株式会社山形銀行の第212期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社山形銀行の直近の四半期決算結果をご紹介します。 この銀行は東北地方の山形県を中心に地域に根付いた金融サービスを提供しています。直近の四半期では、経常収益が前年同期比8.1%増加するなど、業績は順調に推移しています。安定したサービス提供とコスト管理に努め、地域に貢献し続ける山形銀行の決算内容をチェックしていきましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社山形銀行
証券コード: 83440
決算期: 2024年3月期

株式会社山形銀行の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社山形銀行の決算日は3月31日です。この四半期決算は、2023年4月1日から2023年12月31日までの第3四半期の決算となります。業績については、3月期の通期決算に向けて着実に進捗しています。

主な事業

株式会社山形銀行は、山形県を主な営業基盤とする地域金融機関です。個人・法人のお客様への貸出業務や預金・決済サービスの提供、有価証券投資、クレジットカード事業など、幅広い金融サービスを展開しています。また、子会社のリース会社やクレジット保証会社を通じ、多様な金融ニーズにお応えしています。地域に密着した金融サービスの提供が同行の強みです。

今期の業績と利益率は?

この四半期の業績は、経常収益が前年同期比7.9%増の434億円となりました。貸出金や有価証券の運用収益が増加しているほか、株式売却益などその他経常収益の増加も寄与しています。一方で、与信費用の増加などから経常利益は前年同期比34.8%減の32億円となりましたが、概ね計画通りの業績推移といえるでしょう。

売上・利益の推移

直近3期の業績推移を見ると、2022年3月期は経常収益1,287億円、経常利益55億円でしたが、2023年3月期は経常収益1,337億円、経常利益50億円とやや減益傾向にありました。 しかし、今回の第3四半期では経常収益が好転しており、通期での業績回復が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

同行の四半期連結貸借対照表を見ると、資産が31,043億円と前期末比1.3%減少しています。一方、負債は29,655億円と1.5%減少、純資産は1,387億円と3.8%増加しています。預金は前期末比1.7%減の2兆8,061億円となりましたが、貸出金は前期末比6.9%増の1兆9,182億円と拡大しました。

資産の部

有価証券が8,910億円と前期末比8.8%減少しましたが、貸出金が1兆9,182億円と大きく増加しています。これは国・地方公共団体向け貸出や一般貸出が増加したためです。現金預け金も前期末比33.3%減の1,668億円となっています。

負債の部

預金が2兆8,061億円と前期末比1.7%減少しました。公金預金や金融機関預金などが減少しているようです。一方で、借用金は前期末比0.5%増の1,204億円となっています。

純資産の部

純資産は1,387億円となり、前期末比3.8%の増加となりました。利益剰余金の積み上がりなどが要因と考えられます。自己資本比率は107.4%と良好な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前年同期の4.3%から4.5%に上昇し、ROEは前年同期の4.2%から4.5%に上昇しました。収益力の改善と、自己資本の効率的活用が進展していると評価できます。地域密着型の金融サービスの提供と、効率的な経営が両立できていることが、良好な収益性につながっています。

キャッシュフロー

当該四半期のキャッシュフロー計算書は作成されていませんが、前年同期のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローが206億円の増加となっています。一方、投資活動によるキャッシュフローは259億円の減少となっており、有価証券の取得などにより資金が流出しています。財務活動によるキャッシュフローは115億円の減少となりました。全体として、着実な営業活動による資金獲得と、必要な投資によりキャッシュポジションを確保している様子が伺えます。

配当の支払額

株式会社山形銀行は、配当性向を重視し、安定的な配当を続けています。2023年3月期の年間配当金は1株35円でした。 今回の第3四半期では中間配当として1株17.5円を実施しており、通期での配当予想は変わらない見通しです。 株主還元にも力を入れる同行の姿勢が窺えます。

今後の展望

株式会社山形銀行は、地域に密着した金融サービスの提供と、財務体質の強化に努める方針です。 預貸金や有価証券運用の収益力向上、経費削減などにより収益性の改善を図るとともに、地域の中小企業や個人のお客様への最適なソリューションの提供を目指しています。 引き続き地域に根ざした金融サービスを提供し、持続的な成長を目指す同行に期待が高まります。

編集部のまとめ

株式会社山形銀行の直近の四半期決算は、経常収益が前年同期比増加する好調な内容でした。地域密着型の金融サービスを提供し、安定した収益基盤を築いている同行の業績は堅調に推移しています。 借入金の増加や有価証券の減少などから、資産・負債構造にも一部変化がみられました。ROAやROEの改善も進んでおり、収益力の強化が進んでいると評価できるでしょう。 今後も地域に根差した金融機関としての役割を果たし、持続的な成長を遂げることが期待されます。

株式会社山形銀行の決算日や配当についてまとめました。

株式会社山形銀行の決算日は3月31日で、今回の四半期決算は2023年4月1日から2023年12月31日までの第3四半期の結果となります。配当については、2023年3月期の年間配当金は1株35円、今期の中間配当は1株17.5円が支払われています。今後も安定的な配当を継続する方針のようです。業績の好調さと、株主還元の重視が同行の特徴と言えるでしょう。

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