの着実な成長が期待されます。

株式会社クレディセゾンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社クレディセゾンの決算日は3月31日で、決算発表は翌年の2月14日に行われます。配当については、2023年6月の定時株主総会において、1株当たり70円の期末配当が決議されました。前期より15円の増配となっています。今後も、企業価値の向上と株主還元に努めていくことが期待されます。

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