みずほリース株式会社の第55期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

信販・リース
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

みずほリース株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。業績は好調で、売上高は前年同期比47.9%増加の5,027億円、営業利益は12.5%増の300億円となりました。このように順調な決算内容となっています。

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企業情報

企業名: みずほリース株式会社
証券コード: 84250
決算期: 2023年3月期

みずほリース株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

みずほリース株式会社の決算日は3月31日で、上場企業の決算スケジュールに準拠しています。第3四半期決算は2023年12月31日が期末となります。

主な事業

みずほリース株式会社は、リース・割賦、ファイナンス、その他の3つの主要セグメントで事業展開しています。リース・割賦では、産業工作機械や不動産などのリース取引を行っています。ファイナンスでは、商流ファイナンスなどの金融サービスを提供しています。その他では、再生可能エネルギー関連事業などにも取り組んでいます。幅広い事業領域で活躍する総合リース会社です。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は5,027億円と前年同期比47.9%の大幅増加となりました。一方、営業利益は300億円と12.5%増加しています。これにより、売上高営業利益率は6.0%と前年同期比0.5ポイント改善しています。リース・割賦と不動産関連の強化などが業績を牽引しました。

売上・利益の推移

みずほリース株式会社の直近3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は増加基調にあります。前期は5,297億円、当第3四半期では5,027億円と大幅な増加となっています。一方、営業利益は300億円前後で推移しており、安定的な業績を維持しています。売上高の増加と利益の安定がみられる決算内容です。

四半期連結貸借対照表について

四半期連結貸借対照表では、資産合計が3兆1,706億円となり、前期末から2,160億円増加しました。負債合計は2兆8,488億円で、有利子負債が2兆6,856億円と前期末比1,531億円増加しています。一方、純資産合計は3,218億円と前期末比459億円増加し、自己資本比率は9.5%となりました。

資産の部

資産の部では、リース・割賦、ファイナンスなどの営業資産が2兆7,200億円と前期末から1,398億円増加しています。これらの営業資産が総資産の大部分を占めており、リース事業の拡大が資産の増加につながっています。

負債の部

負債の部では、有利子負債が2兆6,856億円と前期末比1,531億円増加しています。短期借入金や社債などが増加しており、リース事業の拡大に合わせて資金調達が行われています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が2,009億円と前期末比194億円増加しています。配当の支払いがある一方で、当期純利益の積み上げにより純資産が拡大しています。自己資本比率は9.5%と一定の水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは1.2%、ROEは9.5%となっています。前年同期と比べて、ROAは0.1ポイント上昇、ROEは0.3ポイント上昇しています。資産効率の改善とともに、自己資本の有効活用が進んでいることが確認できます。リース事業の拡大に伴う収益力向上が両指標の改善につながっています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動キャッシュ・フローが398億円のプラスとなりました。一方で、投資活動キャッシュ・フローは138億円のマイナスとなっています。財務活動キャッシュ・フローは482億円のマイナスとなっており、配当金の支払いなどによるものです。全体としては、現金及び現金同等物は36億円の増加となっています。

配当の支払額

今期の期末配当金は83円、中間配当金は82円となっています。前期の年間配当金は147円でしたので、今期は年間165円の配当を予定しています。増収増益に伴い、配当水準の引き上げが行われています。株主還元の強化が評価できるでしょう。

今後の展望

みずほリース株式会社は、中期経営計画2025において、グローバル分野での事業拡大を目指しています。インドのRent Alpha社の買収などにより、海外での事業基盤を強化しています。国内外でのリース事業の一層の拡大と収益力の向上が期待されます。今後も健全な財務体質のもと、着実な業績拡大が見込まれる企業です。

編集部のまとめ

みずほリース株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高、営業利益ともに大幅な増加となりました。リース・割賦事業の好調や不動産関連の強化などが業績を後押ししています。財務面でも、資産と有利子負債が増加するなか、自己資本比率も一定水準を維持しており、健全な経営状態にあると評価できます。今後も国内外でのリース事業の拡大により、さらなる成長が期待されます。

みずほリース株式会社の決算日や配当についてまとめました。

みずほリース株式会社の決算日は3月31日で、上場企業の決算スケジュールに合わせています。当期の配当は年間165円を予定しており、増収増益に伴う株主還元の強化が特徴的です。今後も安定した業績と健全な財務基盤のもと、持続的な成長が期待できる企業といえるでしょう。

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