株式会社 百五銀行の第209期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社百五銀行の直近の決算結果をご報告します。百五銀行は、三重県・愛知県を中心に展開する地域密着型の金融機関です。今回の決算は、持ち直す経済の中で、貸出金や預金が増加傾向にあり、好調な業績を示しました。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社 百五銀行
証券コード: 83680
決算期: 2023年3月期

株式会社 百五銀行の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社百五銀行の決算日は3月31日です。そのため、第3四半期の決算報告は2023年2月6日に行われました。

主な事業

株式会社百五銀行は、三重県と愛知県を中心に店舗網を広げる地域密着型の銀行です。個人向けの預金・貸出や法人向けの融資・コンサルティングなどの銀行業務を主力事業としています。また、グループ会社のリース会社を通じてリース業務も手掛けています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の連結業績は、経常収益852億34百万円経常利益166億32百万円親会社株主に帰属する四半期純利益119億77百万円と、前年同期と比較して増収増益となりました。特に、貸出金利息や有価証券利息配当金の増加により、経常収益が大幅に伸びています。

売上・利益の推移

過去3年間の業績を見ると、経常収益は堅調に推移しています。経常利益は2021年度に一時的な減益となりましたが、2022年度は増益に転じ、当第3四半期も前年同期を上回る好調な結果となりました。今後も、安定した収益基盤を維持しつつ、更なる業績向上が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の総資産は7兆7,711億円と、前期末から2,534億円増加しています。主な増加要因は、貸出金の増加有価証券の増加です。一方、負債は7兆3,394億円と、前期末から2,213億円増加しており、その主な内訳は預金の増加です。

資産の部

資産の部では、貸出金が4兆7,918億円と前期末から2,452億円増加しました。また、有価証券が1兆4,531億円と前期末から612億円増加しています。これらの増加により、総資産が大きく膨らんでいます。

負債の部

負債の部では、預金が5兆8,785億円と前期末から1,382億円増加しています。この預金の増加が、総負債の増加の主な要因となっています。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が3,126億円その他の包括利益累計額が1,189億円と、前期末から増加しています。この結果、純資産合計は4,317億円となり、自己資本比率は5.55%を確保しています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は0.29%、ROE(自己資本利益率)は4.45%と、両指標とも前年同期を上回る水準となりました。ROAについては、経常利益の増加が、ROEについては親会社株主に帰属する四半期純利益の増加が、それぞれ主な要因となっています。

キャッシュフロー

当行は、営業活動によるキャッシュ・フローが良好に推移しています。預金の増加や貸出金の増加などが主な要因です。また、投資活動によるキャッシュ・フローも、有価証券の取得・売却などにより、プラスとなっています。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は1兆3,019億円となり、良好な財務基盤を維持しています。

配当の支払額

当第3四半期では、2023年6月の定時株主総会で1株当たり7円の中間配当が決議されました。さらに、2023年11月には創立145周年記念配当を含む1株当たり8円の中間配当が支払われています。株主還元の充実が図られています。

今後の展望

百五銀行は、地域密着型の金融サービスを通じて、地域に根付いた銀行として事業を展開しています。今後も、個人・法人向け貸出の拡大手数料ビジネスの強化などに取り組み、収益力の向上を図っていく方針です。また、DXの推進や本業支援の強化など、変化する顧客ニーズに的確に対応し、持続的な成長を目指していきます。

編集部のまとめ

株式会社百五銀行は、当第3四半期の業績が順調に推移しており、預金・貸出金の増加などにより、経常収益・経常利益・純利益ともに前年同期を上回る好結果となりました。足元の経営環境は厳しさを増す中でも、地域に密着した金融サービスを提供し続けることで、安定的な収益基盤を築いています。今後も、顧客ニーズに応えながら、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

株式会社 百五銀行の決算日や配当についてまとめました。

株式会社百五銀行の決算日は3月31日で、第3四半期の決算報告は2023年2月6日に行われました。また、当期の配当は1株当たり7円の中間配当と、創立145周年記念配当を含む8円の中間配当が支払われています。株主還元の充実も図られています。

タイトルとURLをコピーしました