株式会社さいか屋の第93期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社さいか屋は、神奈川県を中心に展開する老舗の百貨店チェーンです。今期の決算では、主要店舗の改装や新規テナントの開店などによる収益増加が好業績につながりました。特に、金地金買取専門店「買取サロン」や百貨店内レストラン「うなぎの佳川」が好調を維持しています。今後も事業構造改善に取り組み、さらなる収益力の向上を目指していきます。

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企業情報

企業名: 株式会社さいか屋
証券コード: 82540
決算期: 2024年8月31日

株式会社さいか屋の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社さいか屋の決算期は2024年8月31日です。毎年9月1日から翌年8月31日までの1年間を会計期間としており、第3四半期(2024年3月1日~2024年5月31日)の決算を発表しました。

主な事業

株式会社さいか屋は、百貨店事業を主軸に、テナント事業金地金等買取事業を展開しています。神奈川県内に3つの主力店舗を持ち、地域密着型の百貨店としてお客様に親しまれています。また、店舗内のスペースを有効活用し、様々なテナントを誘致することで収益の拡大にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は、売上高3,873百万円営業利益108百万円経常利益91百万円親会社株主に帰属する四半期純利益69百万円と、前年同期に比べ増収増益となりました。特に、営業利益が前年同期比で100%以上増加しており、利益率の改善が図れています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は、2022年9月期12,153百万円2023年9月期3,873百万円と推移しています。一方、経常利益は、2022年9月期44百万円2023年9月期91百万円と着実に増加傾向にあります。これは、店舗改装やテナントの新規出店などによる収益力の向上が寄与しているものと見られます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社さいか屋の2024年5月31日時点の四半期連結貸借対照表を確認すると、総資産は11,815百万円、負債は11,201百万円、純資産は614百万円となっています。前期末から純資産が増加傾向にあり、財務体質の改善が進んでいることが分かります。

資産の部

資産の部では、流動資産が2,565百万円固定資産が9,250百万円となっています。主な内訳としては、「現金及び預金」「商品」「有形固定資産(土地など)」が大きな割合を占めています。手元流動性と固定資産を適切に管理していることが窺えます。

負債の部

負債の部では、流動負債が1,763百万円固定負債が9,437百万円となっています。長期借入金が主な負債の構成要素となっていますが、返済計画に沿って着実に返済を進めていることが分かります。

純資産の部

純資産の部では、資本金が2,195百万円利益剰余金が-3,367百万円となっています。前期から着実に利益剰余金が積み上がってきており、財務基盤の強化につながっています。

ROAとROE

株式会社さいか屋のROA(総資産利益率)は0.58%、ROE(自己資本利益率)は11.26%となっています。前期に比べ改善傾向にあり、経営効率の向上が見られます。これは、店舗改装や新規テナントの誘致などによる収益力の向上が主な要因と考えられます。今後も継続的な事業構造改革により、さらなる収益性の向上が期待できます。

キャッシュフロー

株式会社さいか屋の四半期連結キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローはプラスの数値を維持しており、事業活動から安定した収益を上げていることが分かります。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスになっており、店舗の改装や設備投資などに積極的に取り組んでいることがうかがえます。これらの投資により、将来の収益力の向上に繋がることが期待されます。

配当の支払額

株式会社さいか屋は、過去3年間無配が続いています。しかしながら、株主還元を重視する姿勢も見られ、収益の安定化と財務体質の改善を図った上で、将来的な配当の復活を目指しているようです。今後の業績推移に注目が集まります。

今後の展望

株式会社さいか屋は、厳しい経営環境の中でも、店舗改装やテナントの誘致などに積極的に取り組み、収益力の向上を実現してきました。今後も、百貨店事業を中心に、グループシナジーの創出新規事業への挑戦などに注力し、さらなる成長を目指していくことが期待されます。また、財務体質の改善を着実に進め、株主還元の復活にも期待がかかっています。

編集部のまとめ

株式会社さいか屋は、この第3四半期決算で増収増益を達成しており、店舗の改装やテナント誘致など、積極的な経営改革が功を奏していることが分かります。特に、金地金買取事業や百貨店内レストランなど、新規事業の好調な推移が注目されます。今後も、さらなる収益力の向上と財務体質の改善に取り組み、株主還元の復活にも期待が持てそうです。老舗百貨店ならではの地域密着型の経営で、今後の成長が期待される企業といえるでしょう。

株式会社さいか屋の決算日や配当についてまとめました。

株式会社さいか屋の決算日は2024年8月31日で、第3四半期決算を報告しました。過去3年間無配が続いていますが、業績の改善に伴い、株主還元の復活にも期待が高まっています。今後の配当動向にも注目が集まります。

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