株式会社Olympicグループの最新決算が発表されました！2024年3月1日から5月31日までの第1四半期の業績をご紹介します。同社は日本を代表する大手小売企業で、食品スーパーや専門店を中心に全国に展開しています。
企業情報
企業名: 株式会社Olympicグループ
証券コード: 82890
決算期: 2月末日
株式会社Olympicグループの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社Olympicグループの決算期は毎年2月末日です。第1四半期は3月1日から5月31日までの3カ月間となります。四半期報告書は四半期決算後約1.5カ月後に公表されます。
主な事業
株式会社Olympicグループは、食品スーパーマーケット、ディスカウントストア、専門店などを全国展開する大手小売企業です。食品や日用品、ペット用品、DIY用品など幅広い商品を取り扱っています。また、動物病院事業やサービス事業など関連分野にも進出しています。
今期の業績と利益率は？
当第1四半期の業績は、売上高が226億57百万円と前年同期比8.0%増加しました。営業利益は1億59百万円、経常利益は90百万円となり、前年同期比ではそれぞれ22.5%減、40.2%減となりました。利益率は低下したものの、売上高は順調に伸びています。
売上・利益の推移
過去1年間の売上高は845億62百万円、当期純損失は4億77百万円となりました。前期は赤字となりましたが、今期は経常利益が90百万円と黒字化しつつあります。今後の業績改善に期待が高まっています。
四半期連結貸借対照表について
2024年5月31日時点の総資産は728億73百万円となり、前期末比78億69百万円の増加となりました。負債合計は475億4百万円と82億85百万円増加し、純資産は253億68百万円と4億15百万円減少しています。
資産の部
流動資産は213億11百万円で主に現金及び預金、商品が増加しています。固定資産は515億62百万円でのれんの増加が主な要因です。
負債の部
流動負債は301億57百万円で買掛金の増加が目立ちます。固定負債は173億47百万円となり、長期借入金の増加が大きな要因です。
純資産の部
純資産は253億68百万円となり、利益剰余金の減少により4億15百万円減少しています。自己資本比率は34.8%と前期末から4.9ポイント低下しました。
ROAとROE
ROA（総資産利益率）は前期末のマイナス0.7%から今期第1四半期では0.0%となり、ROE（自己資本利益率）も前期末のマイナス1.9%から0.1%と改善傾向にあります。経営効率の改善と収益性の向上に期待が寄せられています。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュフローの状況は四半期連結キャッシュフロー計算書が開示されていないため、詳細は不明です。ただし、同社は資金繰りが安定しており、今後の事業展開に必要な資金を確保できる体制にあると考えられます。
配当の支払額
前期は1株当たり20円の期末配当を行いました。当期も同額の配当を予定しており、安定した配当政策を継続しています。株主還元に力を入れる同社の姿勢が評価されるでしょう。
今後の展望
株式会社Olympicグループは、食品スーパーマーケット事業の強化、ディスカウントストア事業の収益性向上、専門店事業の成長など、各事業領域での更なる競争力強化に取り組んでいきます。また、M&Aによる事業拡大や業務の効率化、コスト削減にも注力し、持続的な成長と企業価値の向上を目指します。
編集部のまとめ
株式会社Olympicグループの2024年3月期第1四半期決算は、売上高は前年同期比で増加したものの、経常利益は減少しました。しかし、資産・負債の状況は良好で、ROAやROEも改善傾向にあります。今後の業績回復と成長への期待が高まっています。引き続き、各事業での競争力強化やM&Aによる事業拡大、業務効率化などに注目が集まります。
株式会社Olympicグループの決算日や配当についてまとめました。
株式会社Olympicグループの決算日は2月末日です。第1四半期決算は3月1日から5月31日までの3カ月間となり、四半期報告書は四半期決算後約1.5カ月後に公表されます。配当は1株当たり20円の安定配当を継続しており、株主還元にも力を入れています。
