株式会社豊和銀行の第106期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、株式会社豊和銀行の決算報告書を分析しました。四半期決算の内容をわかりやすくお伝えしたいと思います。

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企業情報

企業名: 株式会社豊和銀行
証券コード: 85590
決算期: 2023年4月1日~2024年3月31日

株式会社豊和銀行の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社豊和銀行の決算日は3月31日です。決算期は4月1日から翌年3月31日までの1年間となっています。四半期決算は、第1四半期(4月~6月)、第2四半期(7月~9月)、第3四半期(10月~12月)、第4四半期(1月~3月)と行われます。

主な事業

株式会社豊和銀行は、地域金融機関として、大分県を中心に営業を展開しています。個人のお客様には、預金・ローン・投資信託などの各種金融サービスを提供しています。また、法人のお客様には、融資やコンサルティングなど、地域の中小企業・小規模事業者の経営改善支援にも力を入れています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の経常収益は83億60百万円となり、前年同期比で9億9百万円の増加となりました。一方で経常費用も増加し、経常利益は9億96百万円、四半期純利益は9億円となりました。

売上・利益の推移

過去3年間の推移を見ると、経常収益は増加傾向にあります。一方で経常費用も増加しており、経常利益はやや減少傾向にあります。四半期純利益は前年同期比で111百万円減少しましたが、依然として高水準を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社豊和銀行の四半期連結貸借対照表は以下の通りです。

資産の部

総資産は6,242億55百万円と前事業年度末比45億23百万円の増加となりました。主な内訳は、貸出金4,222億47百万円、有価証券1,070億31百万円などです。

負債の部

負債合計は5,910億37百万円で、前事業年度末比35億63百万円減少しました。預金5,740億88百万円が主な内訳となっています。

純資産の部

純資産合計は332億18百万円となり、前事業年度末比48億60百万円の増加となりました。自己資本比率は5.18%と高水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社豊和銀行のROA(総資産利益率)は1.44%、ROE(自己資本利益率)は2.71%となっています。前年同期に比べROAは若干低下しましたが、依然として良好な水準を維持しています。ROEも安定した高水準を保っており、収益性が高い企業であるといえます。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローは増加しました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは減少しています。財務活動によるキャッシュ・フローは配当の支払いなどにより減少しました。全体としては、前年同期に比べキャッシュ・ポジションが改善しています。

配当の支払額

当期の配当は以下の通りです。
普通株式:1株当たり10円
B種優先株式:1株当たり8円
D種優先株式:1株当たり111円
E種優先株式:1株当たり200円

今後の展望

株式会社豊和銀行は、地域の中小企業・小規模事業者に対する持続的な金融仲介機能の発揮や経営改善支援に一層注力していく方針です。また、自己資本の維持・増強にも積極的に取り組むことで、地域金融機関としての機能を高めていく考えです。

編集部のまとめ

株式会社豊和銀行の決算では、経常収益の増加や自己資本比率の高水準維持など、全体としては良好な業績を示しています。一方で、経常利益や四半期純利益が減少傾向にあるのは課題といえます。今後は、地域密着型の金融機関として、中小企業・小規模事業者への支援強化や自己資本の充実に注力していくことが期待されます。

株式会社豊和銀行の決算日や配当についてまとめました。

株式会社豊和銀行の決算日は3月31日で、年に4回の四半期決算を行っています。配当は普通株式、優先株式それぞれで支払われており、優先株式の配当は高水準に設定されています。今後も安定した収益基盤を維持し、地域経済への貢献を果たしていくことが期待されます。

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