こんにちは、清水銀行の決算報告をお読みいただきありがとうございます。静岡県の地域金融機関である清水銀行は、地域に根ざした銀行として地域のお客様のニーズに丁寧に寄り添いながら、着実な成長を続けています。
企業情報
企業名: 株式会社清水銀行
証券コード: 83640
決算期: 2023年3月期
株式会社清水銀行の決算日・決算時期(スケジュール)は?
清水銀行の決算期は3月期で、年1回の決算を行っています。 四半期ごとにも四半期決算を実施しており、今回の報告は2023年12月期第3四半期の決算報告となります。
主な事業
清水銀行は、静岡県を中心とした地域金融機関です。預金業務、貸出業務、為替業務をはじめ、投資信託やリース・クレジットカード業務、信用保証業務など幅広い金融サービスを提供しています。 これらの事業を通じて、地域経済の発展と地域社会の繁栄に貢献することが清水銀行の使命です。
今期の業績と利益率は?
今期の経常収益は231億81百万円と前年同期比で16.11%の増加、経常利益は10億41百万円と前年同期比で39.65%の減少となりました。 利益率については、経常利益率は4.50%となりました。
売上・利益の推移
清水銀行の経常収益は、2022年度第3四半期が215億69百万円、2023年度第3四半期が231億81百万円と増加傾向にあります。一方、経常利益は2022年度第3四半期が26億25百万円、2023年度第3四半期が10億41百万円と減少しています。 これは、資金調達費用の増加などが影響しているものと見られます。
四半期連結貸借対照表について
清水銀行の総資産は、前期末比678億円減少の1兆8,212億円となりました。 資産の内訳では、貸出金が90億円増加の1兆2,543億円、有価証券が34億円減少の3,251億円となっています。 一方、負債では預金が244億円増加の1兆5,673億円となっています。
資産の部
清水銀行の資産の中心は、貸出金と有価証券です。 貸出金は1兆2,543億円と前期末比90億円増加し、地域の資金需要に積極的に応えています。 有価証券は3,251億円と前期末比34億円減少しているものの、引き続き機動的な運用を行っています。
負債の部
負債の中心は預金で、1兆5,673億円と前期末比244億円増加しています。 これは、地域に密着した営業基盤の拡充に努めた結果です。 また、借用金は118,415百万円と前期末比8,270百万円減少しています。
純資産の部
純資産は75,158百万円と前期末比2,999百万円増加しています。 この背景には、利益剰余金の増加などがあります。 自己資本比率は3.89%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
清水銀行のROA(総資産経常利益率)は0.45%、ROE(自己資本当期純利益率)は1.17%となっています。 前年同期比でROAは0.57ポイント、ROEは0.61ポイントそれぞれ低下しています。 これは、経常利益の減少が主な要因と考えられます。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成を省略しているため詳細は不明です。 ただし、預金の増加や貸出金の増加など、営業活動を中心とした資金の増減がある見込みです。
配当の支払額
清水銀行は、株主の皆さまに対する利益還元を重視しており、1株当たりの年間配当金は60円を予定しています。 このうち、中間配当金として1株当たり30円を2023年12月に支払っています。
今後の展望
清水銀行は、地域密着型金融の実践を経営の基本方針に掲げ、地域経済の発展と地域社会の繁栄に貢献することを目指しています。 今後も、お客さまの多様化するニーズにきめ細かく対応しつつ、持続可能な成長を実現していく方針です。
編集部のまとめ
清水銀行は、静岡県を中心とした地域金融機関として、地域密着型の経営を実践しています。 今期の業績は、経常収益が増加したものの経常利益が減少する結果となりました。 しかし、預金の増加や貸出金の増加など、基盤は着実に強化されています。 今後も、地域に根差した金融サービスの提供を通じて、持続可能な成長を目指していくことが期待されます。
株式会社清水銀行の決算日や配当についてまとめました。
清水銀行の決算期は3月期で、年1回の本決算に加えて四半期ごとにも四半期決算を実施しています。 また、1株当たりの年間配当金は60円を予定しており、そのうち中間配当として30円を支払っています。 清水銀行は株主の皆さまへの利益還元を重視しているようです。