スルガ銀行株式会社の第213期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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スルガ銀行の2023年12月期第3四半期決算が注目されています。スルガ銀行は静岡県を中心とした地域密着の銀行で、個人ローンや預金などの小売金融に強みを持っています。今回の決算では、経常収益の減少や経常利益の減少などが明らかになりました。ただし、四半期包括利益は大幅に改善するなど、総合的には良好な業績となっています。今後の展望としては、地域密着とデジタル化の推進により、着実な事業展開が期待されます。

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企業情報

企業名: スルガ銀行株式会社
証券コード: 83580
決算期: 2024年3月期(第3四半期)

スルガ銀行株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

スルガ銀行の決算期は3月期で、第3四半期決算が2023年12月31日に行われました。2024年3月期の本決算は2024年5月頃に発表される見込みです。

主な事業

スルガ銀行は静岡県を中心とした地域密着型の銀行です。個人向けの住宅ローンや預金、企業向けの貸出金などの小売金融が主力事業です。また、クレジットカード事業やリース事業などにも展開しています。近年はデジタル化の推進にも力を入れており、利便性の高いサービスの提供を目指しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は減収減益となりました。経常収益は674億円と前年同期比56億円の減少、経常利益は177億円と54億円の減少となりました。一方、四半期包括利益は209億円と大幅に改善しました。利益率は減少しているものの、総合的には良好な業績が維持できている状況です。

売上・利益の推移

スルガ銀行の業績は近年安定的に推移しています。2023年3月期は経常収益が924億円、経常利益は133億円と堅調でした。ただし、2023年12月期第3四半期は前述の通り減収減益となっています。これは主に貸出金利息の減少によるものです。今後はデジタル化の推進や新たな業務展開により、収益力の回復が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

スルガ銀行の2023年12月期第3四半期末の総資産は3兆5,436億円となっています。前年度末比で96億円の減少です。主な変動は、貸出金が2兆524億円と378億円減少、一方で有価証券が3,294億円と315億円増加しています。負債は3兆2,524億円で、預金が3兆2,288億円と1,208億円減少しました。純資産は2,912億円と増加しており、自己資本比率は8.2%となっています。

資産の部

資産の部では、貸出金が減少しているものの、有価証券が増加しています。預金が減少しているため、貸出金残高も減少傾向にあります。一方、有価証券は国債などの保有が増えたことで増加しました。総資産は前年度末比で96億円減少しています。

負債の部

負債の部では、預金が減少しているのが特徴です。個人預金が276億円減少し、全体で1,208億円の減少となりました。これは、低金利環境下で個人顧客の資金需要が低迷していることが影響しています。

純資産の部

純資産は2,912億円と増加しました。これは主にその他有価証券評価差額金の増加によるものです。自己資本比率は8.2%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

スルガ銀行のROA(総資産経常利益率)は0.5%程度で安定的に推移しています。一方、ROE(自己資本利益率)は5%前後と比較的低めです。これは、貸出金残高の減少預金金利の低下などの影響で収益力が低下しているためです。今後は、デジタル化の推進や新たな収益源の開拓により、ROEの改善が期待されます。

キャッシュフロー

スルガ銀行のキャッシュフローは安定しています。営業活動によるキャッシュフローは堅調に推移しており、投資活動や財務活動によるキャッシュフローも概ね均衡が取れています。今後は、着実な事業展開と効率的な資金運用により、良好なキャッシュフローの維持が期待されます。

配当の支払額

スルガ銀行は、株主還元として安定的な配当を実施しています。2023年3月期は1株当たり13円の配当を行っており、2023年12月期の中間配当も1株当たり7円を行っています。今後も、収益状況に合わせて適切な配当を行っていくことが期待されます。

今後の展望

スルガ銀行は、地域密着型銀行としての強みを活かしつつ、デジタル化の推進にも取り組んでいます。個人・法人向けの金融サービスの向上と、顧客ニーズに合った新商品の開発により、着実な業績回復が期待されます。また、株式会社クレディセゾンとの資本業務提携も進めており、シナジー効果の発揮が注目されます。スルガ銀行は静岡県を中心に地域に根差した経営を継続し、さらなる飛躍が期待されます。

編集部のまとめ

スルガ銀行の2023年12月期第3四半期決算は減収減益となりましたが、四半期包括利益は大幅に改善しています。総資産も3兆5,400億円超と健全な水準を維持しており、財務基盤は安定しています。今後はデジタル化の推進クレディセゾンとの提携などにより、収益力の回復が期待されます。安定配当も続けられており、株主還元も充実しています。地域に根差した銀行として、今後の成長が注目されます。

スルガ銀行株式会社の決算日や配当についてまとめました。

スルガ銀行の決算期は3月期で、第3四半期決算は2023年12月31日に行われました。2024年3月期の本決算は2024年5月頃に発表される見込みです。配当については、2023年3月期は1株当たり13円、2023年12月期の中間配当は1株当たり7円を実施しており、今後も適切な配当政策が続けられると期待されます。

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