東京センチュリー株式会社の第55期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

信販・リース
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

東京センチュリー株式会社の決算報告書が発表されました。高収益が続く好調な決算内容となっています。創業から60年近くもの歴史を持つリース・ファイナンス業界のリーディングカンパニーである同社は、オートモビリティやスペシャルティ事業など、多角的な事業展開で着実に業績を伸ばし続けています。大きな成長が期待されるこの企業の今後の動向に注目です。

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企業情報

企業名: 東京センチュリー株式会社
証券コード: 84390
決算期: 2023年3月期

東京センチュリー株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東京センチュリー株式会社の決算期は3月31日です。第3四半期の決算報告書は、2024年2月9日に発表されています。

主な事業

東京センチュリー株式会社は、リース・ファイナンス事業を中核としています。情報通信機器、事務用機器、産業工作機械、輸送用機器などのリース・ファイナンスを提供しています。また、オートモビリティ事業では、法人・個人向けのオートリース、レンタカー、カーシェア事業などにも取り組んでいます。さらに、スペシャルティ事業として、航空機やインフラ関連の事業も手掛けています。近年は環境インフラ事業にも力を入れており、再生可能エネルギー関連の事業等を展開しています。

今期の業績と利益率は?

東京センチュリー株式会社の当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が1兆34億円経常利益が912億円となりました。国際事業やオートモビリティ事業の好調な業績を受け、前年同期に比べ売上高は4.7%増加経常利益は10.4%増加と、大幅な増益となりました。特にオートモビリティ事業の営業利益は前年同期比41%増加と、高い収益性を維持しています。

売上・利益の推移

東京センチュリー株式会社の売上高は958億円から1兆3億円と、着実に増加傾向にあります。一方、経常利益は826億円から912億円に増加しました。過去3年間の業績をみると、売上高、経常利益ともに順調に伸びていることが分かります。

四半期連結貸借対照表について

東京センチュリー株式会社の四半期連結貸借対照表をみると、資産、負債、純資産のすべての項目で前期末から増加していることが分かります。特に資産合計は6兆3,562億円と、大幅に増加しています。

資産の部

資産の部では、リース債権及びリース投資資産が1兆3,290億円営業貸付債権が4,658億円などと、リース・ファイナンス事業を中心とした資産が大きな割合を占めています。また、営業投資有価証券が4,029億円と増加しています。

負債の部

負債の部では、有利子負債が4兆6,693億円と大幅に増加しています。これは、事業拡大に伴う設備投資や営業貸付債権の増加に対応するための資金調達を行ったことによるものです。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が5,098億円為替換算調整勘定が2,242億円と大幅に増加しており、自己資本比率は14.4%となっています。

ROAとROE

東京センチュリー株式会社のROAは前期12.5%から当第3四半期14.4%と上昇しており、ROEも前期9.7%から当第3四半期11.6%と上昇しています。これは、営業活動の効率化や各事業の収益性の改善、ならびに自己資本の充実などに起因するものと考えられます。

キャッシュフロー

東京センチュリー株式会社のキャッシュフローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,164億円の収入となっています。これは主に、税金等調整前四半期純利益の増加によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは1,136億円の支出となっており、事業拡大に向けた設備投資を行っているものと考えられます。

配当の支払額

東京センチュリー株式会社は、株主還元の一環として、期末配当と中間配当を実施しています。当第3四半期では、中間配当として1株当たり100円を支払っています。過去3年間の配当金推移を見ると、業績の拡大に伴い配当金も着実に増加してきており、株主への利益還元に力を入れていることがわかります。

今後の展望

東京センチュリー株式会社は、中長期的な成長戦略として、環境インフラ事業の強化に注力しています。再生可能エネルギー関連事業の拡大を通じて、脱炭素化への貢献を目指しています。また、従来強みのあるオートモビリティ事業やスペシャルティ事業においても、さらなる収益力の向上を図っていく方針です。今後も、多様な事業ポートフォリオを活かしながら、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

編集部のまとめ

東京センチュリー株式会社の決算は、主要事業における好調な業績を背景に、売上高、経常利益ともに大幅な増加を果たしました。特に、収益性の高いオートモビリティ事業の好調が目を引きます。一方で、財務体質の強化にも取り組み、自己資本比率の向上などを実現しています。今後も、環境関連事業の強化など、新たな成長分野の開拓にも期待が高まっています。引き続き、同社の動向に注目していきたいと思います。

東京センチュリー株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東京センチュリー株式会社の決算期は3月31日で、第3四半期の決算報告書は2024年2月9日に発表されました。また、同社は期末配当と中間配当を実施しており、当第3四半期では1株当たり100円の中間配当を支払っています。過去3年間の配当金推移を見ると、業績の拡大に伴い配当金も着実に増加してきており、株主への利益還元に力を入れていることがわかります。

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