三谷産業株式会社の第99期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

三谷産業株式会社の決算短信がリリースされ、同社の業績が好調に推移していることが分かりました。売上高は695億円と過去最高を記録し、経常利益は19億円と大幅な増加となっています。同社は樹脂・エレクトロニクス関連事業や情報システム関連事業で好調な業績を上げており、全事業セグメントで前年同期を上回る成長を遂げています。

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企業情報

企業名: 三谷産業株式会社
証券コード: E02692
決算期: 2023年3月期

三谷産業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

三谷産業株式会社の決算日は3月31日です。当四半期決算では、2023年4月1日から12月31日の第3四半期連結累計期間の業績を報告しています。

主な事業

三谷産業株式会社は、樹脂・エレクトロニクス関連事業、情報システム関連事業、空調設備工事関連事業、化学品関連事業、エネルギー関連事業、住宅設備機器関連事業など、多岐にわたる事業を手掛けています。特に樹脂・エレクトロニクス関連事業や情報システム関連事業が同社の主力事業となっています。近年は環境関連事業など新しい分野への進出にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高695億円(前年同期比5.4%増)、営業利益12億円(前年同期比4.7倍)、経常利益19億円(前年同期比1.2倍)と、いずれも大幅な増加となりました。利益率も改善し、経常利益率は2.8%まで上昇しています。

売上・利益の推移

同社の売上高は近年堅調に推移しており、今期も過去最高の695億円を記録しました。また、利益面では経常利益が大幅に増加し、19億円まで伸長しています。これは主力事業の好調な業績に加え、事業ポートフォリオの最適化やコスト管理の徹底により収益性が改善したことによるものです。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は921億円と、前期末に比べ58億円増加しました。主な増加要因は、受取手形及び売掛金、電子記録債権、投資有価証券の増加です。一方、負債は464億円と17億円増加し、純資産は456億円と40億円増加しています。この結果、自己資本比率は49.4%まで改善しました。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が72億円受取手形及び売掛金が173億円投資有価証券が278億円となっています。全体として安定した財務体質を維持しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が106億円電子記録債務が23億円長期借入金が42億円となっています。有利子負債は前期末から減少傾向にあり、財務の健全性が高まっています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が48億円利益剰余金が260億円となっています。自己資本比率は49.4%と高水準を維持しており、財務基盤は引き続き安定しています。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は2.1%、ROE(自己資本当期純利益率)は5.4%となっています。前期と比べてROAは0.6ポイント、ROEは2.1ポイントそれぞれ上昇しており、資本効率の改善が進んでいます。これは主力事業の強化と収益性の向上によるものです。

キャッシュフロー

同社のキャッシュフローは良好な状況にあります。当第3四半期連結累計期間の営業キャッシュフローは34億円の収入となっており、投資活動によるキャッシュフローと財務活動によるキャッシュフローを合わせたフリーキャッシュフローは7億円の収入となっています。この結果、手元の現金及び現金同等物は72億円となっており、十分な資金を確保できている状況です。

配当の支払額

同社は、株主還元の観点から安定配当を実施しており、中間配当金は1株当たり4.5円を支払っています。また、期末配当を含めた年間配当金は9円を予想しています。ROEも改善傾向にあることから、今後も株主への利益還元を重視していくものと考えられます。

今後の展望

三谷産業株式会社は、主力事業の強化と環境関連事業への取り組みを通じて、持続的な成長を目指しています。特に、既存事業では樹脂・エレクトロニクス関連事業や情報システム関連事業が好調で、住宅設備機器関連事業でも新製品の投入など攻めの施策を展開しています。また、リサイクル炭素繊維事業の拡大など、環境に配慮した新規事業にも注力しています。今後も事業ポートフォリオの最適化を進め、収益性の向上と持続的な成長を実現していくことが期待されます。

編集部のまとめ

三谷産業株式会社は、主力の樹脂・エレクトロニクス関連事業や情報システム関連事業の好調な業績を背景に、売上高、経常利益ともに大幅に増加しました。特に経常利益率が2.8%まで上昇するなど、収益性の改善も進んでいます。また、財務面でも自己資本比率49.4%と高水準を維持しており、十分な資金を確保できています。今後も環境関連事業への取り組みなど、新分野への挑戦も期待できそうです。

三谷産業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

三谷産業株式会社の決算日は3月31日で、当四半期決算は2023年4月1日から12月31日の第3四半期連結累計期間の業績を報告しています。同社は、株主還元の観点から安定配当を実施しており、中間配当金は1株当たり4.5円、年間配当金は9円を予定しています。今後も、業績の拡大と収益性の向上に合わせて、株主への利益還元を強化していくものと考えられます。

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