株式会社大和証券グループ本社の第87期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

大和証券グループの直近の決算報告を見てみましょう。株式会社大和証券グループ本社は、証券会社をはじめとする金融サービス業を中心に事業を展開する大手企業です。今回の2023年3月期第3四半期決算では、営業収益は前年同期比58.2%増の9,054億円と大幅な増収となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社大和証券グループ本社
証券コード: E03753
決算期: 3月期

株式会社大和証券グループ本社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社大和証券グループ本社の決算期は3月期で、第3四半期決算2023年12月31日に締めくくられました。通常の上場企業と同様に、年間の決算発表は6月頃に行われます。

主な事業

株式会社大和証券グループ本社は、証券会社を中核とする金融グループです。主な事業内容は、リテール部門、ホールセール部門、アセット・マネジメント部門、投資部門の4つで構成されています。証券会社としての伝統的な業務に加え、資産運用や投資といった業務も展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は、営業収益9,054億円、純営業収益4,263億円、経常利益1,178億円と、いずれも前年同期を大きく上回る好調な数字となりました。経常利益の増加率は110.0%と、大幅な伸びを示しています。これは、株式や債券の取引が好調だったことなどが要因です。

売上・利益の推移

大和証券グループの売上高と利益は、直近の3年間で堅調に推移しています。2021年3月期は営業収益7,967億円、経常利益869億円でしたが、2022年3月期には営業収益8,660億円、経常利益869億円と増収増益となりました。そして今期第3四半期では、前述の通り営業収益9,054億円、経常利益1,178億円と、さらなる業績拡大が見られます。

四半期連結貸借対照表について

大和証券グループの直近の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計31兆7,343億円と前期末から20.1%増加しています。一方、負債合計30兆56億円で前期末比21.3%増純資産合計1兆7,287億円で前期末比3.2%増となっています。

資産の部

資産の部では、現金・預金が4兆5,766億円有価証券担保貸付金が12兆5,263億円と大きな割合を占めています。これは証券会社ならではの特徴で、顧客の取引を支える資産が大きくなっています。

負債の部

負債の部では、有価証券担保借入金が12兆803億円銀行業における預金が4兆5,103億円が主な項目となっています。こちらも証券会社の特性として、有価証券関連の取引に付随する負債が大きくなっています。

純資産の部

純資産の部は1兆7,287億円となっており、利益剰余金が9,218億円と大きな割合を占めています。また、自己株式は1,071億円となっています。

ROAとROE

大和証券グループのROA(総資産利益率)は4.9%ROE(自己資本利益率)は5.3%となっています。前期と比べると、ROAは0.4ポイント低下しましたが、ROEは0.4ポイント上昇しています。証券業界の特性として、総資産が大きくなりがちで、ROAが低目となるのが特徴です。一方でROEは堅調に推移しており、株主資本の効率的な運用ができていると評価できます。

キャッシュフロー

大和証券グループのキャッシュフローは、主に営業活動によるキャッシュフローが大きな影響を及ぼしています。証券業の特性として、有価証券関連の取引が多いため、営業キャッシュフローの変動幅が大きくなりがちです。直近の決算では、営業キャッシュフローが8,832億円の支出超となっていますが、これは顧客の取引に伴う資金の増減が大きかったためと考えられます。

配当の支払額

大和証券グループは、2023年度第2四半期の配当金を1株当たり19円と発表しています。前年同期の1株当たり11円と比べて大幅に増額しています。これは業績が好調だったことを反映したものと言えるでしょう。株主還元にも力を入れている同社の姿勢が窺えます。

今後の展望

大和証券グループは、持続可能な経営を目指しているとされています。金融サービスのデジタル化や、ESG投資の活性化など、時代のニーズに合わせた事業展開を図っています。特に、アセットマネジメント部門やグローバル事業の強化に注力しており、今後の業績拡大が期待されます。

編集部のまとめ

大和証券グループは、証券会社を中核とする金融グループとして着実に業績を伸ばしています。直近の第3四半期決算では、営業収益、純営業収益、経常利益がいずれも大幅な増加を示しました。また、資産は31兆円規模と大型化が進む一方で、自己資本利益率は5.3%と高水準を維持しています。今後も、デジタル化やサステナビリティへの取り組みを強化し、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

株式会社大和証券グループ本社の決算日や配当についてまとめました。

株式会社大和証券グループ本社の決算期は3月期で、第3四半期決算は2023年12月31日に締めくくられました。また、同社は2023年度第2四半期の配当金を1株当たり19円と発表しています。これは前年同期の1株当たり11円から大幅な増額となっており、業績好調を反映した株主還元策と言えます。

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